4/14【NOAH】小峠“覚悟の頭突き"で杉浦大流血も KAZMAが長井沈めて2連勝
『GLOBAL TAG LEAGUE 2019』北海道・札幌マルスジム(2019年4月14日)
「GLOBAL TAG LEAGUE 2019」公式戦 ○KAZMA SAKAMOTO&杉浦貴v小峠篤司&長井満也×
小峠が“革命路線"に疑問を呈してきた杉浦を“覚悟の頭突き"で血だるまに。大流血となった杉浦だったが、相棒のKAZMAがタッグリーグ戦公式戦で長井を沈め、“杉浦軍"コンビが2連勝で勝ち点を4に伸ばした。
もともとは小峠の闘志や力量に“期待"をかけていた杉浦だったが、小峠が明るく愉快な“革命お兄さん"路線を突き進んだことで「ネタに走った」と糾弾。小峠も暗い話題も多かったノアに“明るさ"をもたらしたい一心で「革命」を叫び始めただけに、もはや退けない状況だった。
杉浦は小峠の“革命ポーズ"に一切付き合わず、喧嘩腰のエルボー連打などで殺伐ファイトを展開。すると小峠も“隠れ必殺技"の頭突きをゴツン!と叩き込み、一撃で杉浦の額をパックリと叩き割る。それでも血だるまで倒れ込む杉浦の頭上で革命ポーズを決め、己の決めた道を貫いた。
そのまま小峠&長井に杉浦が捕まる思わぬ展開になったものの、“杉浦軍"コンビもKAZMAが奮闘。長井の魔界ドライバー、ストレッチプラムを乗り切るや、杉浦とともにサンドイッチ式のニーバットをズバリ。最後はニーアタックからのトラースキックを叩き込み、元フーリガンズの同志を仕留めてみせた。
試合後には杉浦が“殺伐"全開で小峠を睨みつけたものの、小峠も譲らずに革命ポーズ。「本物の闘い、できるじゃねえかよ。まだ早いんじゃないか? ネタに走るのは」と杉浦は変わらず疑問を呈したものの、小峠も“覚悟"を示したうえで己を貫いた形となった。
これで杉浦&KAZMA組としては2連勝で勝ち星先行に成功。試合を決めたKAZMAは「杉浦じゃなくて俺が直接勝つことができる…っていうのを見せられたってことは、信用されているのか、何なのかはまだ分からない。とにかく自分の手で勝つことができる。そのことが何より嬉しいよ」と手応えを強調。続く4・17後楽園大会の公式戦では“海王"清宮&拳王組と当たるが、「あいつらが新しい景色を見せるんだったら、俺たちだってできることを見せてやるから。俺たちだって見せられるんだ。優勝候補はあいつらじゃねえ」と宣告してみせた。
【試合後の杉浦&KAZMA】
――“ネタに走るな"と言っていた小峠と戦ってみて?
▼杉浦「(※流血した額を指さしながら)見てのとおりだ。できるじゃねえかよ。本物の闘い、できるじゃねえかよ。まだ早いんじゃないか? ネタに走るのは。“闘い"ありきだよ」
――それでも小峠は自身を貫く覚悟を示していたように見えるが?
▼杉浦「それは知らねえ。それはアイツが勝手にやればいいこと」
――リーグ戦はこれで2連勝となったが?
▼杉浦「なんの心配もいらないよ」
▼KAZMA「杉浦じゃなくて俺が直接勝つことができる…っていうのを見せられたってことは、信用されているのか、何なのかはまだ分からない。とにかく自分の手で勝つことができる。そのことが何より嬉しいよ。俺は長いものに巻かれるって決めたけど、下についたワケじゃない。俺は横についてる。そこは勘違いしないで欲しい」
――次は後楽園で優勝候補でもある清宮&拳王組と当たるが?
▼杉浦「あ? 誰が優勝候補なんだよ!?」
――清宮&拳王…
▼杉浦「あぁ!? 誰が優勝候補なんだ?って聞いてんだよ!! どこのチームか言ってみろ!」
――きよ…
▼杉浦「あぁっ!?」
――杉浦&KAZMA組…
▼杉浦「そうだろ? そうやって書いとけバーカ!」
▼KAZMA「いいか? あいつらが新しい景色を見せるんだったら、俺たちだってできることを見せてやるから。俺たちだって見せられるんだ。優勝候補はあいつらじゃねえ」
