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9/15【NOAH】“二人にしかできない闘い"へ「ゴング即キス」も示唆? GHCジュニア戦へHAYATAとYO-HEYが公開調印式

 9・16大阪大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(選手権者)HAYATAvsYO-HEY(挑戦者)」に向けた公開調印式が決戦を翌日に控えた15日、『タワーレコード難波店』で開かれた。

 ノア入団前から公私ともに行動をともにしてきたHAYATAとYO-HEYが、ゆかりの大阪ビッグマッチでGHCジュニア王座を懸けて激突する。“夫婦タッグ対決"を翌日に控えたこの日は、会場となるエディオンアリーナ大阪第1競技場至近のタワレコで公開調印式が開かれ、多くのファンが駆けつけた。

 とはいえ、HAYATAはいつも通りの無言を貫いたため、公開調印式という名の“YO-HEY独演会"状態に。大阪ビッグマッチでの夫婦対決実現について問われると、「ここまで来たなと。ここを目標にやってきたのは事実。地下だったり、いろんなところで二人でプロレスやってきて、トラックの中で二人で居眠りしたり、グチャグチャなプロレスライフを送ってきた二人が、そこまで到達したってことは、うれしいこと」と感慨深げだったが、「まぁでも、始まりにすぎないんで。明日は私達の“新章"といえる闘いをしていきたい。そんな風に思い…ましゅ!」と、チャラく“新章突入"を宣言してみせた。

 大阪大会では「原田大輔vs小峠篤司」のIPWジュニア王座戦も行われる。こちらも大阪ゆかりの深い仲であり、しかも同じジュニア王座戦とあって、“夫婦対決"と比較されうる状況だ。

 「やっぱ意識はしますよね」と話したYO-HEYだったが、「まぁ、意識しすぎて変な感じにならんようにね。いっつも言ってますけど、自分らにしかできない、この二人にしかできない試合ってのをやりたい」と“二人だけの世界"披露に集中する構え。一方で「言ったらゴング鳴って、いきなりキスしても、たぶん自分らにしかできない試合になると思うんで。まぁ、そういうことで、自分らにしかできない試合を…ウェイス」と“ゴング即キス"(?)も示唆して会場を黄色い声援が包んだ。

 タイトル挑戦の機会を2度に渡ってモノにしてきたHAYATAと対象的に、YO-HEYは2度に渡ってタイトル奪取に失敗。勝てば初戴冠となるが「今自分はノアジュニアのなかで“いいところにいる感"が、なんとなく薄っすら出てはいるんですけど、よくよく考えてみたら頂点に立ててないんで、今回が3度目の正直として、ハイ。(HAYATAに)一回も防衛させてあげられへんのは申し訳ないけど……うぇーし(笑)」と、やはりチャラく“3度目の正直"を誓った。

 ともあれ、これで豪華メンバーが出場する9・16大阪大会に向けた動きはすべて終了。新生ノアの命運を左右する、約4年ぶりのエディオンアリーナ大阪第1競技場大会のゴングがまもなく鳴る。


【公開調印式におけるHAYATA&YO-HEYのコメント】
――王座戦への意気込みを

▼YO-HEY「(※妙なしゃがれごえで)ゴンニジワ…明日、HAYATAの持つベルトに挑戦するYO-HEYです。緊張し過ぎて声がこんな感じなんですけど、コホン。(※嘘のように普通の声に戻って)緊張しているってことでね、ハイ。日頃の恨みがメチャクチャ溜まってるんで、それをぶつけて、ワタクシがこのGHCジュニアのベルトを獲りたいと思います。応援よろしくお願いしますっ」

▼HAYATA「……」

――長い付き合いのHAYATAと、大阪府立体育会館の第1競技場でタイトルマッチを行うところまで来たが?

▼YO-HEY「うーん…まぁそうですね。うーん、うーん、まぁ…ひとつ言うとすれば、うーん……ここまで来たなと。ハイ(笑) まぁこれは始まりに過ぎないんでね。ここを目標にやってきたのは事実なんですけど、地下だったり、いろんなところで二人でプロレスやってきて、トラックの中で二人で居眠りしたり、グチャグチャなプロレスライフを送ってきた二人が、そこまで到達したってことは、まぁまぁまぁうれしいことですし。まぁでも、始まりにすぎないんで。明日は私達の“新章"といえる闘いをしていきたい。そんな風に思い…ましゅ!」

――GHCジュニアのシングルベルトには届いていないが、ベルトへの思いは?

▼YO-HEY「そーなんですよね。昨日かおとといか、おととといか、おとととといか、その前くらいにお風呂入ってる時に思ったんですけど、なんかねえ。確かこれで3回目の挑戦なんですかね。それで獲れてないし。今自分はノアジュニアのなかで“いいところにいる感"が、なんとなく薄っすら出てはいるんですけど、よくよく考えてみたら頂点に立ててないんで、今回が3度目の正直として、ハイ。(HAYATAに)一回も防衛させてあげられへんのは申し訳ないけど……うぇーし(笑)」

――もうひとつのジュニアのタイトルマッチ、原田vs小峠のIPWジュニア戦は意識する?

▼YO-HEY「へ? 僕ですか? (HAYATAに)そろそろしゃべりたなってきたやろ?」

▼HAYATA「……」

▼YO-HEY「…そーですね、あの二人は自分らより長い付き合いっていうか、今はぐっちゃんぐっちゃんになってますけど、やっぱ意識はしますよね。自分らで4〜5年前にノアをちょこっと観にいったことがあって。そん時ちょうど(原田と小峠が)タイトルマッチ、このベルト(GHCジュニア)懸けてやってたんですけど、すんごい試合してましたし。だから、意識したくないんですけど、しちゃう…みたいなね。まぁ、しすぎて変な感じにならんようにね。いっつも言ってますけど、自分らにしかできない、この二人にしかできない試合ってのをやりたいと。言ったらゴング鳴って、いきなりキスしても、たぶん自分らにしかできない試合になると思うんで。まぁ、そういうことで、自分らにしかできない試合を…ウェイス」

※続いてファンの皆さんからの質問

――明日に向けて何か特別なことはした?

▼YO-HEY「さっき一緒にたまねぎクラブ(?)いきました」

――なぜHAYATAが獲っていの一番に名乗りを上げた?

▼YO-HEY「うれしい反面、ワタシが勝手に思ってることかもしれないですけど、一番のライバルでも思ってるのは事実なんで、チャンピオンになって『嫁がチャンピオンになったウレシ〜、だけどクヤシ〜。じゃあ挑戦しよう』ってハナシですね」

※HAYATAは質問をことごとく無言でスルー

――ベルトを獲ったら誰と試合がしたい? 雅央さんと試合してほしいです

▼YO-HEY「じゃあ、ジュニアの体重まで絞った雅央さんと防衛戦したいですね。あとはシンディ・ローパーらへんと防衛戦したいですね。女性がダメなら、ライオネル・リッチ。強そうやな…スティービー・ワンダーとしたいです!」

――明日『俺のここを見ろ!』というポイントがあれば?

▼YO-HEY「僕の最近見てほしいところといえば、よく分からない場所(※胸元)にイボができてしまって。ピンセットで何回もぐちゅぐちゅやったりしてるんですけど、まぁこの新しいイボ。見てほしいと思います! 一生懸命見てください!」

――HAYATA選手は『俺のここを見ろ!』というポイントは?

▼HAYATA「……同じや!」

▼YO-HEY「イボあるんかい!!」


【NOAH】9/16(月・祝)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場『N-1 VICTORY 2019 GRAND FINAL』16:00開場、17:00開始※ダークマッチは16:30ごろ開始予定

▼ダークマッチ
宮脇純太
熊野準
vs
岡田欣也
KAZMA SAKAMOTO

▼ダークマッチ
Hi69
田中稔
クワイエット・ストーム
モハメド ヨネ
vs
ソニコ
タダスケ
井上雅央
齋藤彰俊

▼開会宣言
力皇猛さんが開会宣言、G+中継の解説も担当

▼シングルマッチ
ライノ
vs
マサ北宮

▼シングルマッチ
藤田和之
vs
稲村愛輝

▼タッグマッチ
アレックス・ハマーストーン
潮崎豪
vs
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
中嶋勝彦

▼IPWジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
小峠篤司
vs
原田大輔
[初代選手権者]
※原田3度目の防衛戦

▼スペシャル6人タッグマッチ
NOSAWA論外
大原はじめ
桜庭和志
vs
クリス・リッジウェイ
鈴木鼓太郎
小川良成

▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
YO-HEY
(1/60)
HAYATA
[第40代選手権者]
※HAYATA初防衛戦

▼スペシャル6人タッグマッチ
望月成晃
谷口周平
丸藤正道
vs
武藤敬司
秋山準
清宮海斗

▼「N-1 VICTORY 2019」優勝決定戦
[Bブロック1位]
拳王
vs
杉浦貴
[Aブロック1位]

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