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7/16【大日本】小林軍団が6人タッグ王座V1、木高狩りの宇藤が8・25名古屋でのデスマッチ王座挑戦をアピール

『株式会社東京ドームマーチャンダイジングプレゼンツ』東京・後楽園ホール(2019年7月16日)
横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合 ○宇藤純久&アブドーラ・小林&ドリュー・パーカーvs伊東竜二&宮本裕向&木高イサミ×

 小林軍団が強敵・ヤンキー二丁拳銃&伊東のトリオを返り討ちにし、横浜ショッピングストリート6人タッグ王座初防衛に成功。王者・木高から直接勝利を奪った宇藤は8・25名古屋大会でのデスマッチ王座挑戦をアピールした。

 今年になってから9度の王者交代劇が繰り返されてきた横浜ショッピングストリート6人タッグ王座。現王者は小林&宇藤&パーカーの小林軍団。6・28長沼大会で高橋&植木&佐久田の三代目血みどろブラザーズから奪取。7・1浜頓別大会で奪還されたが、7・4士幌大会ですぐさま奪い返し、第36代王者組に君臨している。初防衛戦となったこの日、デスマッチ王者・木高&宮本のヤンキー二丁拳銃に伊東を加えた強力トリオを迎え撃った。

 試合形式は蛍光灯+凶器持込みデスマッチ。木高が蛍光灯付きラダー、宮本が蛍光灯タワー、伊東が竹刀を持参。小林軍団は特製フォーク型凶器、パーカーが蛍光灯十字架、宇藤は扇型蛍光灯を持参してきた。

 まずはパーカーがトペコンヒーロで華麗に舞って見せ場を作ったが、挑戦者組も宮本がコーナー上からダイブして蛍光灯タワーを小林の脳天にグサリ。頭から蛍光灯に突っ込ませる。ここから挑戦者組は完全に小林を狙い撃ち。木高は蛍光灯を当ててのヘッドバットを連発し、宮本はボディスラムで巨体を投げ、伊東はイス攻撃を連発してイスをひん曲げる。木高は蛍光灯の破片を額に突き刺し、連続串刺し攻撃からのダブル低空ドロップキックの二丁拳銃連係で攻め込んだ。

 苦境続きとなった小林だったが、起死回生のスリングブレイドで突破口を開いた。パーカーがオーバーヘッドキック、ジャンピングフットスタンプで躍動し、蛍光灯十字架を投入したが、宮本が阻止。蛍光灯十字架をコーナーに設置すると、サンダーファイアーパワーボムでパーカーを投げつけた。王者組のピンチは続く。すかさず伊東がムーンサルトを放ち、扇型蛍光灯で宇藤の脳天を殴りつけ、二丁拳銃は蛍光灯付きラダー攻撃を敢行した。

 それでも小林がシャイニングウィザード、バカチンガーエルボードロップで木高の動きを止め、小林軍団が流れを引き寄せた。すかさず宇藤が刃物型に模した蛍光灯を手にコーナーからダイブして木高を殴りつけ、パーカーも小林の補助付きでその場飛びファイアーバードスプラッシュを投下。宇藤がダイビングボディプレスを放った。リバースタイガードライバーが不発に終わり、後頭部への絶槍を食らったものの、宇藤は止まらない。カウンターのラリアットで木高を吹き飛ばすと、リバースタイガードライバーを蛍光灯の上に敢行。2発目のラリアットを叩き込んで木高から3カウントを奪った。

 苦戦を強いられながらも小林軍団が6人タッグ王座初防衛に成功。しかも宇藤はデスマッチ王者・木高から3カウントをもぎ取ってみせた。さっそく試合後、宇藤は「イサミさん、ベルトに挑戦させてください! 8月名古屋国際会議場、まだ決まってないですよね? やらせてください!」とデスマッチ王座挑戦をアピール。顔面の右上部から大量の血を滴らせる木高は「名古屋を後楽園ホールで叫んだところで、果たして今日のお客さんは来てくれるのでしょうか?」と疑問符をつけてから、「名古屋くらいまでならみんな来れますよね」と納得すると、「よし、お前、この俺ごときに勝ったぐらいで偉そうにしてんじゃねぇぞ。俺はよ、たいしたことねぇレスラーだけどよ、名古屋でお前が挑戦したいと言うなら、ダイビングダブルニードロップ、お前の嫁さん(世羅りさ)の技で3つ獲ってやるバカヤロー!」と受諾し、返り討ちを宣言した。木高がリングを降りると、宇藤は「イサミさんはチャンピオンですよ。大日本のトップ。それに僕が今日勝ったので、挑戦する資格あると思います」と強調したうえで、「8月名古屋、地元で勝ってベルト巻いて、自分の時代を新しく作っていきます!」とデスマッチ王座初戴冠を誓って締めた。

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