プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/24【全日本】新兵器携えてCC初制覇へ 野村が大型対策の関節技を習得中

『2019 DREAM POWER SERIES』宮城・女川町総合体育館(2019年3月24日)
○野村直矢vs丸山敦×

 三冠最年少戴冠記録更新を狙う野村がチャンピオン・カーニバル初優勝へ向け、大型対策の関節技を習得中であることを明かした。

 至宝ベルトへの早期再挑戦と史上最年少戴冠記録更新を見据える野村は、春の祭典初制覇をその足がかりとするつもりだ。初挑戦となった3・19後楽園大会で宮原に敗れたことで、「チャンピオン・カーニバルに向けて、マキシマム以外にも自分にもっと武器が必要」と痛感している。そこで野村は今ひそかに着手していることがある。

 それは新技の習得だ。野村にとって最上級のフィニッシュホールドはマキシマムだが、大型選手の多い全日マットにおいては、確実に決められるとは断言しづらい。そこで野村は「全日本はみんな大きいんで、関節技をうまく使って動きを止めるというか、それで仕留める気持ち」で大型対策も含んだ新関節技をマスターすることを決めた。「今、練習中で研究中」という野村は「だんだんイメージはできてるんで、あとはもっと練習して自分のモノにするしかない」と誓うばかり。現段階で50〜60%の仕上がりというが、カーニバル開幕まで時間はまだある。「開幕する頃には使える状態にしたい」と完成度を高める構えをみせた。

 どんな技なのか具体的に明かさなかったが、この日、丸山との一騎打ちでみせたスタンドでのリバースチキンウイングがその一端かもしれない。カーニバルへ向けた原動力は言うまでもなく三冠ベルト獲り。最年少戴冠記録を更新し、「全日本の顔」となるためにも、野村は新兵器を引っ提げて春の祭典に臨む。

【野村の話】「この前の三冠戦もそうだったんですけど、全日本プロレスってみんな大きいじゃないですか。チャンピオン・カーニバルに向けて、マキシマム以外にも自分にもっと武器が必要と感じて。ここで新しい関節技を習得したいなと思いまして、今、練習中で研究中です。だんだんイメージはできてるんで、あとはもっと練習して自分のものにするしかないと思うんで。カーニバルまでには完成させたいですね。まだ50か60%ぐらいなんで、練習して自分のモノにして、開幕する頃には使える状態にしたいと思ってます。さっき言ったように全日本はみんな大きいんで、関節技をうまく使って動きを止めるというか、それで仕留める気持ちで大きな武器を引っ提げてカーニバルに臨んでいきたいと思います」

プロ格 情報局