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6/22【NOAH】“日常"取り戻す GHCタッグ奪回へAXIZがKAZMA面前で快勝

『NOAH the SPIRIT 2019』長野アークス(2019年6月22日)
○潮崎豪&中嶋勝彦vsKAZMA SAKAMOTO&大原はじめ×

 6・27後楽園大会のGHCタッグ王座戦に向けて、挑戦者の“AXIZ"中嶋&潮崎組が、王者・KAZMAの眼前で快勝。ベルトと“日常"の奪回へ執念をみせた。

 今年のノア・タッグ戦線をけん引してきたAXIZ。ともにベルトを持っての“もたれかかりポーズ"も浸透しつつあったが、今春のタッグリーグ戦で杉浦&KAZMA組に敗れて準優勝。そして6・13大阪大会の王座戦でも杉浦&KAZMAに敗れ、ベルトまで失った。

 大阪で杉浦に絞め落とされた中嶋がリマッチを要求して6・27後楽園での立場を逆にした再戦が決定。この日AXIZは、大原と組んだKAZMAと対決して火花を散らした。終始優勢に試合を進めると、終盤にはKAZMAを前後からの逆水平&左ミドルキックの乱打で排除。最後は潮崎が強烈な豪腕ラリアットをぶち込んで大原を仕留め、KAZMAの面前で3カウントを奪ってみせた。

 試合後はKAZMAのベルトを「返せ」とばかりに同時に指さしたAXIZ。中嶋は「ベルトを逃したのは(※杉浦に敗れた)俺の責任だからね。なんとしても取り返さないと。今、このノアに必要なタッグチーム、俺らしかいないでしょ? 俺たちAXIZがノアの中心であり、顔だから。そのためにはベルトが必要」と“けじめの勝利"を強調し、潮崎も「あのタッグのベルト、どっちの腰にあるのが“普通"だ? あのベルトがAXIZにあるのが“日常"になるように、もう一度取り返す」と“日常的光景"の奪還に執念を燃やした。

【試合後の中嶋&潮崎】
――前哨戦でKAZMAの面前で勝利を奪ったが?

▼中嶋「ベルトを逃したのは俺の責任だからね。なんとしても取り返さないと。今、このノアに必要なタッグチーム、俺らしかいないでしょ? 俺たちAXIZがノアの中心であり、顔だから。そのためにはベルトが必要」

▼潮崎「あのタッグのベルト、どっちの腰にあるのが“普通"だ? どっちだ?」

――人それぞれ…

▼潮崎「(※高圧的に)どっ・ち・だ!?」

――AXIZです…

▼中嶋「だろ? お前の言う通りだ。たまには良いこと言うじゃねえかよ。でもよ、これからのノアを考えた時に、俺たちAXIZが中心じゃねえと面白くないだろ? イエスかノーで答えろよ」

――ぃえす…

▼中嶋「あー!? 聞こえねえなあ!!」

――イエス!

▼中嶋「そうだろ。その声がもっとデカくなるように、俺たちはもう一度、あのベルトを巻く!」

▼潮崎「あのベルトがAXIZにあるのが“日常"になるように、もう一度取り返す」

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