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8/27【全日本】全日本定着の通行手形に アキラが恩人・TAJIRIからのオーストリア王座獲り誓う

『2019 SUMMER EXPLOSION』北海道・小平町文化交流センター(2019年8月27日)
○ヨシタツ&フランシスコ・アキラvsゼウス&丸山敦×

 アキラが全日マット定着の通行手形として、恩人であるTAJIRIからのオーストリアEWAインターコンチネンタル王座獲りを誓っている。

 今年2月のジュニアリーグ戦で初来日を果たしたアキラは常連外国人として活躍中。7月には北斗と組んでジュニアタッグリーグ戦に出場したばかり。すっかりファンに存在を認知され、この日もたくさんの紙テープが飛び、声援やアキラコールが送られた。応えるようにアキラも機動力を活かした空中殺法を連発し、トペスイシーダをゼウスに発射して沸かせた。

 9・3後楽園大会では王者・TAJIRIの持つオーストリアEWAインターコンチ王座への挑戦が決まった。初参戦から6ヵ月が経過し、全日マットでのベルト初挑戦が実現。アキラは全日本愛、後楽園愛を強調したうえで、「その後楽園ホールで尊敬するTAJIRIサンとチャンピオンシップができるなんて、僕が来日してからこれまでで最高の機会をいただいたと思っています。準備万端です。早く後楽園ホールの日を迎えたいです」と高ぶる気持ちを抑えられない様子だ。

 それに全日マット参戦の機会を得ることができたのはTAJIRIの仲介があったからだった。「TAJIRIサンは世界を見渡してもベストレスラーの一人で、僕にとってレジェンドの存在」と最大級の敬意を表するアキラは「僕の挑戦を受けてくれて感謝していますし、TAJIRIサンの持っているもの全てに対して挑戦したいです」と意気込んでいる。アキラはまだ弱冠19歳の若さ。経験の差を考えると、TAJIRIに勝利できる可能性は決して高くないと言わざるを得ない。それでもアキラは「フランシスコ・アキラの全てをみせて彼を倒してベルトを獲りたいと思っています」と持てる全てをかけて挑むつもりだ。

 アキラがTAJIRIへの挑戦を決めたのは、全日マットでのポジションを確立させるため。シングル、タッグのジュニアリーグ戦ではいずれも結果を出せず、ベルト挑戦も今回が初めて。アキラは「イタリアではレスリングがそれほど盛んではないんです。僕が活躍の場に求めたのは日本です。今後もずっと全日本に来たいと思っていますし、そのための通行手形として、恩人であるTAJIRIサンに勝ってベルトを獲りたいんです」と拳に力を込めて誓っていた。

【アキラの話】(試合前)
――9・3後楽園でTAJIRIの持つオーストリアEWAインターコンチネンタル王座に挑戦するが、どんな意気込みで臨む?

▼アキラ「とても興奮しています。なぜなら僕は全日本プロレス、後楽園ホールを愛しているからです。その後楽園ホールで尊敬するTAJIRIサンとチャンピオンシップができるなんて、僕が来日してからこれまでで最高の機会をいただいたと思っています。準備万端です。早く後楽園ホールの日を迎えたいです」

――アキラ選手にとってTAJIRIはどんな存在?

▼アキラ「TAJIRIサンは世界を見渡してもベストレスラーの一人で、僕にとってレジェンドの存在です。そしてこの日本に来る機会を与えてくれたのもTAJIRIサンです。僕の挑戦を受けてくれて感謝していますし、TAJIRIサンの持っているもの全てに対して挑戦したいです。TAJIRIサンの全てが伝説だと思っていますから」

――今、言われたように経験豊富なTAJIRIを破るのは難しいが?

▼アキラ「TAJIRIサンはWWE、全日本をはじめ、どの国でもチャンピオンになってきました、凄い経験値を持っているレスラーです。でも僕はフランシスコ・アキラの全てをみせて彼を倒してベルトを獲りたいと思っています」

――来日してから6ヵ月が経過したが、日本で成功したいという思いが強い?

▼アキラ「さっきも言いましたが、僕は日本、全日本プロレスを愛しています。イタリアではレスリングがそれほど盛んではないんです。僕が活躍の場に求めたのは日本です。今後もずっと全日本に来たいと思っていますし、そのための通行手形として、恩人であるTAJIRIサンに勝ってベルトを獲りたいんです。そして、いつか全日本のトップタレントになりたいと思っています」

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