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6/22【NOAH】誤爆でタダスケ怒声 JrリーグへRATEL'S内も個人闘争モードに

『NOAH the SPIRIT 2019』長野アークス(2019年6月22日)
○小川良成&鈴木鼓太郎&クリス・リッジウェイvsHAYATA&タダスケ&YO-HEY×

 6・27後楽園大会から開幕する『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』に向けてRATEL'S内でもギクシャク。タダスケが同ブロックの原田、YO-HEYに怒声を響かせ、それぞれが“個人闘争モード"に入りつつある。

 長野大会のセミファイナルに据えられたのは、熱戦の続くノアジュニアのユニット抗争。新たにリッジウェイを加えた小川&鼓太郎のスティンガーと、HAYATA&YO-HEY&タダスケのRATEL'Sトリオが激突し、RATEL'Sのセコンドにはボス・原田がついた。

 試合はやはり手の内を知り尽くしたスピーディかつハイレベルな読み合いに。中盤過ぎにはリッジウェイがタダスケを変型アンクルホールドでギブアップ寸前にまで追い込んだが、“絶好調男"のタダスケも乗り切ってみせた。

 逆にRATEL'Sサイドは連係攻撃を連発して小川を追い込んだものの、タダスケが放ったラリアットは小川に避けられてYO-HEYに誤爆。すかさずスティンガーは小川&鼓太郎の連係式エルボードロップ→リッジウェイの顔面を狙った後ろ回し蹴りをYO-HEYにぶち込んで流れを引き戻し、最後はYO-HEYのドロップキックをスカした小川が、足4の字式のエビ固めで丸め込んで技アリの3カウントを奪ってみせた。

 リッジウェイを加えた“新生"スティンガーがトリオ初勝利でジュニアリーグ戦へ弾み。一方で敗れたYO-HEYは、タダスケの誤爆をとがめて小競り合いに発展した。

 慌ててボス・原田が仲裁に入ったものの、今度はタダスケがブチ切れ。YO-HEYはおろか、原田にまで怒声を浴びせかけると、さっさと単身花道を下がった。確かにジュニアリーグ戦では原田、YO-HEY、タダスケの3人がAブロックに入っており、一枚岩なRATEL'Sもジュニアリーグ戦に向けて“個人闘争モード"に入りつつある。

プロ格 情報局