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7/10【WWE】IC王座狙う中邑がノンタイトル戦で王者ベイラー撃破、カブキ・ウォリアーズがタッグ王者アイコニックスを挑発

 スマックダウンが現地時間9日、ニューハンプシャー州マンチェスターのSNHUアリーナで開催された。

 インターコンチネンタル王座を狙う中邑真輔が王者フィン・ベイラーとノンタイトル戦で激突した。両者は序盤からトップギアでの攻防を展開し、中邑がスライディング・ジャーマンスープレックスからキンシャサを狙えば、阻止したベイラーもスリングブレイドで反撃し、クー・デ・グラを狙うなど徹底抗戦。中盤になると牙を剥いた中邑が場外でキンシャサを決めてリングアウト寸前に追い込んだが、ベイラーはカウント9で生還。ならばと中邑はバリケードや鉄製ステップにベイラーを叩きつけて再びリングアウトに追い込もうとし、ベイラーが戻ってきたところに渾身のキンシャサを叩き込んで3カウントを奪取。ノンタイトル戦ながらIC王者ベイラーにピンフォール勝ちを収めた中邑は「フィンは俺が誰か思い出しただろう」とアピール。王者撃破でIC王座挑戦に近づいたのは間違いない。

 6・28&29両国2連戦で女子タッグ王者ジ・アイコニックスに連勝し、王座挑戦権を獲得したアスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが代理人ペイジとともに王者組を挑発した。バックステージでペイジが「今夜、王座戦の予定よね」とアイコニックスに迫ると、対峙したペイトン・ロイスが「今夜? そんなの無理よ。ビリーが病気なの」と言い訳しながら拒否。どうやら仮病のビリー・ケイも「くらくらなのよ。医者を呼んで」と演技した。これにペイジは「ストップ! 本当にイライラする。たまたま王者になってから、逃げることと言い訳しかしてないわよね」と王者を批判するとビリーに平手打ち。「王座戦は今夜じゃないかもしれないけど、すぐよ」と言い放つと、アスカ&カイリ・セインは腕を組みながら睨みをきかせて挑戦を迫った。

 PPV大会『エクストリーム・ルールズ』でアンダーテイカーと組んでシェイン・マクマホン&ドリュー・マッキンタイアと対戦するローマン・レインズがこの日のメイン戦に登場。ドルフ・ジグラーと対戦した。当初、ジグラーはケビン・オーエンズと対戦予定だったが、放送前にオーエンズがジグラーと駐車場で乱闘騒ぎを起こしたことを理由にシェインが試合中止を決定。オーエンズが会場に現れ、マイクで不満を爆発させたが、セキュリティとともに追い出したシェインは、ジグラーの対戦相手をレインズに変更した。シェイン、アライアス、マッキンタイアが見守る中、レインズはヘッドバットを見舞い、ジグラーをターンバックルに叩きつけて攻め込んだが、アライアス&マッキンタイアの介入もあって、ジグラーのジグザグを食らうなど劣勢に。それでもスーパーマンパンチで反撃したレインズは介入を狙うアライアスとマッキンタイアをダイブ攻撃で蹴散らす。ならばとシェインがリングに乱入してきたが、報復のチャンスを狙っていたオーエンズが現れてスタナーをさく裂。邪魔者がいなくなったところでレインズはジグラーのジグザグを耐えると、豪快なスピアーを放って3カウント。シェイン&マッキンタイアの目前で激勝した。

 PPV大会『エクストリーム・ルールズ』は日本時間7月15日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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