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8/18【全日本】アジアタッグ前哨戦幕開け 光留&岡田制すも岩本は「秘策ある」

『2019 SUMMER EXPLOSION』北海道・苫小牧市総合体育館(2019年8月18日)
○岡田佑介&佐藤光留vs岩本煌史&青柳亮生×

 光留&岡田がアジアタッグ前哨戦第1ラウンドを制したが、王者・岩本は「俺の秘策は一つじゃない。もっとあるよ」と自信満々に予告した。

 8・24美幌大会でのアジアタッグ戦へ向けた前哨戦がこの日幕を開けた。王者・岩本が亮生と組んで挑戦者組・光留&岡田と対戦。試合前から近距離でにらみ合った両陣営は、一歩も譲らない攻防を繰り広げた。光留がローリングソバットを打ち込み、ミドルキックを連打すれば、岩本はランニングエルボーですぐさま反撃し、エルボー合戦にも競り勝つ。ニーアッパーは光留が食い止め、ジャンピングハイキックをぶち込んだ。岡田も串刺しジャンピングエルボーを連発し、頭突きを打ち込んだが、岩本はニーアッパーで挑戦者組の攻勢をせき止めた。

 終盤には光留&岡田がジャンピングハイキック&ランニングヘッドバットを同時にさく裂させる好連係を披露。光留が岩本を場外でセーブする間、岡田がフィッシャーマンスープレックスで亮生を料理した。

 前哨戦第1ラウンドは挑戦者組に凱歌が上がった。タイトルマッチは6日後とまだ先だが、岡田にとってはこれが最初で最後の前哨戦。「ここからは自分の試合のイメージをもっともっと持っていかないと」と本番までに高めていく構えの岡田は「今、俺らはJr.TAG BATTLE OF GLORY、これに優勝しただけの実力がある。絶対に絶対に光留さんとあのアジアのベルトを獲る」と自信とともに誓うばかり。相棒を頼もしそうに見やった光留は「何で今日で岡田が最後だ? 場外ホームラン打たれるのびびってるんじゃないの?」と王者組を挑発すると、「みたらわかるでしょ? 打つ気満々、ネクストバッターサークルで場外ホームランよ」と岡田の爆発に期待を込めた。

 一方、岩本は前哨戦を落としたものの、ショックの色はない。「一つ聞きたいですけど、相手チームの目的、何なんだ? アジア獲ってから。俺とジェイクさんはやりたい相手をむしろ獲る前からずっと言い続けてきた。彼らはこれ獲ることまでがゴールなんじゃないか?」と挑戦者組に疑問符をつけた。ジェイク&岩本にはTAJIRI&KAIとベルトをかけて戦うという大目標がある。それを実現させるためにも初防衛戦でつまずくわけにはいかない。岩本は「タイトルマッチは一筋縄じゃいかない。でも俺の秘策は一つじゃない。もっとあるよ」と気を引き締めつつV1戦へ向けて自信満々だった。

【試合後の光留&岡田】
▼岡田「24日の美幌大会の前哨戦、俺個人は今日が最後。岩本煌史と最初で最後、ジェイク・リーに関しては前哨戦がない。だからここからは自分の試合のイメージをもっともっと持っていかないと本番やっぱり触れてない分、俺らの方が不利なことが多いと思う。でも、そんなん関係ない。今、俺らはJr.TAG BATTLE OF GLORY、これに優勝しただけの実力がある。絶対に絶対に光留さんとあのアジアのベルトを獲る」

▼光留「何で今日で岡田が最後だ? 場外ホームラン打たれるのびびってるんじゃないの? みたらわかるでしょ? 打つ気満々、ネクストバッターサークルで場外ホームランよ。まだ球きてねぇぜ。打席入ってねぇぜ。でも岡田佑介この勢い、場外ホームラン。シベリアまでぶっ飛ばすよ」

▼岡田「よーし飛ばしますよ」

▼光留「シベリアまでぶっ飛ばすぞ!」

▼岡田「シベリアまでぶっ飛ばすぞ!」

▼光留「シベリアまでぶっ飛ばすぞ!」

▼岡田「シベリアまでぶっ飛ばすからな!」


【岩本の話】「今日、正規のパートナー、ジェイク・リーじゃないけど、アジアタッグチャンピオンがいる俺のチームが負けた。一つ聞きたいですけど、相手チームの目的、何なんだ? アジア獲ってから。俺とジェイクさんはやりたい相手をむしろ獲る前からずっと言い続けてきた。彼らはこれ獲ることまでがゴールなんじゃないか? その先をみつけないといけない。でもやっぱ研究してたから、タイトルマッチは一筋縄じゃいかない。でも俺の秘策は一つじゃない。もっとあるよ」

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