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5/7【WWE】ユニバーサル王座戦へレインズとAJが呉越同舟タッグ結成も… ビンス会長強権発動でレッスルマニア再戦2試合が実現、WWE王者キングストンがブライアン返り討ち

 ロウが米国現地時間5月6日、オハイオ州シンシナティのUSバンク・アリーナで開催された。

 PPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』でユニバーサル王座戦を控える王者セス・ロリンズとAJスタイルがこの日、呉越同舟でタッグを結成し、バロン・コービン&ボビー・ラシュリーと対戦した。この日、ロリンズとAJが舌戦を展開。これを受けてビンス・マクマホン会長が強制的にタッグを組ませて実現したもの。ロリンズ&AJはチームワークを発揮するコービン&ラシュリーに苦戦を強いられてしまう。ロリンズは状況を打開すべくトペ・スイシーダ2発を決めたが、AJがコービンに放ったフェノメナール・フォアアームがロリンズに誤爆してしまう。AJは悪びれずリングを降りてしまい、孤立無援となったロリンズはコービンのエンド・オブ・デイズに沈んで3カウントを聞いた。AJの誤爆が引き金となって敗れたロリンズは激怒し、「2週連続食らったぞ! 今度は俺がお前の顔面を破壊してやる」と報復を宣言。2人の遺恨がさらに深まった。

 女子2冠王者ベッキー・リンチとレイシー・エバンスの襲撃合戦が止まらない。先週、ベッキーを襲撃して大乱闘となったレイシーは女子MITBラダー戦に出場するアレクサら4人を自身の試合のリングサイドに招待。格下相手に圧倒し、必殺のウィメンズ・ライトを繰り出して完勝した。試合後、レイシーは観戦していた4人に対して「誰かがMITBラダー戦で勝利するかもしれないけど、私がロウ女子王者になったらきっと後悔するわよ。ベッキーと同じであなたたちは私に敵わないから」と悪態をつくと、そこへベッキーが現れた。先週の続きとばかりに襲いかかったベッキーは馬乗りになってレイシーに攻撃を加えたが、ディスアーマーはかわされてレイシーに逃亡を許した。

 ビンス・マクマホン会長がスーパースターの2大ブランド間移動を可能にする“ワイルドカードルール"を突如発動し、レッスルマニアのリマッチとなる2試合を実現させた。オープニングに登場したビンス会長は無断でロウに登場したレインズに対して「スマックダウン所属のお前がなぜロウにいるんだ」と警告すると、スマックダウン所属のダニエル・ブライアンとWWE王者コフィ・キングストンもロウに姿を現して舌戦を展開。ビンス会長はこの状況を逆手にとって2大ブランド間のスーパースター移動を可能にする“ワイルドカードルール"を発動。その結果、レッスルマニアの再戦となる「レインズvsドリュー・マッキンタイア」、WWE王座戦「キングストンvsダニエル・ブライアン」の2試合が決定した。レインズvsマッキンタイアの一戦では終盤にスピアーを決めたレインズがピンフォールを狙うと、突如シェイン・マクマホンとPPV大会での対戦が決定しているアライアスが乱入。レインズを襲撃して試合は反則裁定に終わり、3人に囲まれたレインズはマッキンタイアのクレイモアを食らって沈んだ。一方、王者コフィ・キングストンとダニエル・ブライアンのWWE王座戦では、アームバーからイエスロックと関節技で攻め立てるブライアンに対し、キングストンはコーナートップからのダイブやクロスボディを繰り出して互角の攻防を展開。最後は両者が大技を読み合う展開の中、キングストンがトラブル・イン・パラダイスをクリーンヒットさせて王座防衛に成功した。

 PPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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