プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/28【WWE】US王者・リコシェが日本凱旋でオープニング防衛も…セザーロ襲撃に屈す

『WWE Live Tokyo』東京・両国国技館(2019年6月28日)
US王座戦 ○リコシェvsセザーロ×

 DRAGON GATE、新日本で活躍したリコシェが、ゆかりの地・日本にWWEスーパースターとして凱旋。日本公演2連戦のトップバッターとして登場し、セザーロ相手にUS王座防衛に成功してみせた。

 リコシェは米国現地時間23日に行われたPPV大会『ストンピング・グラウンズ』でサモア・ジョーを破ってUS王座戴冠を果たしたばかり。日本公演2連戦のトップバッターとして登場し、“獲りたてほやほや”なUSベルトを懸けての一戦に臨んだ。

 実力者セザーロと一騎打ち。のっけからアクロバティックなトペ・フェイントやコルバタなどでセザーロをかく乱したが、セザーロも上空ホイップ式のエルボースマッシュや得意のジャイアントスイング、バイシクルキックを繰り出して譲らず。リコシェもダイブ式の飛びつきフランケンシュタイナーを踏ん張られても、高速前方回転エビ固めで叩きつけてコーナーに上がったものの、立ち上がったセザーロも強烈なエルボースマッシュを連発してダイブ攻撃は許さない。

 それでもリコシェはコーナーぎわの攻防を制してのダイビングボディアタックや旋回式のコルバタで飛びついて再びスピーディかつハイフライにかく乱。さらにはスイング式の飛びつき攻撃…とみせかけて前方回転エビ固めで丸め込み、ギリギリで3カウントを奪ってみせた。

 日本公演初日オープニングで熱闘をつむいだうえでUS王座防衛に成功。クラウディオ・カスタニョーリとしてノアマットで戦い、日本に縁深いセザーロも試合後にはノーサイドで握手を求め、リコシェも握り返した。

 ところがセザーロは背後からのラリアットでだまし討ち。大の字のリコシェを眼下に「明日、俺がニューチャンピオンになってやる」と予告し、2日目の対決も決定的となった。ともあれ、最後は温かな拍手のなかで立ち上がり、日本語で「アリガトウゴザイマシタ」とマイクで感謝した。

プロ格 情報局