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9/9【NOAH】丸藤悪夢の4戦全敗でN-1終戦 ハマーストーンが意地の有終V

『N-1 VICTORY 2019〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』東京・後楽園ホール(2019年9月9日)
Aブロック公式戦 ○アレックス・ハマーストーンvs丸藤正道×

 丸藤が悪夢の4戦全敗でN-1終戦。一方、ハマーストーンは意地の2勝目を最後に挙げた。

 1勝2敗の米MLWナショナルオープンウェイト王者・ハマーストーンと、開幕からまさかの3連敗で勝ち星なしの丸藤がN-1・Aブロック最終公式戦で激突した。

 どちらもすでに脱落が決まっている一戦。ハマーストーンはエプロンで丸藤をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げると、そのまま顔面から叩きつける荒技で先制し、その後もパワーファイトで優勢に進める。丸藤はトラースキックコンビネーションや虎王で反攻するも、ハマーストーンはフロントスープレックスで強引に引っこ抜いて流れを渡さない。

 最後の公式戦で初勝利を狙う丸藤はコブラクラッチ式延髄虎王でチャンスを掴むが、エメラルドフロウジョンを踏ん張ったハマーストーンはナックルパートで鎮圧。投げ捨てジャーマンでぶん投げた。丸藤も粘りを発揮したものの、虎王をキャッチしたハマーストーンは飛びヒザ蹴り、パワーボムとラッシュ。最後は問答無用のペンデュラム・ナイトメアで3カウントをもぎ取った。

 ハマーストーンが意地の2勝目でフィニッシュ。満足できる結果とは言えなかったものの、「まず日本に来て、一番試合がしたかったのは丸藤だ。本当に世界でも最高のレスラーだということを丸藤は証明したと思う。でも、今夜は俺のほうが彼よりもちょっと上だったいうことを俺が証明した」と丸藤からの勝利に胸を張り、「今までの自分のキャリアの中で一番難しいテストだったと思う。結果として、勝ち点4に終わった。だからこそ、絶対にまた日本に戻ってこなきゃいけないと思っている」と再来日を見据えた。

 一方、丸藤は悪夢の4連敗で終戦となったが、強気の姿勢を崩さず、「キレイに全敗だ。でも、俺は終わらないぞ。おい、真っ黒だ。真っ黒はあとは白になるしかねえぞ」と再浮上を誓った。

▼ハマーストーン「まず日本に来て、一番試合がしたかったのは丸藤だ。本当に世界でも最高のレスラーだということを丸藤は証明したと思う。でも、今夜は俺のほうが彼よりもちょっと上だったいうことを俺が証明した。来た時からずっと丸藤がうざくてしょうがなかった。でも、これで終わりだ」

――N-1 VICTORYを振り返ると?

▼ハマーストーン「今までの自分のキャリアの中で一番難しいテストだったと思う。結果として、勝ち点4に終わった。だからこそ、絶対にまた日本に戻ってこなきゃいけないと思っている」

――それはすぐにでも?

▼ハマーストーン「自分としてはすぐにでもまた日本に来たいと考えているが、他の選手たちはすぐに戻ってきてほしくないと思っているんじゃないか」

――Aブロックにエントリーした選手以外にも戦いたい相手は見つけた?

▼ハマーストーン「中嶋や拳王の蹴りを受けたら、どう感じるのかを体感してみたい」

――ノアでやりたいことはいっぱいあると?

▼ハマーストーン「まだまだノアでやりたいことはたくさんある」

【丸藤の話】「どうだ? キレイに全敗だ。でも、俺は終わらないぞ。おい、真っ黒だ。真っ黒はあとは白になるしかねえぞ」

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