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7/21【全日本】世界タッグV3戦へ 暴走大巨人が野村をラストマウンテンでKO、石川は挑戦者組を酷評「響いてこない」

『2019 SUMMER ACTION SERIES〜玉野エンタメ 町おこしプロジェクト第2弾〜』岡山・玉野総合医療専門学校 体育館(2019年7月21日)
○石川修司&諏訪魔vs野村直矢&田村男児×

 暴走大巨人が世界タッグ次期挑戦者・野村をラストマウンテンでKO。石川は「こっちに響いてくるものがない」とジェイク&野村を酷評した。

 諏訪魔&石川がジェイク&野村を迎え撃つ7・27大阪大会の世界タッグ戦。この日、2度目の前哨戦が組まれ、暴走大巨人は田村と組んだ野村と激突した。諏訪魔がドロップキックやスピアーで野村に攻勢を許す場面もあったが、その後はみせつけるように田村をなぶり殺し。野村が加勢に飛び込んできても、暴走大巨人は二人がかりのダブルチョップで返り討ちにすると、合体技・新型ラストマウンテンを久々に爆発させた。野村は場外で大の字。その間、石川がランニングニーリフトを田村にぶち込んで前哨戦完勝を決めた。

 試合後も野村は場外で倒れたまま。その前に仁王立ちした石川は世界タッグベルトを掲げて勝ち誇った。野村を寄せつけずKO。石川は「野村&ジェイク組んだ時のパワーは凄かったけど、そこから別に。試合のファイトはいいかもしれないけど、こっちに響いてくるものがなかった」と挑戦者組への不満を口にした。タイトルマッチは挑戦者が勢いを発揮してこそ盛り上がるというもの。それが二人には感じられず、「もっともっとこないと俺らが完璧に勝って大阪が終わっちゃうからつまんないんで。もっともっとこいってこと」と注文をつけた。

 ジェイク&野村は新連係・マキシマムキリングを筆頭に、複数の合体技を披露してきたが、石川にすれば脅威とはならない。「じゃあアルティメットデストロイのインパクトに比べたら、俺らが10だったら、あいつらの連係なんてまだよくて5ぐらいでしょ」とバッサリ斬って捨てると、「だったら15、20ぐらいの連係考えてこいって。1個で満足してんじゃねぇぞ」と通告。「そういう部分でも足りないよ。全部足りない。リング上のファイトは多少認めてるけど、そういうのが全然足りない」と歯応えを全く感じることができず、「もっともっとこい」と繰り返していた。

【試合後の石川】
――久々のラストマウンテンで野村をKOしたが?

▼石川「ちょっとね、無風というか、野村&ジェイク組んだ時のパワーは凄かったけど、そこから別に。試合のファイトはいいかもしれないけど、こっちに響いてくるものがなかったんで。やっぱり諏訪魔さんも自分もいろいろ発信し合って今があるから。足らないよ。ベルトほしいのかな?と思うし、青柳がホントは三冠ベルト挑戦するんじゃないの?って言ってたけど、ホントにお客さんにもそう思われちゃうからね。世界タッグがホントにほしいんだったら、発言も含めてもっともっとこっちに。別にかみつけなんて言うつもりないけど、もっともっとこないと俺らが完璧に勝って大阪が終わっちゃうからつまんないんで。もっともっとこいってことですよ」

――ジェイク&野村が開発した新連係については?

▼石川「じゃあアルティメットデストロイのインパクトに比べたら、俺らが10だったら、あいつらの連係なんてまだよくて5ぐらいでしょ。だったら15、20ぐらいの連係考えてこいって。1個で満足してんじゃねぇぞって。こっちは何年組んで、何年作ってきたんだ連係技。そういう部分でも足りないよ。全部足りない。リング上のファイトは多少認めてるけど、そういうのが全然足りない。もっともっとこい」

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