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7/17【WWE】カブキ・ウォリアーズ無念 カウントアウト勝ちでタッグ王座奪取ならず、新IC王者・中邑にアリが挑戦か

 スマックダウン、205 Liveが現地時間16日、マサチューセッツ州ウースターのDCUセンターで開催された。

 権力を乱用するシェイン・マクマホンがスマックダウン初の対話集会を開催した。先週、シェインに対する不平不満をぶちまけたケビン・オーエンズの会場入りを禁止したシェインはスーパースターたちをステージに集め、「どんな苦情も受けるぞ」と対話集会をスタートさせた。シェインに指名されたシャーロット・フレアーが「産まれてからずっとマクマホン家には感謝しているわ」とお世辞を並べたが、WWE王者のコフィ・キングストンは「シェインはスーパースターたちに機会を与えていない」と批判。するとマイクの音声がカットされて発言の機会を奪ってしまう。好き放題に進行するシェインはここで対話集会を強制終了し、結論に持っていこうとしたが、背後からオーエンズが現れ、シェインにスタナーをさく裂させた。するとPPV大会『エクストリーム・ルールズ』でオーエンズに秒殺されたドルフ・ジグラーが現れ、「お仕置きする」と対戦を要求。両者の一騎打ちがメインで組まれた。試合中にシェインがスーパースターたちを引き連れてリングを包囲。逃げ場をなくしたオーエンズはジグラーのジグザグを食らって苦戦を強いられたが、スタナーで返り討ち。フォールの体勢に入ると、シェインが足を引っ張って妨害してきたが、オーエンズはシェインにもスタナーを見舞って逃亡した。

 IC王座を戴冠した中邑真輔がバックステージでインタビューを受けた。そこに現れたのはアリ。「ただ、おめでとうと言いに来たよ。チャンプ!」と祝福すると、ICベルトを見つめてから立ち去る。中邑も不敵な表情を浮かべてアリをにらみつけた。


 日本公演で女子タッグ王座挑戦権を獲得したカブキ・ウォリアーズが王者組ジ・アイコニックスとの王座戦を迎えた。ペイトン・ロイスの平手打ちを食らったカイリ・セインはお返しとばかりにチョップを見舞い、ハリケーン・ラナをさく裂。その後もアスカとカイリはダブル・ニー、ランニング・ネック・ブリーカーなど流れるような連続攻撃で王者組を圧倒した。なおもアスカが強烈な回し蹴りを放つと、ビリー・ケイは場外に吹き飛んで倒れ込んだ。レフェリーがカウントを始める中、ビリーはカウント7で辛うじてエプロンに上がったが、ペイトンが故意にリングインを止めてカウント10が数えられた。カブキ・ウォリアーズがカウントアウト勝ちを収めたものの、ルールにより王座移動なし。勝負から逃げたアイコニックスにブチ切れたアスカとカイリはビリーを捕まえてバリケードに叩きつけると、アスカがヒップアタック、カイリがインセイン・エルボーを叩き込んでペイトンをKOし、憂さを晴らした。

 205 Liveでは戸澤陽(withブライアン・ケンドリック)が抗争中のシン・ブラザーズのサミル・シン(withスニル・シン)と激突した。先週の報復を狙うサミルがヒザで先制したが、戸澤はチョップ2発、騙し討ちジャブで反撃。「アー!」と雄叫びを上げるとエプロンから走り込んでトペ・コンヒーロをさく裂させ、必殺のダイビング・セントーンを狙った。スニルが介入を狙っても、ケンドリックが阻止。そのスキにサミルが戸澤に襲いかかったが、回避した戸澤はサミルをターンバックルに激突させてから丸め込んで快勝した。先週に続いて敗戦となったシン・ブラザーズは試合後に2人がかりで戸澤を襲撃。ケンドリックの加勢を受けた戸澤はシン・ブラザーズを蹴散らし、二人が残していったボリウッド・トロフィーを掲げて勝利をアピールした。

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