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4/29【全日本】ジェイク決勝進出に悔しさも野村CCの経験を「うまく活かしたい」

『2019 Champion Carnival』東京・後楽園ホール(2019年4月29日)
○崔領二&野村直矢vsヨシタツ&青柳優馬×

 野村がジェイクに決勝進出を許した悔しさをあらわにしながらも、躍進を遂げたチャンピオン・カーニバルでの経験を糧にさらなる上昇を目指す構えをみせた。

 3・19後楽園大会での三冠初挑戦以来、勢いに乗った感のある野村。今年のカーニバルでも5勝4敗・勝ち点10をマークし、首位タイで公式戦全日程を終えたが、ライバル、ジェイクとのBブロック代表決定戦に敗れ、初の決勝進出はならなかった。

 最終戦となったこの日は崔と組んで青柳&ヨシタツと対戦した。ジャンピングエルボーやダイビングボディアタックで青柳に攻められながらも、エルボー合戦を連打で押し込んで譲らず。ジャーマンで投げられても、追尾式ジャンピングエルボーを突き刺して歓声を起こした。

 この日のメインでは野村を破って勝ち上がったジェイクが三冠王者・宮原と春の栄冠を争った。ジェイクに勝利してさえいれば自分がその大舞台に立てたとあって、「最初3連勝とかして、凄く調子よかったんですけど、大事なところでいつも負けちゃってる印象があるんで、どうしても勢いに乗れないというか。そこが昨日出てしまった」と悔しげに振り返った野村は、「悔しいし、情けないし、向こうも1試合やってるんで、五分の状態でやって僕が負けたわけなんで、僕の方が弱かったと正直思います」と潔く認めるしかない。それでも「チャンピオン・カーニバルだけだったら1勝1敗なんで、絶対リベンジします」とジェイクへの雪辱を誓った野村は、「怪物・諏訪魔さんに勝ったというのは本当に大きい。試合内容とかあんまり覚えてないんですけど、結果勝ったことは変わりないんで、絶対次につながっていくと思うんで、それをうまく活かしたい」と初の諏訪魔超えを果たすなど収穫多い春の祭典の経験を糧に上を目指していく構えをみせた。

【試合後の野村&崔】
――ジェイクとの進出決定戦に敗れたが、改めてチャンピオン・カーニバルを振り返って?

▼野村「そうですね。最初3連勝とかして、凄く調子よかったんですけど、大事なところでいつも負けちゃってる印象があるんで、どうしても勢いに乗れないというか。そこが昨日出てしまったかなと思います」

――ジェイクが決勝に勝ち上がって悔しい思いをしたのでは?

▼野村「悔しいですね。悔しいし、情けないし、向こうも1試合やってるんで、五分の状態でやって僕が負けたわけなんで、僕の方が弱かったと正直思います。ただ、チャンピオン・カーニバルだけだったら1勝1敗なんで、絶対リベンジします」

――崔選手は公式戦で敗れた青柳に雪辱したが?

▼崔「ああいうことだと思うんですね。昨日負けて今日勝って、結局もうそこまで彼らが育って、野村選手もそうだけど、紙一重っていうことですよね。今日負けて明日勝って、また逆転して逆転して、そういうレベルにきたってこと。決勝の二人観ても若手じゃないけど、もともと。そういう世界的なものはないと思っとかなきゃいけないし。今デビューしたての人間いるけど、プロレスなんてハッキリ言って何が起こってもおかしくないんで、あいつらがすぐに半年後上がってくることだって考えられるし。まだ大丈夫だろうというのは俺らの勝手な考えですね。それぐらい若い人間の伸びるスピードって速いから。全日本は厳しいリングなんで、技術も高くて。だからもまれてもまれてすぐにみんなが成長してくるんで。気を抜けないリングだと思いましたね。まぁ気分よかったです。この4人、またやりたいなと思います」

――野村選手は悔しい思いをしたが、このカーニバルで収穫もあったのでは?

▼野村「そうですね。昨日に関しては怪物・諏訪魔さんに勝ったというのは本当に大きい。試合内容とかあんまり覚えてないんですけど、結果勝ったことは変わりないんで、絶対次につながっていくと思うんで、それをうまく活かしたいと思います」

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