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8/6【WWE】カブキ・ウォリアーズ無念、タッグ王座奪取ならず、US王者AJがリコシェとの前哨戦制す

 ロウが米国現地時間5日、ペンシルベニア州ピッツバーグのPPGペインツ・アリーナで開催された。

 PPV大会『サマースラム』でセス・ロリンズとの防衛戦が決まっているユニバーサル王者ブロック・レスナーが代理人ポール・ヘイマンとともに登場した。ヘイマンが「セス・ロリンズは本当にビーストスレイヤーか? スープレックス・シティを焼き尽くすことができるのか?」と挑発すると、ロリンズがイスを手に現れたが、先週レスナーの襲撃によって受けたダメージの影響で足を引きずったまま。手負いのロリンズをレスナーはターンバックルに叩きつけると、F5を2発も食らわせて返り討ちにした。さらに痛手を負ってしまったロリンズだが、それでも「サマースラムに出場してレスナーを倒す」と宣言すると自力でリングを後にした。

 US王者AJスタイルズがPPV大会『サマースラム』でのリコシェとの王座戦へ向けた前哨戦に勝利した。この日、The OCのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンとニュー・デイのビックE&エグゼビア・ウッズが対戦したが、セコンドについたAJが早々に乱入。ニュー・デイを暴行していると、リコシェがやってきてビッグE&ウッズを救出し、急きょ6人タッグ戦が行われることになった。両チームは白熱の攻防を展開。リコシェがスプリングボード式ドロップキックをギャローズに放てば、AJはフェノメナール・フォアアームをビックEにさく裂。リコシェが延髄斬り、ドロップキックでAJを蹴散らしたものの、ギャローズによってバリケードに叩きつけられると、最後はギャローズ&アンダーソンがウッズにマジックキラーを決めて3カウント。AJがリコシェとの前哨戦を制した形となった。試合後、The OCはAJがUS王座、ギャローズ&アンダーソンがロウタッグ王座のベルトをそれぞれ掲げて勝ち誇った。

 アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王座をかけた王者ジ・アイコニックス、アレクサ・ブリス&ニッキー・クロス、マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルフェイタル4ウェイ・エリミネーション戦に登場した。マンディがヒザ蹴りでビリー・ケイからピンフォールを奪って王者アイコニックスが最初に脱落する波乱の展開となった中、アスカがアスカロックでマンディからタップを奪い、カブキ・ウォリアーズとアレクサ&ニッキーが残った。ベルト獲り目前とあって、カイリがクロスボディ、スライディングDでアレクサを攻め込めば、アスカもアスカロックで勝機を作った。さらにカイリがインセイン・エルボーを狙ったものの、ニッキーの妨害によって不発に終わり、最後はアレクサのツイステッドブリスを食らったカイリが3カウントを聞いた。カブキ・ウォリアーズ悲願のベルト獲りならず。アレクサ&ニッキーが新WWE女子タッグ王者となった。

 PPV大会『サマースラム』での対戦が決まっているザ・ミズとドルフ・ジグラーの調印式がエンディングのミズTVで行われた。ミズに呼び込まれてショーン・マイケルズとともに登場したジグラーは「俺は試合に勝って生きる伝説として称賛されるだろう」と契約書にサインした。するとミズは「契約書に書かれている対戦相手は俺じゃない」と告げた。マイケルズも「俺じゃない」と否定する中、現れたのはゴールドバーグ。契約書にサインすると、場外に逃げたジグラーに向かって「ジグラー! 次はお前だ」の決め台詞を言い放った。ゴールドバーグvsジグラーが電撃決定。真夏の祭典『サマースラム』は日本時間8月12日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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