3/20【NOAH】“奇声競演"で意外や息ピタリ GTLへ杉浦&KAZMAが快勝始動
『Spring Navig. 2019』大阪・豊中市立ローズ文化ホール(2019年3月20日)
○杉浦貴&KAZMA SAKAMOTOvsマイバッハ谷口&熊野準×
グローバル・タッグリーグ戦(GTL)出場が決まった杉浦&KAZMA組が始動。スムーズなタッチワークや“奇声競演"をみせるなど、初タッグとは思えぬチームワークで快勝スタートを決めてみせた。
3・10横浜文体大会での一騎打ちを経てタッグ結成と相成った杉浦とKAZMA。初めて実際に組んだこの日は、序盤からスムーズなタッチワークをみせ、中盤過ぎにはKAZMA得意の“奇声つき串刺し攻撃"を杉浦もマネる、まさかの“奇声競演"まで実現した。最後はマイバッハの足をKAZMAが場外から引っ張ってアシストするなか、杉浦が予選スラムで熊野を仕留めてみせた。
意外にも息もピタリな“始動戦"。コメントでも「誇張して書け」と異口同音に無理難題を突きつけて息ピッタリ?だった。
これまでリング上ではストロング&ストイックな面が際立ってきた杉浦だが、KAZMAと組むことでブラインドを突いたタッチワークをみせたり、先述の“奇声"を発したりと、変化球がブレンドされた“新境地"もチラリ。KAZMAは「新鮮だよね。いろいろ考えてるから。“タッグを組むだけ"じゃないから。ちゃんと見てるから」と強調。あらゆる意味で手応えを得た様子だった。
【試合後の杉浦&KAZMA】
――初めて組んでみての感想は?
▼杉浦「お前どう思うよ?_」
――息が合っていたように思うが?
▼杉浦「そのまま書け。少し誇張して書け!」
――KAZMA選手は?
▼KAZMA「どう思いました?」
――杉浦選手がブラインドを突いてタッチしていたのは新鮮だった
▼KAZMA「そう。新鮮だよね。いろいろ考えてるから。“タッグを組むだけ"じゃないから。ちゃんと見てるから。少し誇張して書いといて」
――タッグリーグに向けて気になるチームや、今のタッグ戦線に何か思うことは?
▼杉浦「全部に負けたくないよ」
▼KAZMA「全部でしょう。負けていいチームなんてないよ。てか勝つに決まってんじゃん。あとマイバッハ谷口。こういう時になると、ちょっとはやる気出すんだな。だったら俺と組んでた時から、普段からもっとやれよ。強敵が出てこないとできないんじゃなくて、自分でテーマ見つけくぐらい、どうにかしようぜ。いざとなったら、できんじゃねえかよ。それを普段から見せてくれてたら、フーリガンズ、少しは変わってたかもしれないな。ま“たられば"の話だけどね」
――元フーリガンズのマイバッハ&火野組とタッグリーグで当たるが?
▼KAZMA「すげー怖いよね、火野が。谷口が火野の存在感を食うくらいになったらホントに優勝候補じゃねえか? ホントにそう思うよ。でもアソコ、きっと(火野の)ワンマンだろうから。谷口の頑張り次第。頑張ってくれよ、ホントに」