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7/13【NOAH】中嶋が「愛の爆弾」「挫折という苦しみ」「N-1のNは中嶋のN」宣言 GHC戦公開調印式

 7・27川崎大会のGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)清宮海斗vs中嶋勝彦(挑戦者)」に向けた公開調印式が、神奈川・川崎市内の『タイトーステーション溝の口店』で開かれ、中嶋が「愛の爆弾」を落としたうえで清宮に「挫折という苦しみ」を与え、続く『N-1 VICTORY』を「N-1のNは中嶋のN」に染め上げる青写真を描いた。

 GHC二冠を見据えた清宮が、中嶋の持つタッグ王座への挑戦を表明。中嶋がGHCヘビー挑戦を交換条件に出して7・27川崎大会での王座戦が決まった。

 この日は決戦の地・川崎で公開調印式。“口撃"で仕掛けたのは、やはり挑戦者の中嶋だった。まずは清宮を「若くて、カッコよくて、強い。本当に俺がジェラシーを感じるくらい、凄いチャンピオン」と持ち上げたものの、「7・27カルッツかわさきで、会場のみんなに俺の“愛の爆弾"を落として、清宮海斗にもジェラシーを感じてもらって、そのうえでこの輝くベルトを俺が手に入れたいと思います」と妖艶(ようえん)な笑み。そのうえで「もっと俺が“挫折"という苦しみを味わわせてやるよ」と若き王者に通告した。

 清宮も動じず。「僕が言い続けてる“新しい景色"というのも、チャンピオンとして描いてる夢のことなので。僕はこのベルトを今年ずっと防衛していきたいですし、まずは(11月2日の)両国のメインに立つことが夢ですし、その両国の後の会場が(※より大きな会場の)どこになっていくのか。その次はどこに行きたい…とか、俺はチャンピオンとして描いてる夢がたくさんあるので、その夢を今日来てくださってる皆さん、ノアを応援してくださっているファンの皆さんと見たいと思います」と、ファンとともに着実に大会場を目指す“夢"の具体的プランを語ってみせた。

 王座戦の後には、今年から改称した年間最大のリーグ戦『N-1 VICTORY』がスタンバイ。川崎決戦の勝者がGHC王者としてN-1を迎えることになりそうだが、中嶋は「最初名前決まった時、『N-1って…嘘だろ?』と思いましたけど、NOAHだからかな…。でもこれ、“中嶋のN"でしょ? 流れが俺に来てるなって。そうでしょ? だから余計川崎が楽しみだねえ」と早くも“N-1のNは中嶋のN"宣言を放って俺色に染め上げることを視野に入れた。

 それでも泰然自若な清宮は「覚醒というテーマを持って、自分の限界を超えます」とやはり通過点を強調。6・9後楽園大会での杉浦貴戦に続く、さらなる“限界突破"を誓ってみせた。

 公開調印式における両選手のコメントは以下の通り。

【GHCヘビー級王座戦公開調印式の模様】
――王座戦に向けた意気込みを

▼中嶋「後楽園で(挑戦を受けた)チャンピオンの懐の深さを感じて。まぁ彼らの(タッグ王座)挑戦表明がなかったら、このチャンスも巡ってこなかったのかな…と思いますけど、今のチャンピオンの清宮海斗。若くて、カッコよくて、強い。本当に俺がジェラシーを感じるくらい、凄いチャンピオンだと思います。でも、7・27カルッツかわさきで、会場のみんなに俺の“愛の爆弾"を落として、清宮海斗にもジェラシーを感じてもらって、そのうえでこの輝くベルトを俺が手に入れたいと思います」

▼清宮「俺は二冠になりたいから、このベルトの挑戦を受けようと思ったワケで、もちろんこのベルトを中嶋さんに渡すつもりは無いですし、ノアのなかで中嶋さんは今本当に唯一のスタイルというか…正直やりにくい相手なんですけど、俺はこのカルッツのタイトルマッチでも自分の限界を超えていきたいと思っているので、自分で自分のことを追い込んで、限界を超えて、さらに覚醒した自分をみせて、このベルトを守りたいと思います」

――過去に戴冠歴のある中嶋選手だが、改めてGHCヘビーに対する思いは?

▼中嶋「思いねえ…やっぱり一番は“夢"じゃないですか? やっぱり誰もが頂点に立ちたいわけで。それに、ずっとチャンピオンは“新しい景色"というのをテーマに掲げてますけど、俺を無視してもらっちゃ困るよ。大変な思いもしてるし、乗り越えてきてると思う。でも経験の差はあるんじゃないかな。もっと俺が“挫折"という苦しみを味わわせてやるよ」

――逆に清宮選手は中嶋勝彦というレスラーへの思いは?

▼清宮「一番印象に残ってるのは、去年のグローバル・リーグ戦の決勝での試合ですよね。あそこをきっかけに俺はこのベルトを巻いて、駆け上がってこられたと思うんで。でも、あの頃の中嶋さんと今の中嶋さんでは全然違うと思うので、そこは気をつけなければならないな…と思うのと、今、中嶋さんの口からも“夢"という言葉がでた。みんなプロレスラーとして考えることは一緒なんだな、と思いますね。僕が言い続けてる“新しい景色"というのも、チャンピオンとして描いてる夢のことなので。僕はこのベルトを今年ずっと防衛していきたいですし、まずは(11月2日の)両国のメインに立つことが夢ですし、その両国の後の会場が(※より大きな会場の)どこになっていくのか。その次はどこに行きたい…とか、俺はチャンピオンとして描いてる夢がたくさんあるので、その夢を今日来てくださってる皆さん、ノアを応援してくださっているファンの皆さんと見たいと思います」

――王者は具体的な夢を語ったが、中嶋選手が描く夢とは?

▼中嶋「秘密♪」

――両国の前には“N-1 VICTORY"というリーグ戦があり、おそらく今回の王座戦の勝者がチャンピオンとしてN-1を迎える形になるが?

▼中嶋「N-1でしょ? ねえ? 最初名前決まった時、『N-1って…嘘だろ?』と思いましたけど、NOAHだからかな…。でもこれ、“中嶋のN"でしょ? 流れが俺に来てるなって。そうでしょ? だから余計川崎が楽しみだねえ」

――清宮選手はN-1をどう見据えている?

▼清宮「グローバル・リーグという歴史あるリーグ戦の名前が変わって変化が出てきた…というのは、選手にとってはモチベーションになると思うんで、今まで以上の激しいリーグ戦になると思いますし、その中でチャンピオンとしての戦いを俺は見せていきたいな、と思います」

――改めてどんな試合になると思う?

▼中嶋「すべてを俺が呑み込む試合になると思います」

▼清宮「覚醒というテーマを持って、自分の限界を超えます」

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