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6/26【WWE】中邑がIC王者ベイラーを挑発、戸澤はニースに敗れクルーザー挑戦権獲得ならず

 スマックダウン、205 Liveが現地時間25日、オレゴン州ポートランドのモダ・センターで開催された。

 オープニングにニュー・デイが登場。PPV大会『エクストリーム・ルール』で王者コフィ・キングストンがサモア・ジョーを迎え撃つWWE王座戦が決まった。キングストンが「昨日のジョーの襲撃は残忍で破壊的だった。ジョーはサメのような男だ! でもPPVで俺を餌だと思っても、断じて食われることはないぞ」と豪語すると、WWE王座をつけ狙うドルフ・ジグラーが現れた。バックステージで交渉済のジグラーは「今日、お前は俺と3本勝負で対戦だ! そして俺が勝てば王座戦はトリプルスレットになる」と要求。PPV大会でのWWE王座挑戦権をかけて対戦することになった。メインで行われた両者の一騎打ちはフォール合戦を制したキングストンが1本目を先取。ジグラーも場外でジグザグをさく裂させるとスーパーキックで2本目を奪い返し、1-1のイーブンとした。決勝の3本目、両者は互角の攻防を展開し、2発目のジグザグを食らってピンチを迎えたキングストンだったが、最後は必殺のトラブル・イン・パラダイスを決めて3カウントを奪取。2-1で勝利し、ジグラーの王座挑戦権獲得を阻止した。

 中邑真輔が王者フィン・ベイラーを挑発し、IC王座に興味を示した。バックステージでインタビューに答えたベイラーがPPV大会『スーパー・ショーダウン』での王座防衛を振り返り、「次の相手は?」と質問されると、そこへ中邑が現れた。不敵な笑みを浮かべた中邑はベイラーのIC王座ベルトに“トゥー・スイート"ポーズでタッチすると、ベイラーにアイコンタクトをしてその場を後にした。言葉にこそしなかったものの、中邑は行動でIC王座挑戦を意思表示した形となった。

 戸澤陽が205 Liveメイン戦でトニー・ニースとクルーザー級王座挑戦権をかけて対決した。戸澤はエプロンからのトペ・コンヒーロ、低空ドロップキックからのトペ・スイシーダと豪快な飛び技で攻め込むと、ニースもスワンダイブ式ムーンサルトプレスで反撃して白熱の攻防を展開。戸澤は「カモーン」と挑発しながら騙し討ちジャブで相手を翻ろうしたが、ダイビング・セントーンは不発。その後も切れ味鋭いジャーマン・スープレックスを決めたものの、最後は飛びついての攻撃を狙った戸澤をニースがマットに叩きつけて3カウント。戸澤の惜敗に終わり、ニースがPPV大会『エクストリーム・ルールズ』でクルーザー級王者ドリュー・グラックに挑戦することが決まった。試合後、戸澤は「もうだめだ。ラストチャンスだったかもしれないです。本当に言葉が出てこないんですよね。何も言えないです。ごめんなさい」とショックの色をにじませた。

 PPV大会『エクストリーム・ルールズ』は日本時間7月15日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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