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5/27【全日本】ジェイク投げかけに野村拒絶も 崔が仲裁「俺らと絡んだ方が野村はイキイキしてる」

『2019 SUPER POWER SERIES ヨシタツ祭り〜ヨシタツ、じゅうろくプラザでデビュー16年記念大会〜』岐阜・じゅうろくプラザ(2019年5月27日)
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 ジェイクの投げかけを野村が改めて拒否したが、みかねた崔が仲裁に入った。

 4月のチャンピオン・カーニバルで優勝戦進出を争ったジェイクと野村は公式戦も含めて1勝1敗。今シリーズは同じコーナーに立つ機会も多いが、「組んだ時はお互いを利用すべき」と考えるジェイクに対し、野村は「ジェイクは倒すべき相手」と拒絶反応を示している。

 この日は両者が6人タッグで激突。エルボー合戦で真っ向から火花を散らし、野村がワンツーで押し込めば、ジェイクはボディへの掌底で応戦。譲らない野村もスピアーでなぎ倒すなど、激しく渡り合った。

 試合後、野村は「ジェイクとは激しく思いっきりぶつかり合った方が面白いし、組むことなんて考えられない」との考えを強調した。そこへやってきたのがジェイク。次に二人が同じリングに立つのは5・30福山大会で今度は同じコーナーに並び立つ。そこでジェイクは「次は戦うんじゃなくて、また組むことになる。組むこと多いんだ。会社の陰謀だか何かわからないけれど、そろそろ勝利に飢えようぜ。イエスか、ノーか答えてくれ」と右手を差し出した。

 NEXTREAMを脱退以来、野村は一匹狼。それもあって今シリーズ、二人が組む機会が増えてきた。ジェイクの呼びかけはSweeper入りの勧誘ではなく、あくまでも組む時はお互い利用し合おうというもの。だが、野村はそれすらも受け入れられない。「ふざけんな! イエスかノーかって? ノーに決まってんだろ! そろそもよ、お前は敵としか見てねぇんだよ!」と怒声を上げて突っぱねた。

 険悪ムードとなりつつあった二人の間に割って入ったのが崔だった。「こっち側のメンバーとして言わせてもらうわけじゃないけど、俺の意見を聞いてくれ」と前置きした崔は、「俺らと触れてない時は俺の勘違いかもしれないけど、何かお前はあんまり楽しそうに見えない。けど、俺らと組んだり、やってる時は楽しそうにしてるように俺にはみえる」と分析。諭すように「ジェイクの希望は希望。それを聞く必要は100%ないけれども、今すぐ答え出さなくてもいい。俺らで何か凄い新しいものが生まれるんじゃないかなという見込みでええから、ちょっとずつ考えてみるのもいいんじゃないかなと思う」と呼びかけた。

 崔から検討の余地ありと提案された形だが、野村の意志は固い。Sweeperが去ると冷静さを取り戻したものの、「崔選手がああいうふうに言ってくれましたけど、もうぶっちゃけ言ってジェイク・リーをぶっ倒さないと俺の一番の目標の三冠ベルトに到達できないと思うし、無理ですよ。組むことは絶対無理。戦いのみ」と言い切っていた。

【試合後のジェイク、野村、崔】
――ジェイクと激しくやり合ったが?

▼野村「まぁ、ジェイクとは激しく思いっきりぶつかり合った方が面白いし、組むことなんて考えられないですね」

※ジェイクが拍手しながら岩本ともにやってきて

▼ジェイク「昨日は全く、いや気を使っていたのかな? 全く来なかったのに、今日は結構効いたぜ野村直矢。エルボー効いたぜ。ただ、次は戦うんじゃなくて、また組むことになる。組むこと多いんだ。会社の陰謀だか何かわからないけれど、そろそろ勝利に飢えようぜ。イエスか、ノーか答えてくれ」

▼野村「ふざけんな! イエスかノーかって? ノーに決まってんだろ! そろそもよ、お前は敵としか見てねぇんだよ!」

※崔がやってきて二人の間に割って入ると

▼崔「わかった。ジェイクの言い分もわかるし、野村の言い分もわかる。ただ、こっち側のメンバーとして言わせてもらうわけじゃないけど、俺の意見を聞いてくれ。俺はずっとお前のことを凄い選手やと思ってるし、公平な目でみて、いろんなとこに気を使って、俺らと触れてない時は俺の勘違いかもしれないけど、何かお前はあんまり楽しそうに見えない。けど、俺らと組んだり、やってる時は楽しそうにしてるように俺にはみえる。ジェイクの希望は希望。それを聞く必要は100%ないけれども、今すぐ答え出さなくてもいい。俺らで何か凄い新しいものが生まれるんじゃないかなという見込みでええから、ちょっとずつ考えてみるのもいいんじゃないかなと思う。考えてほしいとは言わない。だけど俺らと絡んだ方が野村はイキイキしてるように俺はそう見える。だから強制じゃない、そうしてほしいとか、そういうこともない。そういうこともあるんじゃないかというのはちょっとだけ頭に入れてもいいんじゃないかと思う。それは俺の意見。それだけ伝えとく」

※Sweeperは去る

▼野村「まぁ崔選手がああいうふうに言ってくれましたけど、もうぶっちゃけ言ってジェイク・リーをぶっ倒さないと俺の一番の目標の三冠ベルトに到達できないと思うし、無理ですよ。組むことは絶対無理。戦いのみ。以上です」

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