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7/15【全日本】世界タッグV3戦へ諏訪魔が石川に対抗意識「全盛期点競う」

『千葉 EXTRA DREAM in NARITA』千葉・成田ビューホテル(2019年7月15日)
○石川修司&諏訪魔vsディラン・ジェイムス&ジョエル・レッドマン×

 諏訪魔が世界タッグV3戦へ向けて「全盛期点どっちが高かったか、競っていきたい」とパートナー・石川に対抗意識をむき出しにした。

 世界タッグ王者に君臨する暴走大巨人は7・27大阪大会でジェイク&野村の新世代タッグを迎え撃つV3戦を控える。この日は二人でタッグを結成し、ディラン&レッドマンの外国人タッグと対戦。諏訪魔が捕まる劣勢の時間もあったが、ブレーンバスターでディランの巨体を投げて打開。石川が相手チームの同士討ちを誘うと、諏訪魔が久々のストライクジャーマン、石川がランニングニーリフトでレッドマンを追い込み、最後は石川がファイアーサンダーでとどめを刺した。

 これといった連係は出なかったものの暴走大巨人が快勝。世界タッグV3戦へ向けて好調ぶりを示した。それもそのはず、二人は2日前の7・13横浜大会で久々に対戦し、真っ向勝負で互いの力を確かめ合ったばかりだ。「凄ぇ刺激になってますよ。やっぱし石川修司とボコボコやり合えるというのはね、凄くレスラー冥利に尽きる」と諏訪魔が言えば、石川も「思い切り当たることで、また暴走大巨人の絆が深まったと思う」と確信している。

 二人の大目標は「究極の5冠戦」。そのためには世界タッグを保持し続けることが絶対条件となる。その原動力となるのが互いを認め合うライバル意識。特に諏訪魔は「石川選手との競い合いっていうのが一番俺にとってのやりがい」と言い切り、「アイススケートの採点じゃないんだけどさ、全盛期ポイントといううかさ、そういう意味でどっちのポイントが高かったか、競っていきたいなと思うよね。全盛期点どっちが高かったかって」と対抗意識とともに宣言。石川も「ライバルだと思ってるんで、張り合うことが最強タッグの道だと思う」と呼応した。

 相手はジェイク&野村だが、二人はまるで眼中になしと言わんばかり。過去にもライバルタッグは数多く存在したが、二人は組みながらも競い合うことで、暴走大巨人をさらに高めていくつもりだ。

【試合後の諏訪魔&石川】
――世界タッグv3戦へ向けて好調では?

▼諏訪魔「石川選手みりゃ好調でしょ」

▼石川「(ディラン&レッドマンは)今日初めて? 2回目ぐらい? まだ向こうは浅い、もしかしたら組んでいったらわからないチームかもしれないんで。個々の実力はあるんで。時間は短かったかもしれないけど、そんな余裕はなかったですね。でもウチらは絶好調なんで」

――7・13横浜で久々に戦って刺激になっているのでは?

▼諏訪魔「俺、凄ぇ刺激になってますよ。やっぱし石川修司とボコボコやり合えるというのはね、凄くレスラー冥利に尽きるというか、幸せなことだよね。俺も他の奴にボコボコいっちゃっていいんでしょ? そういうことだよね。それは感じた」

▼石川「思い切り当たることで、また暴走大巨人の絆が深まったと思うんで。ああいうきっかけをくれた諏訪魔さんに感謝だし、この世界タッグのベルト、守っていかなきゃいけないし、諏訪魔さんが言った5冠戦やりたいんでね。そこまで負けられないなと。まだ下半期いってないですけど、やっぱり東スポのベストタッグというのをちょっと考える部分もあるんで。俺らしかいないと思うんで、歴史作るのは」

▼諏訪魔「いいこと言ってくれたなぁ」

▼石川「それまで全盛期で」

▼諏訪魔「そうだね。俺、思ったんだ。この間の横浜でも思った。今、若い奴らが挑戦してこようとしてるけど、あんな奴ら絶対跳ね返してやる。石川選手との競い合いっていうのが一番俺にとってのやりがいなわけで、お客さんもそれを楽しみにしてるよね。だからアイススケートの採点じゃないんだけどさ、全盛期ポイントといううかさ、そういう意味でどっちのポイントが高かったか、競っていきたいなと思うよね。全盛期点どっちが高かったかって」

▼石川「支配率」

▼諏訪魔「支配率もそうなんだけど、俺らどっちが全盛期のポイントが高かったかっていうのを、これからみてもらいたいよね、お客さんに。俺が金メダル目指して頑張りてぇって感じだよ。凄ぇ張り切っちゃうから。永遠のライバルに負けないように」

――組んでも競い合って、より暴走大巨人を高める?

▼石川「そうですね。張り合ってこそのこのタッグだと思うんで。ライバルだと思ってんで、張り合うことが最強タッグの道だと思うんで」

▼諏訪魔「よし、俺も頑張る」

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