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9/6【NOAH】「存在感なし」王者・原田が小峠にあきれ顔 前哨戦も熱帯びず…

『N-1 VICTORY 2019〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』茨城・つくばカピオ(2019年9月6日)
○HAYATA&原田大輔&YO-HEYvs小川良成&鈴木鼓太郎&小峠篤司×

 9・16大阪大会のIPWジュニア王座戦に向けた前哨戦で挑戦者・小峠が敗退。王者・原田は「存在感がない」とあきれ顔で断罪した。

 かつての“桃の青春対決"が大阪ビッグマッチで実現する形になるが、事態は“ややこしい状況"となっている。ヘビー級からジュニアに戻ってきた小峠と、その間ノアジュニアを最前線で守り続けてきた原田。ヘビー挑戦で身を削った2年間に誇りを持つ小峠は「まだ早い。でもお客さんが望むなら」と語り、“絶縁"していた原田も「本当はやりたくない」と互いに複雑な生々しい感情をむき出しにして、王座戦が決定しながらも“すれ違い"状態にある。

 この日も6人タッグマッチで激突したが、互いに先発せず。中盤には2度手合わせしたが、攻防は続かない。そして最後はRATEL'Sの連係の前に失速した小峠が、GHCジュニア王者・HAYATAのクロスフィックスで3カウントを奪われた。

 前哨戦が熱を帯びたとは言い難い状況で、しかも挑戦者の小峠が敗戦。原田は辛らつだった。「ジュニアに戻ってきて最初の良い機会なんじゃないんですか? その機会を分かってない。もっと頑張れよって」とあきれ顔で言い放った。

 試合後にはスティンガーの小川がGHCジュニアタッグベルトを示して“軍団抗争"の闘志をみせたが、「小川良成のことだったら、いっぱいしゃべることがあります。ただ、アイツ(小峠)に関しては無いんですよね。存在感が無いんですよ! だから何もしゃべることがない」と断罪。「RATEL'Sのヤツも思ってると思いますし、他のノアジュニアの連中も思ってるんじゃないですか? ジュニアに戻ってきて、どうなるのかな?って思ったけど、フタを開けてみたら存在感がない。それだけです」とやはりあきれ顔で吐き捨てるように控室へと姿を消した。

【試合後の原田&YO-HEY&HAYATA】
――原田選手、前哨戦を振り返って?

▼原田「(※YO-HEYに)どうですか?」

▼YO-HEY「そうっすね、やっぱり小峠もスティンガー入って、大阪で『まだ早い』とか抜かしとったけど、大阪人はせっかちやねん。9月16日はIPWジュニアのベルトをこの俺、原田大輔が小峠篤司から守るから、よう見とけよ」

▼HAYATA「……(※無言で去る、YO-HEYも去る)」

――小峠を避けているようにも見えたが?

▼原田「避けてないよ。向こうが全然面白くない試合しかしてこないから、構う必要もないかなって」

――チャンピオンから仕掛ける必要はない?

▼原田「うん。もっともっと来いよって。試合見ててどんな存在でした? あの中で」

――初めて見た人は、タイトル挑戦を控えている人間には見えなかったかもしれない

▼原田「伝わらないでしょ? ましてやジュニアに戻ってきて最初の良い機会なんじゃないんですか? その機会を分かってない。もっと頑張れよって。俺から言えることはそれだけです」

――試合後には小川からジュニアタッグのベルトを示されていたが?

▼原田「小川良成は俺にとって、ずっと憎き相手ですから。鈴木鼓太郎もそうやし。大阪終わったらまた、(かつて流血戦を展開した)“おでこの傷"の借りもあるし。まぁ、俺がこう話してたら、アイツ(小峠)はどう思うのかな…っていうのは気になるかな。存在感が無いんですよ! だから何もしゃべることがない。わかりますか? 小川良成のことだったら、いっぱいしゃべることがあります。ただ、アイツに関しては無いんですよね。それが今のアイツの存在感。RATEL'Sのヤツも思ってると思いますし、他のノアジュニアの連中も思ってるんじゃないですか? ジュニアに戻ってきて、どうなるのかな?って思ったけど、フタを開けてみたら存在感がない。それだけです」

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