5/12【NOAH】長井が決別マッチ制してマントコンビに幕 金剛入り・小峠は「俺なりの革命貫く」
『NOAH the SPIRIT 2019』埼玉・えすぽわーる伊佐沼(川越市/2019年5月12日)
○長井満也vs小峠篤司×
長井が小峠との決別マッチを手荒く制して“革命マントヒーローズ"に幕。一方で『金剛』入りした小峠は、「俺なりの正義の革命」を貫く構えを示した。
小峠が持ちかけて、長井も渋々マントを着けて始まった“革命マントヒーローズ"。先のタッグリーグ戦を通じて次第に絆を深め、終わる頃には長井も「まんざらでもなくなってきた」とタッグ継続を誓い合っていた。
…が、その直後。5・4後楽園大会で小峠が突じょとして反骨集団『金剛』入りし、長井は完全に昇ったハシゴを外された格好となった。当然激怒した長井は「きっちりケジメをつけて、地獄みせてやる」と通告してこの日の“決別マッチ"に臨んだ。
のっけから荒れた長井は、小峠から装着をなかば“強要"されてきた唐草模様のマントで絞首刑に。明るい“革命ノリ"も完全に封印して観客を罵倒しまくった。最後はレフェリー交錯を誘って無法地帯を作り上げたうえで、チェーン攻撃からの魔界ドライバー、そしてROD(魔神風車式垂直落下DDT)と畳みかけて完璧な3カウントを奪った。
改めて“革命マントヒーローズ"の解散を宣言した長井は、「何だよ? 会社に楯突く反抗軍団って。あんなのな、俺から言わせりゃ中学生や高校生が反抗期で親に歯向かってるのと一緒だよ。ガキが親に歯向かって、学校に歯向かって。でも結局、学校通うために金出してくれてるのは親だろ? メシ食わしてもらってるのも親だろ? そのくせ親が、学校が…つって、デケーこと言ってんのと同じだよ! どうせやるんだったらな、誰もが惚れちまうようなことやれよ!」と正論で『金剛』をぶった切った。
一方の小峠は「“金剛"はさ…みんなどう思ってるか分からんけど、俺は別に反体制だとは思ってないから」と明かしたうえで、「まぁ負けといて言うのもアレやから…。俺は俺なりの正義の革命をあきらめてへんから。ちゃんと見せるよ」と己を貫く構えを示した。
【長井の話】「ノアのクソファンども良く見たかオラ! これがな、テメーらが応援してるヒーローの現実だよ、エーッ!? マントして強くなったら、世の中誰も苦労しねえんだよ。俺がマントを着けたのはな、オメーらノアのファンがな、俺と小峠が組んだら楽しんでくれるかな…と思って組んだだけだよ! 遊びはもうこれで終わりだよ! それで何だよ? 会社に楯突く反抗軍団って。あんなのな、俺から言わせりゃ中学生や高校生が反抗期で親に歯向かってるのと一緒だよ。ガキが親に歯向かって、学校に歯向かって。でも結局、学校通うために金出してくれてるのは親だろ? メシ食わしてもらってるのも親だろ? そのくせ親が、学校が…つって、デケーこと言ってんのと同じだよ! どうせやるんだったらな、誰もが惚れちまうようなことやれよ! そんなクソみたいなとこに行くんだろ? 革命ヒーローは。終わりだよ! 次にリングで向き合う時はな、今日以上にぶち壊してやる」
【小峠の話】「長井満也とはもう終わりでいいっしょ…。でも“金剛"はさ…みんなどう思ってるか分からんけど、俺は別に反体制だとは思ってないから。まぁ負けといて言うのもアレやから…。俺は俺なりの正義の革命をあきらめてへんから。ちゃんと見せるよ」
