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6/5【新日本】ジェリコがVTRで宣戦布告もオカダ動じず「IWGPは遊んで取れるほど甘くない」

『BEST OF THE SUPER Jr.26』東京・両国国技館(2019年6月5日)
○オカダ・カズチカ&ロッキーロメロvsマーティー・スカル&ブロディ・キング×

 ジェリコがVTRを使って「お前の歯をへし折り、背骨を破壊してやる。お前を倒して俺が新王者になる」と宣戦布告したが、オカダは動じず。「このIWGPは遊んで取れるほど甘くないから」と言い放った。

 6・9大阪城ホールでジェリコとの防衛戦を控えるIWGPヘビー級王者・オカダが、第5試合に登場。CHAOSのロメロと組んで、"ヴィランエンタープライゼス"スカル&キングと対戦した。

 オカダは先発を買って出ると、躍動感溢れる動きを披露し、好調ぶりをアピールする。その後、ロメロが長時間攻め込まれる展開が目立ったが、オカダが満を持して登場すると、流れは一変。バックエルボーやDDTでスカルを圧倒すると、巨体のキングをボディスラムで投げつける人間爆弾攻撃を敢行した。

 その後、オカダはヴィランエンタープライゼスのサンドイッチ攻撃や合体ジャーマンを食らってしまうが、ロメロが串刺しラリアットなどで援護射撃。キングの串刺しラリアットを上手くスカルに誤爆させる。キングはブラックフォールスラムでロメロを排除すると、オカダに豪快なパイルドライバーをズバリ。どよめきを誘ったものの、オカダはカウンターのドロップキックで一気に勝機をたぐり寄せ、ダイビングエルボードロップから豪快なレインメーカーを振り抜いて、3カウントをもぎ取った。

 大阪城ホールに向けた最後の試合でキングに圧勝。順調な仕上がり具合を見せつけたオカダはコーナーに上がってIWGPのベルトを掲げてみせるが、突然場内が暗転し、ジェリコのメッセージ映像がビジョンに流される。「オカダ、オカダ、一緒に遊ぼうじゃないか。クリス・ジェリコと遊ぼう。ペインメーカーと遊ぼう。6.9 DOMINION、レインメーカーvsペインメーカー。お前の歯をへし折り、背骨を破壊してやる。お前を倒して俺が新王者になる」。ジェリコの宣戦布告が場外に響き渡った。

 オカダは背後からの襲撃に備えたが、ジェリコの姿は見られず。一瞬、ホッとした表情を見せたオカダだったが、動じる部分は一切無し。ファンの前で「言わせてもらうとさ。このIWGPは遊んで取れるほど甘くないから。なにがペインメーカーだ、コノヤロー! 新日本プロレスに必要なのはレインメーカーだからな、コノヤロー」と言いきってみせた。

 バックステージでも「ペインメーカー? いいね。好きなだけペインメーカーを名乗ってください。Tシャツ、売ってなさい。いろんな団体に出てなさいよ。ただな、あなたにしっかりレインメーカーというものを覚えさせてやるよ」と断言したオカダ。強敵との対戦になるが死角は無しだ。

【オカダの話】「ジェリコ、完璧に来てると思ったよ。ただ、リング上でも言ったように、このベルトは遊んで取れるようなベルトじゃないから。そして、ジェリコ。あなたに対して俺は遊んでるなんてまったく思ってないからね。ペインメーカー? いいね。好きなだけペインメーカーを名乗ってください。Tシャツ、売ってなさい。いろんな団体に出てなさいよ。ただな、あなたにしっかりレインメーカーというものを覚えさせてやるよ」

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