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4/15【全日本】ゼウスが青木粉砕 Aブロック単独首位再浮上で岡林戦へ

『2019 Champion Carnival』石川・金沢流通会館(2019年4月15日)
「2019 Champion Carnival」Aブロック公式戦=○ゼウスvs青木篤志×

 ゼウスが青木を粉砕して4勝目。Aブロック単独首位で岡林裕二とのヤマ場を迎えることになった。

 ゼウスはここまで3勝2敗。地元・大阪2連戦でディランを破ったものの、ライバル・崔に惜しくも敗れた。6戦目となったこの日は青木と対戦。パワーの差を存分にみせつけた。

 トペスイシーダで青木に先制を許したが、リフトアップスラムですぐさま反撃。スリーパーで執拗に絞め上げて着実に消耗させ、青木の抵抗も逆水平で返り討ちにした。青木もダイビングバックエルボー、ラリアット連打、低空ドロップキック、ダイビングラリアットと機動力を駆使して巻き返しを図ったものの、ゼウスはグラウンドヘッドロックで捕まえてせき止めた。

 粘る青木もチョークスラムをサムソンクラッチで切り返したが、ドロップキックを見舞った次の瞬間、ゼウスがドロップキックを発射。バイセップスエクスプロージョン、チョークスラムで一気にたたみかける。青木が回転十字固めで丸め込んでも2カウントでキックアウト。バイセップスエクスプロージョンを連発してからジャックハマーを爆発させて3カウントを奪った。

 青木に手を焼きながらもゼウスが完勝。4勝目を挙げて勝ち点を8に伸ばし、Aブロック単独首位に再浮上した。残る公式戦は岡林戦、石川戦の2試合。いずれも強敵で、終盤のヤマ場を迎えるゼウスは「あと2勝必ずして、俺が決勝に上がり、絶対に勝つ」と誓うばかり。まずは4・20札幌の岡林戦だ。2016年5・25後楽園大会で実現した一騎打ちは敗戦に終わっており、ゼウスは「一度後楽園で数年前に敗れてるんで、そのお返しをできたらなと思ってます。北海道で必ず勝ちます」と雪辱を宣言した。

 一方、青木はこれで宮原、石川、ゼウスと歴代三冠王者に3連敗。「もう自力はないでしょ、間違いなく。他が足引っ張り合ってくれないと」と肩を落とした青木だが、「まだ終わったわけじゃない。今日から公式戦3つだから、何としても勝ちにいきますよ」と前をみた。次戦は明日4・16浜松大会の青柳戦となる。

【ゼウスの話】「よっしゃあ! これで4勝2敗や。リーグ戦残すところ2戦。あと2勝必ずして、俺が決勝に上がり、絶対に勝つ。ええか!? ゼウスの人生は祭りやで。わっしょい! わっしょい! わっしょい! (次の相手が強敵の岡林だが?)一度後楽園で数年前に敗れてるんで、そのお返しをできたらなと思ってます。北海道で必ず勝ちます。(やりがいのある相手では?)そうですね。正面、正面で、真っ向勝負でやりたいと思います」

【青木の話】「3連敗しちゃったね。もう自力はないでしょ、間違いなく。他が足引っ張り合ってくれないと。情けない結果になってるけど、まだ終わったわけじゃない。今日から公式戦3つだから、何としても勝ちにいきますよ」

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