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5/11【NOAH】始動戦の『金剛』いきなり撃破 清宮が“四面楚歌"突破へ仁王立ち

『NOAH the SPIRIT 2019』愛知・岡崎市竜美丘会館(2019年5月11日)
○清宮海斗&田中稔&Hi69vs拳王&マサ北宮&小峠篤司×

 若きGHCヘビー級王者・清宮が、始動戦となった拳王率いる反骨集団『金剛』をいきなり撃破。『杉浦軍』杉浦の王座挑戦も決まったものの、仁王立ちで“四面楚歌"突破を誓った。

 5・4後楽園大会で、清宮と袂を分かった拳王が反骨集団『金剛』を結成。北宮、小峠、稲村愛輝との共闘を宣言した。始動戦となったこの日は、序盤から3人がかりで清宮に殺到し、それぞれがあらゆる感情を若き王者にぶつけた。

 終盤には金剛が強烈連係を披露。北宮のカミカゼ→拳王のダイブ式ダブルニードロップ→北宮のセントーン→小峠のダイビングボディプレスの流れるような波状攻撃を繰り出して清宮を追い込んだ。

 だが、清宮も続く小峠のキルスイッチをしのぐや、カウンターの高打点ドロップキックをドンピシャリ。立て続けに急角度ジャーマンで固め、肩を上げられても最後は必殺のタイガースープレックスホールドを見舞って小峠から3カウントを奪ってみせた。

 注目の始動戦となった金剛をいきなり撃破。悔しげに見上げてくる金剛4人を、清宮も金剛力士像よろしく、堂々と仁王立ちで見下してみせた。

 憧れの故・三沢光晴さんが亡くなって今年で10年。没後10年のメモリアル興行となる6・9後楽園大会では、杉浦の挑戦を受けることが決まった。清宮は「杉浦さんは、俺がこのベルトを獲った相手でもあり、一番因縁の深い、関わりの深い選手だと思ってるんで、全身全霊でぶつかっていきますし、前と同じような戦い方では絶対に勝てないと思う。それ以上行かないと絶対勝てないと思うんで、死ぬ気でこのベルトを守りたいと思います」と覚悟を固めた。

 “杉浦軍"の杉浦との王座戦を控え、拳王も反清宮をモチベーションに“金剛"を結成。タッグリーグ戦を通じて方舟マットの主導権争いを繰り広げた“AXIZ"もいる。さらに四面楚歌っぷりが極まる清宮ではあるが、「いろんな障壁あると思いますけど、俺は絶対負けません。全部リング上で、今日も明日も、そして次の試合もすべて勝って、次につなげて、新しい景色をみせたいと思います」と“全突破"を改めて誓った。

【試合後の清宮】
――始動戦となった金剛を打ち破ったが?

▼清宮「もうキツいっすよ。あのチームワーク。さすが反骨心あるだけあって、攻めがエグいですよね。でも俺はタイトルマッチ決まってるんで。いろんな障壁があると思うけど、必ず俺はこのベルトを守って、一人でも…いや、谷口さんと一緒に新しい景色をどんどん見せていきたいと思ってるんで、負けられないですよ」

――杉浦相手のGHCヘビー級王座戦が決まったが?

▼清宮「杉浦さんは、俺がこのベルトを獲った相手でもあり、一番因縁の深い、関わりの深い選手だと思ってるんで、全身全霊でぶつかっていきますし、前と同じような戦い方では絶対に勝てないと思う。それ以上行かないと絶対勝てないと思うんで、死ぬ気でこのベルトを守りたいと思います」

――三沢さんのメモリアル大会でのGHCヘビー級王座戦となるが?

▼清宮「俺がプロレス界に入るきっかけとなった方なので、そういうメモリアル大会でタイトルマッチができるというのは本当に素晴らしいことだと思いますし、“できるんだ"っていう自信と“チャンピオンなんだ""っていう強い意識をもって、戦いに臨んで、俺が勝ちたいと思います」

――金剛の面々、勢いが再び出てきた杉浦、杉浦軍…と四面楚歌だが?

▼清宮「いろんな障壁あると思いますけど、俺は絶対負けません。全部リング上で、今日も明日も、そして次の試合もすべて勝って、次につなげて、新しい景色をみせたいと思います」

【Hi69の話】「メインで清宮と組んで勝てたことがメチャクチャうれしいです。そしてジュニアタッグリーグに向けてひとつだけ言いたいことがある。YO-HEYとHAYATA。あっち行ったりこっち行ったり、そんなのは本当の愛じゃない。本当の愛があるのは、俺と稔さん。このリーグ戦、結果出します」

【稔の話】「なんせ俺は第39代GHCジュニアヘビー級チャンピオンであり、元GHCジュニアヘビー級タッグチャンピオンですから。俺ら見とけば、ジュニアタッグリーグは楽しめますよ。田中稔とHi69に任せとけ!ってことです」

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