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4/24【WWE】カイリ快勝、アスカとの女子タッグ王座獲りに照準、中邑がWWE王者キングストンと一騎打ちも反則裁定

 スマックダウンが現地時間23日、ネブラスカ州リンカーンのピナクル・バンク・アリーナで開催された。

 NXTからの昇格を果たしたカイリ・セインがこの日、スマックダウンにおける初のシングル戦に挑んだ。対戦相手のペイトン・ロイスとはスマックダウンデビュー戦となった先週、8人タッグ戦で対戦し、勝利したばかり。ペイトンは「先週はよくも私にインセイン・エルボーを決めてくれたわね。今日はスマックダウンで初の敗戦をくれてやる」と報復を宣言してきたが、これでカイリは着火。タッグパートナーのアスカと代理人ペイジが見守る中、ペイトンの蹴りをドラゴン・スクリューで切り返し、行進ポーズからのスライディングDを決めると、コーナートップからインセイン・エルボーを叩き込んで3カウントを奪い、WWE女子タッグ王者の1人であるペイトンに2週連続で勝利した。試合後、アスカ&カイリはステージに現れたマンディ・ローズ&ソーニャ・デビルと視殺戦を展開。インタビューを受けたカイリは「チャンピオンのペイトンに勝利したということで、一歩ベルトに前進したんじゃないでしょうか」と勝利の手ごたえを伝えると、アスカも「うちらやったら絶対タイトル獲れるよ」と女子タッグ王座奪取を見据えた。

 シャーロット・フレアーがベイリーに勝利し、スマックダウン女子王座挑戦権を手にし、PPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』で王者ベッキー・リンチへの挑戦が決まった。この日、リングに登場したシャーロットは「ベッキーはロンダからピンフォールを奪った。ロンダが負けただけなのにスマックダウン女子王座を奪われた」とレッスルマニアでの結果に不満をぶちまけた。そこへベッキーとベイリーがやってきて激しい舌戦を展開。ベイリーは「誰が挑戦者にふさわしいか一騎打ちで勝負だ」とシャーロットに要求。王座挑戦権をかけた両者による一騎打ちが実現することになった。ムーンサルトプレスをベイリーに回避されながらもシャーロットはスピアーをクリーンヒットさせて3カウントを奪取。スマックダウン女子王者ベッキーへの次期王座挑戦権を獲得した。試合後、インタビューを受けた王者ベッキーはすでに決定しているレイシー・エバンスとのロウ女子王座戦に加え、シャーロットとのスマックダウン女子王座戦をPPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』で行うと宣言。自ら異例の王座戦ダブルヘッダーを選んだ。

 PPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 中邑真輔(withルセフ&ラナ)がこの日のメイン戦でWWE王者コフィ・キングストン(withエグゼビア・ウッズ&ビックO)とシングル対決した。腕十字固めから三角絞めと得意の関節技を連発した中邑に対し、軽快な動きのキングストンはクロスボディやドロップキックで応戦。勝負に出た中邑がキンシャサを繰り出したものの、カウンターのダブルストンプで迎撃され、キングストンのSOSを食らってピンチに陥った。そこにパートナーのルセフが乱入してキングストンを暴行。反則裁定が下される中、ウッズとビックOがキングストンに加勢して中邑&ルセフに反撃した。が、ここで異変が起きた。ビックOことケビン・オーエンズがニュー・デイを裏切ってキングストンにスーパーキックをさく裂。ニュー・デイのTシャツを破り捨てたオーエンズはWWE王座ベルトをつかんでキングストンを踏みつけ、ウッズをパワーボムでエプロンに叩きつける大暴れをみせた。

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