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3/31【ZERO1】ジュニア2冠王者SUGIがVM新メンバー・RAICHOに屈辱敗戦

『奉納プロレス 第16回大和神州ちから祭り』東京・靖国神社相撲場(2019年3月31日)
○RAICHO&将軍岡本vs佐藤耕平&SUGI×

 ジュニア2冠王者のSUGIがブードゥーマーダーズ(VM)の新メンバーである“青SUGI"RAICHOに完敗。屈辱を受けたSUGIは再戦をアピールした。

 VMの新メンバー・RAICHOが初登場。岡本と組んで、耕平&SUGIと第4試合で対戦した。SUGIは3・10博多でジュニア2冠王座を防衛したばかりだ。

 RAICHOはこれまで何度も乱入を繰り返してきた“青バージョンのSUGI"だった。のっけからスピーディな動きでSUGIと競り合う。代わった岡本と耕平は相撲対決で火花。相撲出身の岡本がパワーで制した。

 場外戦になると、SUGIとRAICHOが再び激突。SUGIは客席後方にあるトイレの上に乗って、ダイブ攻撃を狙ったが、トラースキックで逆に蹴落とされて失敗に。それでも、耕平の肩に乗ってのダイビングボディアタックを披露した。リングに戻ると、代わる代わるに攻撃されたものの、SUGIはスクリューハイキックを岡本に突き刺して、ピンチを脱した。

 代わった耕平がミドルキックやファルコンアローで畳みかけるが、岡本も相撲流のぶちかましやツッパリ、低空ショルダータックルで挽回。耕平がジャーマンでやり返しても、岡本がすぐにショルダータックルを放って両者大の字に。ここでSUGIとRAICHOが同時にタッチをもらってリングに飛び込んだ。

 SUGIはダイブ式の飛びつきフランケンやトップロープ上での619、ライオンサルトで圧倒。耕平が串刺しニー、ダイビングニードロップで援護射撃すると、SUGIはトップロープの上を華麗にダッシュして串刺しドロップキックを放つ。さらに、耕平がファルコンアローの要領でSUGIをRAICHOに叩きつけて追い討ちした。

 しかし、岡本が横やりを入れ、SUGIにDDTを敢行。すると、RAICHOはトラースキック、ロックボトム、その場飛び式シューティングスタープレスと大技ラッシュを浴びせた。SUGIもその場飛び式スパニッシュフライで抵抗したが、続くフランケンは空転。すかさずRAICHOが八幡宮(シットダウン式ラストライド)でジュニア2冠王者から完璧な3カウントを奪い取った。

 試合後、RAICHOから挑発されてもSUGIは自力で動けず、耕平に担がれてバックステージへ。RAICHOはノーコメントだったため、今後の動きは不明だが、耕平は「もう1回、あの青いのと将軍とやって、きっちりと。今日みたいなお祭り気分な大会じゃないところで、きっちりとZERO1の怖さを見せてやろうかなと思いました」と再戦を要求。SUGIは「得体の知れない選手ですけど、もう1回、組んでくれれば、必ず勝ちます」と唇を噛んだ。

【試合後の耕平&SUGI】
▼耕平「なんだあれ? RAICHO? なんだ、あれは。SUGIの色違いと思ったけど、SUGIがここまでやられるとは想像してなかったんで。きっと実力のある選手なんだと思います。が、パッと出てきて、1回勝ったぐらいで終わらせるような俺らではないので、調子づかないほしい。調子こくんじゃねえ。将軍に関しても、橋本さんが靖国神社で奉納プロレスをやると言ってから今日で16回目。橋本さん縁の場所で将軍がわかったようなことをしやがって。意識してやっているのか、腹立つな、クソ。もう1回、あの青いのと将軍とやって、きっちりと。今日みたいなお祭り気分な大会じゃないところで、きっちりとZERO1の怖さを見せてやろうかなと思いました」

▼SUGI「得体の知れない選手ですけど、もう1回、組んでくれれば、必ず勝ちます」

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