プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/17【全日本】Jr.タッグリーグ開幕 好連係でEvolution撃破 SOSが「全勝優勝」宣言

『2019 SUMMER ACTION SERIES』開幕戦 東京・後楽園ホール(2019年7月17日)
「2019 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦 ○バナナ千賀&ツトム・オースギvs佐藤光留&岡田佑介×

 ジュニアタッグリーグ開幕戦で、SOSが好連係を駆使してEvolutionコンビを撃破。最高のスタートを切ると、千賀は「全勝優勝」を宣言した。

 “Speed of Sounds(SOS)"オースギ&千賀とEvolutionの光留&岡田が「2019 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦初戦で激突した。

 SOSは全日本初参戦。普段は大日本などで活動しており、タッグ歴は10年を超す。ともにEvolution所属とはいえ、光留&岡田は組んだばかりだけに、SOSがチームワークで圧倒。のっけからダブルドロップキックを突き刺し、場外ダイブのフェイントを披露して場内を沸かすと、序盤戦をリードした。

 劣勢を佐藤が変える。オースギ相手にミドルキック、ジャンピングハイキック、水車落としと畳みかけ、腕ひしぎ逆十字固めに捕らえた。代わった千賀のダイビングボディアタックに被弾したものの、すぐに脇固めに捕獲すると、アンクルホールドに持ち込んでギブアップを迫った。

 大チャンスだったが、ここで岡田が「俺!」とタッチを猛アピール。光留はあえてスイッチして勝負を託す。その気持ちに応えようと、岡田は頭突きを駆使して猛攻。千賀に馬乗りになってヘッドバットを連打すると、ダイビングヘッドバットを投下した。

 これでも決まらないとみるや、岡田はブレーンバスターを狙うが、千賀は首を持ったまま背後に不時着して、ショルダーネックブリーカーの体勢に。あうんの呼吸で動いたオースギがスワンダイブ式エルボーで突っ込み、SOSが合体技で主導権を奪い取る。2人がかりの雪崩式フランケンで佐藤を豪快に投げ飛ばすと、岡田も場外に蹴落とし、同時トペコンヒーロで飛翔。アクセルを踏んだSOSはリングに戻ると、岡田にランニング式ダブルブレーンバスターをお見舞いした。

 岡田も頭突きを乱れ打ち、ウラカンラナを狙われても、さらに回転エビ固めで切り返して粘りを発揮するが、そこにオースギがランニングニーをグサリ。光留が援護に回っても、千賀はスピードで翻ろうし、岡田にジャンピングハイキックを誤爆させて勝機をこじ開ける。一気に動いたSOSは合体技・展覧会の絵(合体変型みちのくドライバーII)をズバリ。オースギが光留をプランチャで足止めすると、千賀が前転式延髄斬りからスカイツイスタープレスを爆発させて、岡田から3カウントを奪い取った。

 残り時間が3分を切ったところでSOSが接戦を制し、開幕戦でEvolutionを撃破。チームワークの差を見せつけた。ともに全日本ジュニア陣の体の大きさに驚きを感じたようで、千賀は「余裕で勝てると思ったのに強い。佐藤光留が凄いのはわかっているけど、岡田君? なかなかいいもん持ってるよね。ああ、危なかった!」とこぼしたものの、オースギは「俺らは何年やってんだって話だから。何年組んでるんだって話だから」と自信をあらわに。

 千賀も「タッグで十何年やってるから。まあ、負けはしないよね」と余裕を漂わせ、「もう優勝…全勝優勝狙おう。全勝優勝するぞ」と予告。オースギは「まあ、今日の試合でわかったでしょ?」と胸を張った。

 最高のスタートを切ったSOSの次戦は7・20東近江。同じく白星発進となった丸山&めんそーれ組と激突する。一方、悔しい敗戦となった光留&岡田は7・21玉野で岩本&恵一組と対戦する。

【試合後のオースギ&千賀】
▼オースギ「重かったな」

▼千賀「やっぱジュニアとは言えでかいよね。もっと余裕で…。急造タッグでしょ? 余裕で勝てると思ったのに強い。佐藤光留が凄いのはわかっているけど、岡田君? なかなかいいもん持ってるよね。ああ、危なかった!」

▼オースギ「危なかった、ほんまに。けどね、俺らは何年やってんだって話だから。何年組んでるんだって話だから」

▼千賀「タッグで十何年やってるから。まあ、負けはしないよね。もう優勝…全勝優勝狙おう。全勝優勝するぞ」

▼オースギ「まあ、今日の試合でわかったでしょ?」

▼千賀「ああ、疲れた、でも」

▼オースギ「ギリギリやったわ。危なかったわ」

▼千賀「ギリギリだよ。ああ、楽しかった」

※佐藤&岡田はノーコメント

プロ格 情報局