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5/8【WWE】オーエンズ乱入もキングストンがトリプルスレット戦制してWWE王座死守、ブライアン&ローワンがスマックダウンタッグ新王者に、戸澤がノーDQ戦でケネリス撃破

 スマックダウン、205 Liveが現地時間7日、ケンタッキー州ルイビルのKFC・ヤム・センターで開催された。

 WWE女子タッグ王座を狙うアスカ&カイリ・セインが動き出した。スマックダウンでマンディ・ローズ&ソーニャ・デビルがカーメラ&エンバー・ムーンとの試合に勝利すると、アスカ&カイリが代理人ペイジとともに現れた。ペイジは「女子タッグ部門でアスカとカイリが暴れるぞ! まずは次週、お前達2人からスタートだ」とマンディ&ソーニャに宣戦布告。アスカは品定めをするように2人を睨みつけ、カイリは2人を指差してターゲットとして狙いを定めた。その後、バックステージでアスカが「来週、うちらが勝たせてもらいますわ」と大阪弁で豪語すると、カイリは「これに勝てばダッグのベルトに大きく前進ですよ」と王座挑戦を見据える。そして最後にアスカが「まっ、勝てるやろ!」と次週のタッグ戦に自信をみなぎらせた。

 ロウ所属のAJスタイルズ、サミ・ゼイン、ウーソズが“ワイルドカードルール"でスマックダウンに登場した。ウーソズは空位のスマックダウンタッグ王座をかけてダニエル・ブライアン&ローワンと対戦。シェイン・マクマホンから“タッグ王座にふさわしい"と紹介されたブライアン&ローワンがウーソズのダブルスーパーキックやトペ・スイシーダで攻め込まれたものの、最後はローワンがアイアンクロースラムでジェイを沈めて3カウント。ブライアン&ローワンが新スマックダウンタッグ王者となった。

 一方、AJとゼインは王者コフィ・キングストン(withエグゼビア・ウッズ)とのトリプルスレット形式によるWWE王座戦に挑んだ。白熱の攻防を展開した王座戦でキングストンがトラブル・イン・パラダイスでAJを場外に吹き飛ばすと、PPV大会での挑戦者ケビン・オーエンズが現れ、セコンドのエグゼビア・ウッズを襲撃。気を取られたキングストンがゼインのブルーサンダーボム3連発を食らうピンチを迎えたものの、最後はトラブル・イン・パラダイスでゼインを沈めてカウント3。キングストンが辛うじて王座防衛を果たした。

 PPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 205 Liveのメイン戦で戸澤陽が因縁のマイク・ケネリスとノーDQ戦で激突した。パートナーのブライアン・ケンドリックが襲撃され、その報復を狙う戸澤はクローズラインでケネリスを場外に落とすと、そのままステージのタイタントロンに叩きつけ、オクトパスホールドを決めて果敢に攻め込んだ。一時はトペ・スイシーダをカウンターキックで迎撃されて劣勢となった戸澤だったが、場外テーブルめがけての雪崩式ハリケーン・ラナでケネリスに大ダメージを与えると、最後はパイプ椅子をケネリスにかぶせた状態でダイビング・セントーンをさく裂させて3カウント。戸澤がノーDQ戦を制して因縁のケネリスを撃破した。

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