プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/2【WRESTLE-1】吉岡が3ヵ月ぶりに復帰も…頓所が混戦制す デビュー決定・藤村がCIMAと乱闘

『WRESTLE-1 TOUR 2019 OUTBREAK』東京・後楽園ホール(2019年6月2日)
○頓所隼&カズ・ハヤシ&近藤修司&アンディ・ウー&アレハンドロvsCIMA&吉岡世起&T-Hawk&エル・リンダマン&鬼塚一聖×

 吉岡が3ヵ月ぶりに復帰。躍動感溢れる動きを披露したものの、最後は頓所が鬼塚を下し、混戦を制した。試合後、7・2後楽園でデビューする練習生の藤村加偉がCIMAと乱闘を繰り広げた。

 3月のトーナメント戦「クルーザーフェス」を制した吉岡は、3・21大田区でクルーザー王座(当時の王者は児玉)に挑戦する予定だったが、上アゴと鼻骨を骨折したため試合はキャンセルとなり、長期欠場を強いられた。その後、クルーザー王座はアンディに移動。そんな状況で、吉岡の怪我が癒え、3ヵ月ぶりに復帰することとなった。

 #STRONG HEARTSの吉岡はW-1王者・T-Hawk&CIMA&リンダマン&鬼塚と組んで、カズ&近藤&アンディ&アレハンドロ&頓所のW-1本隊と激突。吉岡は復帰戦でいきなりクルーザー王者と対峙した。鬼塚は5・13新木場でW-1初参戦。今回が2戦目となった。

 吉岡は復帰戦とは思えぬスピーディな動きを序盤戦から披露。頓所を鋭い蹴りで痛めつける。#STRONG HEARTSの連携にも加わり、5人同時に低空顔面ドロップキックをぶち込むと、吉岡は不敵な笑みまで見せた。

 一方、W-1正規軍はデビューして間もない鬼塚に集中砲火。アレハンドロのスワンダイブ式ボディプレスや近藤&カズの合体ネックブリーカードロップ、5人同時の低空顔面ドロップキックなどを浴びせる。さらに、アンディとアレハンドロは時間差場外ダイブを敢行。T-Hawkらを場外に足止めした。

 しかし、CIMAが飛び込んで串刺しダブルニーで援護すると、鬼塚はミサイルキックをアンディにぶち込んでやっと挽回する。代わったT-Hawkはアンディとアレハンドロを逆水平とヒザ蹴りで返り討ちに。再び入った吉岡はクルーザー王者・アンディをロープに押し込んでのミドルキックでメッタ打ちにし、激しい先読み合戦からレッグラリアットをお見舞いした。

 試合はここから両軍入り乱れての総力戦となったが、試合を制したのは前回の後楽園で本名を取り戻した頓所だ。#STRONG HEARTSの大技攻勢に攻め込まれ、鬼塚の裏投げを食らってしまったものの、高速ドラゴンスープレックスで引っこ抜くと、前後からランニングニーをぶち込み、最後はドラゴンスープレックスホールドで勝負あり。鬼塚から3カウントを奪い取った。

 試合後、7・2後楽園でのデビューが決定した練習生の藤村が近藤に促されて、CIMAに特攻。リング上で飛びかかり乱闘を繰り広げた。

 復帰戦は勝利で飾れなかったものの、「3ヵ月ぶりにここに戻って来れたんで」と笑顔を見せた吉岡。口周りの負傷だっただけに、「体は全然平気ですよ」とすぐに最前線で戦う構えだ。これで#STRONG HEARTSは現時点でのフルメンバーが揃っただけに、T-Hawkは「俺らは納得いってねえからな。チーム全員もっと気合い入れて、次回W-1もやりましょう!」と反撃を予告した。

プロ格 情報局