プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/21【DDT】キャンディー&海苔攻撃に苦もんも…佐々木&高尾がタッグ防衛3連戦突破

『Summer Vacation 2019』東京・後楽園ホール(2019年2月22日)
KO-Dタッグ選手権試合 ○佐々木大輔&高尾蒼馬vsジョーイ・ライアン&大和ヒロシ×

 ライアン&大和のキャンディー&海苔攻撃に苦もんした佐々木&高尾組だったが、最後は逆転勝利でタッグ王座V5。自ら組んだ防衛戦3連戦を突破した。

 KO-Dタッグ王者の佐々木&高尾は、6・30後楽園、7・15大田区、7・21後楽園での防衛戦3連戦をぶち上げ、あみだくじで挑戦者を決定した。実現不可能な名前が選ばれそうになったものの、最終的に上野&吉村、HARASHIMA&ウラノ、ライアン&大和が挑戦者に確定。6・30後楽園、7・15大田区ではキッチリとDAMNATIONコンビがタイトルを防衛し、V5戦でライアン&大和組を迎え撃った。

 序盤からライアンの“股間"が試合の中心になる。ライアンは自ら佐々木に股間を触るように要求。拒否されると、怒りのマンハッタンドロップ3連発をお見舞いした。大和も同じく自分の股間を触るよう佐々木に要求。実際に掴まれると苦もんの表情を浮かべた。それでも猛攻を耐え抜いて連続スピアーを決めると、再びライアンが登場。今度こそ佐々木に股間を鷲づかみにさせて、力をみなぎらせた。王者組が反撃に移ってもライアンは下がらない。高尾をリストクラッチ式エクスプロイダーでぶっこ抜くと、ダイブ攻撃を狙われても足を突き立てて迎撃し、自らの股間に顔面から衝突させて追い討ちした。

 さらに、ライアンは王者組2人を自慢の股間力を使ってぶん投げると、エプロンに立った味方の大和に股間を握らせ、そのまま場外に投げ捨てる合体トペコンヒーロまで繰り出した。リングに戻ると、大和はドロップキック、フライングXチョップで佐々木に追撃。再びライアンの股間を鷲づかみにして、今度は合体カミカゼに。

 しかし、佐々木は背後に不時着して空転させると、王者組が逆転。コードブレイカー&ダイビングフットスタンプの合体技を皮切りに、佐々木がダイビングエルボードロップから大和をクロスフェイスに捕獲する。そして、ペティグリー&ジントニックの合体攻撃へ。

 急行したライアンはタイツから取りだしたキャンディーを佐々木の口に突っ込み、トラースキックで戦線離脱に追い込む。さらに、別のキャンディーに大和のオリジナルグッズ・味付け海苔を巻きつけると、今度は高尾の口にねじ込もうと突っ込んだ。高尾は木曽レフェリーへの誤爆でピンチを切り抜けたが、挑戦者組の攻撃はエスカレート。今度は巨大キャンディーを取り出すと、そこに大和が海苔の佃煮を盛りつけ、とうとう高尾の口にぶち込んだ。高尾はもん絶して場外に転落する。

 リングに舞い戻った佐々木が孤軍奮闘したものの、コーナーに上がったところで挑戦者組が襲撃。ライアンが佐々木に股間を掴ませると、そのライアンを大和がスパイダーフロントスープレックスで投げ飛ばす破天荒な合体技を敢行する。そして、大和がミサイルキック、カミカゼ、フィッシャーマンズスープレックスと大技ラッシュ。ノーザンライトボムで勝負に。

 これを間一髪切り抜けた佐々木はドロップキックをグサリ。粘る大和もジャーマンやツームストンパイルドライバーで反攻したが、スライディングXチョップを読んだ佐々木がクロスオーバーフェイスロックに捕獲し、逆転のギブアップを奪い取った。

 試合後、ライアン&大和を襲撃して憂さを晴らした佐々木&高尾。自らに課した防衛3連戦を突破し、防衛回数も5まで伸ばして、タッグ王者として盤石の体制を築きつつあるようだ。

プロ格 情報局