7/16【大日本】「筋肉で会話」 関本&ボディガーが浜&中之上との前哨戦制してBJWタッグ獲りに手応え
『株式会社東京ドームマーチャンダイジングプレゼンツ』東京・後楽園ホール(2019年7月16日)
○ボディガー&関本大介&兵頭彰vs浜亮太&中之上靖文&加藤拓歩×
「筋肉で会話」した関本&ボディガーが浜&中之上との前哨戦を制し、BJWタッグ奪取の手応えをつかんだ。
7・21大阪大会のBJWタッグ王座戦はいよいよ5日後。王者組・浜&中之上に関本&ボディガーが挑戦する。この日は王者組が加藤、挑戦者組が兵頭とそれぞれ組んで激突。本番を見据えた肉弾戦が繰り広げられた。
開始早々、浜と関本がタックル合戦で正面衝突を繰り返す。正面突破は無理と判断した関本はハンマーパンチを胸板に連発したが、微動だにしない浜はタックルで返り討ち。中之上とボディガーは手四つによる力比べでしのぎを削り、裏の読み合いを展開した。
その後、兵頭が王者組の猛攻に捕まる展開となったが、バックフリップで中之上を叩きつけて打開すると、関本がシュミット流バックブリーカーからのサソリ固めで中之上をもん絶させ、串刺しスピアー、サイドバスターの猛攻に出る大暴れ。エルボーを連発する中之上を逆水平で押し返した。
だが、ランニングネックブリーカーで中之上に反撃された関本は、浜のラリアット、エルボードロップを被弾。ボディガーが串刺しショートレンジラリアット連打を浴びせたが、バックドロップは持ち上がらず。それでもボディガーは前後からラリアットを叩き込んで巨体をなぎ倒してみせた。
最後は関本がジャーマンで加藤を投げる援護射撃に出て、ボディガーがラリアット、ハイキックの波状攻撃で3カウントを奪取。前哨戦は挑戦者組が制した。試合後、ベルトを手にした王者組と対峙した関本とボディガーはベルト獲りポーズでアピール。この日の試合前の会見で関本とボディガーは互いへの信頼感を強調したうえで、「筋肉で会話する」と宣言していた。この日も「筋肉で会話しましたよ。バッチリ」(関本)、「筋肉同士でつながってる感じで、だいぶ考えてることわかる」(ボディガー)と意思の疎通はバッチリ。この日は未遂に終わった巨漢・浜投げを予告したボディガーは「今日は序の口なんで、これからもっともっとコンビネーションを高めていって、もちろんコンディション高めて、7月21日エディオンアリーナ、絶対この関本選手と二人でタッグのベルト獲る」と宣言。関本も大阪出身4人によるタイトルマッチへ向けて「エディオンで俺ら二人が大阪最強の人間だってことを証明します」と誓った。
【試合後の関本&ボディガー】
▼関本「ありがとうございました
▼ボディガーー「ありがとうございました」
▼関本「いけますね。いけますよこれは。バッチリですね」
▼ボディガー「まだまだこんなもんちゃうで。まだ今日は序の口なんで、これからもっともっとコンビネーションを高めていって、もちろんコンディション高めて、7月21日エディオンアリーナ、絶対この関本選手と二人でタッグのベルト獲るんで注目しといてくれ」
▼関本「俺ら本物の大阪だっていうのを証明します。エディオンで俺ら二人が大阪最強の人間だってことを証明します」
――筋肉で会話できた?
▼関本「今日、筋肉で会話しましたよ。バッチリ」
▼ボディガー「むしろ筋肉でしか会話してない感じで」
▼関本「いつでも筋肉で会話できるから俺たちは」
▼ボディガー「筋肉同士でつながってる感じで、だいぶ考えてることわかるんで」
――ボディガー選手は浜を投げられなかったが?
▼ボディガー「まぁね。今度は絶対あのデブを俺が投げ飛ばしてやる」
▼関本「よっしゃ」
▼ボディガー「まぁ、みとってくれ(と腕に力を込めると)」
▼関本「おぉ、いいな」
▼ボディガー「これも筋肉で会話してます。まぁ、そういうこっちゃ!」
【試合後の浜&中之上】
▼浜「やっぱり力強いよ。力強い上に、ああいうハイキックみたいな。あの年齢であのやわらかいキック打てる人はなかなかいないんで、警戒しなきゃいけないなと思いましたね。みんな大阪出身だから、関西ナンバー1決定戦なんで、これは負けるわけにいかないんでね」
――ボディガーに意地でも投げさせないと?
▼浜「ラリアット10発ぐらい打たれたからもうろうとしたけど、まぁ上げられないんだろうな。そういう自信はあったよ。相撲の時でも一回も吊られたことないわけだから。中之上はどう?」
▼中之上「もちろん個々は力凄い強いですけど、タッグとなると、僕ら5回防衛してるのかな。1+1が2以上になった方が勝つと思うんで」
▼浜「あっちは力と力だからね。1+1が2でしょ。2なんだよ。俺ら1+1が296になるからね」
▼中之上「ちょうどいいバランスですね」
▼浜「148倍だコノヤロー。あと296%出せるコンディションに持っていきますよ。今日は負けたから悔しいけど、大阪みてろってところですよ」
