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7/27【NOAH】拳王も納得 小峠が金剛電撃脱退、ジュニア回帰へ

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』神奈川・カルッツかわさき(2019年7月27日)
○稲村愛輝&拳王&マサ北宮&小峠篤司vs杉浦貴&KAZMA SAKAMOTO&大原はじめ&岡田欣也×

 小峠が反骨集団『金剛』を電撃脱退。ジュニア回帰を宣言し、金剛を率いる拳王も納得して送り出した。

 小峠は5月に“明るい革命マント路線"に別れを告げ、カラーの異なる金剛入り。理由らしい理由も口にせず、ほぼ沈黙を貫いてきたが、前夜の長岡大会で「もうちょっと待って」と何らかの決意を固めたことを示唆していた。

 今宵の川崎大会では杉浦軍と8人タッグマッチで全面対決。“見習い"待遇で杉浦軍入りした新人・岡田が、ライバル心を燃やす同期の稲村に激しく突っかかったものの、稲村も豪快なショルダータックルで同期を鎮圧。オクラホマスタンピードで叩きつけ、最後はフィニッシュとして狙い続けてきたスプラッシュマウンテンを初めて決めて3カウントを奪ってみせた。

 試合後には拳王が改めてマイクで『N-1 VICTORY』優勝を宣言し、恒例の“4人金剛ポーズ"を決めようとしたものの、ひとり離れた小峠がマイクを握った。

 小峠は「稲村、マサ、そして拳王、悪いけど、俺は今日で金剛を脱退させてもらう。お前らとやってきて、金剛っちゅうユニットはめちゃくちゃ刺激的で面白くていろいろ考えさせられた。だから俺も考えて次にやりたいこと決めたよ。俺は本格的にジュニアに行く。信念があるねん、俺にも。俺はジュニアから今のノア面白くしたる」と金剛脱退とジュニア回帰を電撃表明。「お前ら心配すんなよ。俺はジュニアの元二冠王者よ。金剛と元ノアジュニアの二冠王者がめちゃくちゃ面白くしてやるからな」と続けた。

 小峠の覚悟を感じ取った金剛の面々も、握手で承認。拳王も小峠の目の色を確認し、「今の小峠の目、めちゃくちゃ良い目してるな。川崎のクソヤローども、お前らが証人だ! 今後の小峠の活躍、応援してやってくれ! 分かったか!?」と快く送り出した。


【試合後の拳王】
▼拳王「あんな強い信念を持った小峠、お前らも初めて見ただろう? それはな、俺たち金剛でな、少ない時間だけど一緒にやってたからだよ。小峠の考え、理解できるぞ。あいつジュニアに行くって言ってたよな? 俺はめちゃくちゃ期待する。これからの小峠の活躍、テメーらクソヤローども、しっかり目に焼き付けておけ」

▼北宮「金剛に一緒に入った時から、もがいてたのは分かってたんだよ。でも今、男の決心でジュニアにカンバックするって決めたんだ。テメーの意思で前を向いてる人間に文句はなにもない。ぜひとも頑張ってほしい。そしてノアジュニアでトップを取って欲しい! (※稲村に)お前もそうだろ!」

▼稲村「はいっ!!」

▼北宮「だったら帰るぞ!!」

▼稲村「はいっ!!!」

【小峠の話】「言いたいことは言ったし、まだ何もしてへんからね。まぁこれからっすね。以上」

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