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4/24【全日本】逆転Vへジョー4勝目でBブロック首位タイ、レッドマンは脱落

『2019 Champion Carnival』新潟・アオーレ長岡(2019年4月24日)
「2019 Champion Carnival」Bブロック公式戦=○ジョー・ドーリングvsジョエル・レッドマン×

 ジョーがレッドマンのテクニックをパワーで粉砕して4勝目。Bブロック首位タイで最終公式戦を迎えることになった。

 最強外国人ジョーだが、序盤から中盤にかけて3敗を喫し、決勝進出が危ぶまれる状況となった。それでも野村、吉田、大地を破って3勝を挙げて挽回。この日、負ければ自力優勝が消滅する状況で7戦目を迎えた。

 相手は英国のテクニシャン、レッドマン。、ジョーは序盤からレッドマンの腕攻めに手を焼いたものの、ショルダータックルで場外に吹き飛ばし、逆エビ固めで捕らえるなど主導権を握る。スリーパーやチンロックで絞め上げて消耗させ、レッドマンの反撃もショルダータックルで返り討ちにした。

 粘るレッドマンもショートレンジラリアットをかいくぐって卍固めで絡みつき、ブレーンバスターでジョーの巨体を投げてみせたが、ダイビングニードロップが不発に終わった次の瞬間、ジョーがフライングボディアタックを発射して3カウントを奪った。

 レッドマンに快勝したジョーが4勝目を挙げ、勝ち点8をマーク。やっとのことでBブロック首位に浮上した。この日ジェイクがアドニスを撃破し、同じく4勝目をもぎ取ったことで、Bブロックは6人が首位タイの混戦模様で4・28後楽園大会の最終公式戦を迎える。ジョーはジェイクとの首位対決に臨む。初優勝を成し遂げるためにも、まずはこれに勝利して可能性を残すのみだ。

 一方、レッドマンは3勝5敗・勝ち点6で公式戦全日程を終了し、脱落が決まってしまった。それでも初来日ながら英国仕込みの高度なテクニックで観る者を魅了。ジョーが「ジョエル・レッドマンはグレート・テクニシャンだが、俺はグレートレスラーでグレートファイターだ。今日はパワーで彼を倒したが、俺はレッドマンをリスペクトしている。またすぐにこの全日本のリングに戻ってくることを願っているよ」と敬意を表したうえで望んだように、再来日が期待されるところだ。

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