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7/28【WWE】ベイラー戦消滅もIC王者・中邑がアリに快勝、キングストンがトリプルスレット戦制してWWE王座死守

 「スマックビル」が現地時間27日、テネシー州ナッシュビルのブリヂストン・アリーナで開催された。

 スペシャルイベントとして行われたこの日の「スマックビル」。インターコンチネンタル王者・中邑真輔がアリ相手に王座防衛に成功した。当初はフィン・ベイラーと対戦する予定だったが、ベイラーの負傷欠場によって消滅。対戦相手が不明のまま中邑はリングに登場。「フィンはいないから試合はなしだ。試合放棄で俺の勝利だな」と言い放ったが、そこにアリが現れて「フィン・ベイラーはドクターストップで欠場だ。今から俺と王座をかけて勝負しろ」と対戦を要求した。受けて立った中邑は「カモーン」と挑発。ダブル・ニーやドロップキックで攻め込まれたが、中邑はスライディング・ジャーマン・スープレックスで反撃に出る。キンシャサが不発に終わり、カウンターのスーパーキックを食らったが、続くアリの450スプラッシュは自爆させた。すかさず中邑はキンシャサを叩き込んで3カウントを奪取。強敵アリを退けてIC王座防衛を果たした。

 WWE王者コフィ・キングストンがサモア・ジョー、ドルフ・ジグラーとのトリプルスレット戦で激突した。パンケーキを投げながら登場したキングストンはジグラーにドロップキックを放って先制したが、共闘したジグラーとジョーのダブル・バックエルボーを食らい、2人がかりで痛めつけられてしまう。劣勢となったキングストンだったが、ジョーにヘッドバット、ジグラーにクロスボディで反撃。倒れ込んだジグラーをジョーがフォールすると、2人はにらみ合って空中分解。その後も3人入り乱れての攻防が展開され、ジョーがキングストンをコキーナ・クラッチで捕まえたが、ジグラーがジョーにスーパーキックを放って妨害。ジグラーがキングストンにジグザグを放ってもカウント2止まりで決定打とならず。大技の攻防が続く中、最後はキングストンがトラブル・イン・パラダイスでジョーを沈めて3カウントを奪い、王座防衛に成功した。キングストンはPPV大会『サマースラム』でランディ・オートン迎撃を控え、強敵相手の過酷な王座戦が続く。PPV大会『サマースラム』は日本時間8月12日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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