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6/15【全日本】「Evolutionでいきたい」 岡田が佐藤とのJr.タッグリーグ戦出場をアピール

『2019 DYNAMITE SERIES』開幕戦 愛知・露橋スポーツセンター(第2競技場/名古屋市)(2019年6月15日)

 岡田が7月開催の『2019 Jr.TAG BATTLE OF GLORY』へ向け、佐藤とのEvolutionタッグによる出場をアピールした。

 青木さんの急逝により、これから真価が問われることになる全日本ジュニア。中でも所属選手たちの奮起が求められるところだ。そんな中、さっそく岡田が自己主張した。佐藤とのEvolutionタッグによるジュニアタッグリーグ戦出場を熱望したのだ。

 岡田はフランシスコ・アキラとのタッグでエントリーされていたが、青木さんがいなくなり、佐藤のパートナーが宙に浮いたことで、「Evolutionとして出たい」との思いが強くなった。「このタイミングでアキラと組んでる場合じゃないなと。アキラにはホント申し訳ないんですけど」と前置きした岡田は「今やからこそ僕は光留さんとEvolutionとして、青木さんの穴埋めというのは絶対できないと思ってるんですけど、ホントこのタイミングしかないと思うし、青木さんを今超えられる存在じゃないと思うんですけど、近づくためにも今、光留さんとやっていくのが自分自身のためというか、ファンの人もそれを望んでるんじゃないかなと思うんで、光留&岡田組で、Evolutionでやっていきたい」と熱くアピール。「青木さんがいなくなったからといって、Evolution自体が悪くなることは絶対ないと思うし、むしろ上げていかないといけないし、僕が上げていく存在になりたいですし。で、光留さんと組んで、これはホント優勝しかない」と誓った。

 6・18後楽園大会では佐藤との一騎打ちが組まれている。青木さんの世界ジュニア戦が消滅しての変更カードに自分の名前が入り、「自分自身、責任を感じないといけない」と気を引き締める岡田は、「ファンの人が岡田しかないな、岡田でよかったなって言ってもらえる試合にどうしなきゃいけないのか。正直、今ここで口で答えは出せないんで、ホントにリングで出すしかない、体現するしかない」と今の思いを全てぶつけるつもり。「試合に臨むまで青木さんのことについての感傷はあるのかもしれないけど、ゴング鳴った瞬間は青木さんどうこうじゃなくて、1個人のレスラーとして、プラスEvolutionの岡田佑介として僕は佐藤光留をぶっ潰しにいきます」と力強く言い切った。

 「7月にはEvolution興行もあるから、ホンマに今、Evolutionは一致団結しなきゃいけない時期だと思うんで。青木さんがいなくなったから悲しいなじゃなくて、青木さんがいないからこそ、あとは僕らに任せてくださいって胸張って言えるように」。青木さんの急逝によって責任感を今まで以上に強くしている岡田は、青木さんが望んだEvolutionの進化に全力を尽くす構えだ。

【岡田の話】
――ツイッターでジュニアタッグリーグ戦に「エボリューションでいきたい」と発言していたが?

▼岡田「今回、悲しいことがあって、全日本自体ちょっとシュンとなってるところで、特にEvolutionの青木さんがそういうことになったのはつらいんですけど、これをいいきっかけにというのは言葉的にどうなのかなと思うんですけど、今こそEvolutionというのは本当に名前の通り進化していかないといけないし、青木さんは常にそれを求めてEvolutionで僕のことを叩き上げてくれたことが凄くいっぱいあったんで。アキラと組むとなっていろいろ考えたんですけど、Evolutionでずっと青木さんと光留さんがやってきた中で、僕はパートナーがいないということでアキラになったのかもしれないけど、それはそれで自分自身のステップアップのきっかけにするためにアキラを引っ張っていけるぐらいのタッグチームで頑張っていこうと思ったんですけど、このタイミングでアキラと組んでる場合じゃないなと。アキラにはホント申し訳ないんですけど、今やからこそ僕は光留さんとEvolutionとして、青木さんの穴埋めというのは絶対できないと思ってるんですけど、ホントこのタイミングしかないと思うし、青木さんを今超えられる存在じゃないと思うんですけど、近づくためにも今、光留さんとやっていくのが自分自身のためというか、ファンの人もそれを望んでるんじゃないかなと思うんで、光留&岡田組で、Evolutionでやっていきたいなと思ってます」

――この二人でタッグリーグに出場したいと?

▼岡田「はい。Evolutionとして出たいです。当初の優勝候補は確実に変態自衛隊というのがあったと思うんですけど、ここでEvolutionに青木さんがいなくなったからといって、Evolution自体が悪くなることは絶対ないと思うし、むしろ上げていかないといけないし、僕が上げていく存在になりたいですし。で、光留さんと組んで、これはホント優勝しかないなと俺は絶対思ってるんで。これで優勝できなかったら何のためにペア変更してんねんってなるんで。たぶん青木さんからしたら、僕がこうやってるのも『余計なことしてんじゃねぇ』ってもしかしたら思ってるかもしれないし、言ってるかもしれないけど、それを言われてでも俺は光留さんと組んで優勝したいと思ってます」

――タッグリーグの前に6・18後楽園で二人のシングル対決が特別試合として組まれたが?

▼岡田「この特別試合に僕が選ばれてるというのは自分自身、責任を感じないといけないと思っていて。いくらEvolutionとはいえ青木さんとのお付き合いはたかだか3年半ぐらいしかなくて、僕よりもっと深い方、長いお付き合いをしている人は全日本内でもいっぱいいるわけですし、もっと言えば全日本外にもいっぱいいるわけで。そこで僕が選ばれてるのは考えなきゃいけないし、どういう試合をしなきゃいけないか答えは一つではないと思うんですよ。それをじゃあお客さん、ファンの人が岡田しかないな、岡田でよかったなって言ってもらえる試合にどうしなきゃいけないのか。正直、今ここで口で答えは出せないんで、ホントにリングで出すしかない、体現するしかないと思ってるんですけど。光留さんとのシングルって一回しかないんですよ。デビューした月の1回しかなくて。Evolutionに入ってからの対戦もタッグで1回しか当たったことないんで。ある意味、変なめぐり合わせというか、これをきっかけに光留さん、試合に臨むまで青木さんのことについての感傷はあるのかもしれないけど、ゴング鳴った瞬間は青木さんどうこうじゃなくて、1個人のレスラーとして、プラスEvolutionの岡田佑介として僕は佐藤光留をぶっ潰しにいきます。ホントに試合中は青木さんのことを思ってとか、そんなんじゃなくて、そんなんは試合前、試合後いくらでも言えると思うんで、試合中はそこじゃないと思う。試合は試合なんで。お客さんに光留と岡田の試合よかったね、世界ジュニア戦でもよかったんじゃないかぐらいのことを言われるものを提供できたらなと思ってます」

――青木さんに岡田に任せていいと思ってもらえるような試合をすると?

▼岡田「それが一番やと思うし、どんな試合しても青木さんはしょっぺぇよってなるかもしれないですけど、僕はそれを言われてもわがままを押し切ってでも、今回Evolutionでやりたいというのもそうですし、それこそ7月にはEvolution興行もあるから、ホンマに今、Evolutionは一致団結しなきゃいけない時期だと思うんで。青木さんがいなくなったから悲しいなじゃなくて、青木さんがいないからこそ、あとは僕らに任せてくださいって胸張って言えるように、天国の青木さんに黙ってみててもらうのが一番かなと。ここで青木さんにいろいろ言われてしまうとダメなんで頑張りたいと思います」

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