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6/28【全日本】刺激的初遭遇実現 シュレック再戦熱望、諏訪魔「何がしたいんだ?」

『2019 DYNAMITE SERIES』静岡・清水マリンビル(2019年6月28日)
○ジェイク・リー&岩本煌史&関根“シュレック"秀樹vs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×

 諏訪魔とシュレックの刺激的な初遭遇が実現。「諏訪魔選手とはいつか自分が上に上がってシングルで戦いたい」と再戦を熱望するシュレックに対し、諏訪魔は「何がしたいんだ、あいつはよ」と不満を口にした。

 総合格闘家・シュレックが4・16浜松大会以来2ヵ月ぶり2度目の全日マット参戦。前回と同じくジェイク&岩本のSweeperとトリオを結成し、諏訪魔&石川&佐藤と対戦した。中でも注目されたのは諏訪魔との初対決。開始早々、両者が先発で対峙し、諏訪魔がレスリングテクニックを駆使してコントロールにかかれば、シュレックは積極的に腕関節や足関節を狙う。スキを突いて腕ひしぎ逆十字やヒザ十字固めに持ち込んだが、諏訪魔もすぐさまロープに脱出。緊張感あふれる攻防を清水のファンは固唾を飲んで見守った。

 終盤には場外で殴り合い、シュレックがスリーパーで絞め上げる場面も。ジェイクがバックドロップで佐藤を破った試合後も両者はにらみ合い、諏訪魔がエルボーを何発も打ち込めば、シュレックも殴り返して意地をみせた。自ずとこの続きが期待されるところで、シュレックは「ぜひね、タッグでなくて諏訪魔選手とはいつか自分が上に上がってシングルで戦いたい」と再戦を熱望した。

 だが、諏訪魔は「わかんない奴だな。何がしたいんだ、あいつはよ。佐藤の子分のにおいしかしないな」と不満と怒りをむき出し。シュレックが「諏訪魔選手はレスリング出身。それから全日本獲って、プロレス一筋でやってきた。自分はブラジリアン柔術、そして総合格闘技を経てやってきた。かみ合わないのは当然ですけど、そこでおそらくフラストレーションがたまったのかなと思います」と分析したように、試合後の諏訪魔は満足いく戦いができなかったこともあって大荒れ。シュレックとの乱闘だけでは飽き足らず、プラ柵をリングに投げる一幕もあり、「何を主張したいんだ、あいつは? とにかく腹が立ったってだけだ」と吐き捨てていた。

【試合後のジェイク&岩本&シュレック】
▼ジェイク「いやぁ関根さんありがとうございました」

▼シュレック「こちらこそ」

▼ジェイク「もう見た目でもわかる通り、実際に組んだ人はわかるんじゃないかな、この力強さ。伊達じゃないですよブラジリアン柔術。そしてONEにも出てるわけだし。それで全日本プロレスにも出場してもらっている。味方でよかったと今日思う反面、やりたいなという気持ちも少し芽生えてきてます」

▼岩本「俺的には静岡といえばSweeperの味方はシュレックさんってことですね。前回も僕らの助っ人になってくれたんで」

▼ジェイク「関根さん、何か一言」

▼シュレック「前回組ませてもらって、それから興味深く二人の戦いをみてたんですけど、いったんタイトル獲られて、また素晴らしい戦いで…相手の方も素晴らしかったんですけど、素晴らしい戦いで獲り返して。こんなお二人と組ませてもらえてホント幸せです。僕もまだ力不足ですけど、いつかジェイクさんと力比べしてみたいなって気持ちもあります」

――諏訪魔と初対決となったが?

▼シュレック「そうですね。おそらく自分もですけど、序盤やらせてもらったんですけど、かみ合わなかった部分がありましたね。そこでフラストレーションがたまって、諏訪魔選手はレスリング出身。それから全日本獲って、プロレス一筋でやってきた。自分はブラジリアン柔術、そして総合格闘技を経てやってきた。かみ合わないのは当然ですけど、そこでおそらくフラストレーションがたまったのかなと思います。ぜひね、タッグでなくて諏訪魔選手とはいつか自分が上に上がってシングルで戦いたいと思います」

▼ジェイク「関根さん、今日改めてありがとうございました。そして個人的なことになるけれど、前回、野村直矢に借りを返した。僕はそう思っているので。けど、ただそれだけです。これで貸し借りゼロ」


【試合後の諏訪魔&石川】
▼諏訪魔「調子乗ってんな、シュレック関根。関根シュレックって言うの?」

▼石川「シュレック関根です」

――関根“シュレック"秀樹だが?

▼石川「そうなんだ(苦笑)」

▼諏訪魔「間違えた。そんぐらいわかんない奴だな。何がしたいんだ、あいつはよ。佐藤の子分のにおいしかしないな。全然まだまだ。今日短いよ。短くない試合? 10分? 物足りないよ。まだまだやりたいね。頭のレスリング、それから先をやりたいわけでさ。まだ頭しか当たってないよ。ただでけぇだけかもしれないし、それはわかんねぇ。とにかく勘違いした自信…勘違いした奴がまた出てきたんじゃない? いろんなところにいるよ。何を主張したいんだ、あいつは? とにかく腹が立ったってだけだ」

――仮想The Endにうってつけだったが?

▼諏訪魔「The Endの足元にも及ばねぇな。世界タッグのためになんなかったよ。申し訳ないよ。そのぐらいまだまだ。向こうの話聞いた方がいいんじゃない? 俺から言うことないよ。腹立ってるだけ」

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