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7/2【WWE】US王者リコシェがAJに雪辱で防衛もザ・クラブが襲撃KO

 ロウが米国現地時間7月1日、テキサス州ダラスのアメリカン・エアライン・センターで開催された。

 ブラウン・ストローマンとボビー・ラシュリーがフォールズ・カウント・エニウェア戦で激突した。パワー対決となった一戦はラシュリーがスピアーで先制すると、ストローマンもカウンターのショルダータックル、セントーンを繰り出して反撃。戦場が場外に移り、ラシュリーがパイプ椅子攻撃やステージ上でのジャーマン・スープレックスを敢行すれば、ストローマンはショルダータックルで猛突進。両者は勢い余ってタイタントロンを突き破ってしまった。その衝撃で火花が飛び散る中、ノーコンテストの裁定が下り、2人は担架で病院送りとなった。

 アンダーテイカーがシェイン・マクマホン&ドリュー・マッキンタイアと対峙した。シェインとマッキンタイアがリングに登場すると、PPV大会『エクストリーム・ルールズ』での対戦相手であるローマン・レインズ&アンダーテイカーを侮辱。マッキンタイアは「アンダーテイカーは歴史上偉大なレジェンドだが、まったく怖さを感じない」と強気に言い放った。すると場内が暗転し、稲妻が走る中、鐘の音とともにアンダーテイカーが現れた。シェイン&マッキンタイアが場外に避難すると、リングを占拠したアンダーテイカーは「レインズは俺に助けを求めたことはない。俺はただお前達2人の魂を奪うために来た。お前達が安らかに眠ることはないぞ」と通告し、首斬りポーズをみせた。

 ユニバーサル王者セス・ロリンズ&ロウ女子王者ベッキー・リンチの王者カップルが夫婦タッグのマイク&マリア・ケネリスがミックスドタッグ戦で対戦した。マリアが「私の夫の方が強い」と主張して決まった一戦で、ロリンズはマイクをターンバックルに叩きつけ、強制的にマリアと交代させる。ベッキーが登場すると、マリアは場外に逃げ出してしまう。追いかけたベッキーが詰め寄ると、マリアは「私、妊娠しているの」と告白。思わずマリアへの攻撃を止めたベッキーは代わりにマイクをディスアーマーで捕まえてタップを奪った。PPV大会『エクストリーム・ルールズ』でバロン・コービン&レイシー・エバンスとのダブル王座戦を控えるロリンズ&ベッキーは完勝で弾み。敗れたマリアは「子供の父親があなたなんて信じられない」と不甲斐ない夫マイクを侮辱した。

 PPV大会『エクストリーム・ルールズ』は日本時間7月15日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 AJスタイルズとリコシェの再戦がUS王座をかけて実現した。先週のロウではノンタイトル戦ながらAJが王者リコシェに勝利。この日のバックステージでルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンが「リコシェがAJに勝てると言っていた」と告げ口したことで両者の遺恨が深まった形となった。メインで組まれたこの一戦でAJはフェノメナール・フォアアームをさく裂させたものの、レフェリーのミスジャッジによって決め手とならず。試合再開となり、リコシェが延髄斬りで攻め立てれば、AJもフェノメナール・フォアアーム、ブレーンバスターで応戦するなど白熱の攻防を展開。最後はリコシェが丸め込みで3カウントを奪ってUS王座防衛に成功した。試合後、両者が握手を交わしたが、そこにギャローズ&アンダーソンが現れ、「本当のAJはどこへ行った?」と煽る。するとAJはリコシェを襲撃。ギャローズ&アンダーソンがマジックキラーをさく裂させると、ブーイングの中、AJはセカンドロープからのスタイルズクラッシュを敢行した。リコシェをKOしたザ・クラブの3人は“トゥー・スィート"ポーズで勝ち誇った。

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