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9/16【NOAH】稲村寄せ付けず 圧勝藤田に大ブーイング 「クソ船だ、クソ船!」

『N-1 VICTORY 2019 GRAND FINAL』エディオンアリーナ大阪第1競技場(2019年9月16日)
○藤田和之vs稲村愛輝×

 ノア初参戦となった藤田が稲村を寄せつけず、非情な右ストレートから変型キャメルクラッチでレフェリーストップ勝ち。大ブーイングを浴びてもどこ吹く風の藤田は「わざわざ時間割いて来てんだよ! それなのにクソだよクソ! クソ船!! 泥舟!!」と吐き捨てた。

 杉浦軍の論外が「“最後の後継者"を連れてくる」と予告すると、その言葉の通りに8・29後楽園に藤田が突如として登場。そこで呼応したのがN-1出場を逃してフラストレーションを溜め込んでいた金剛の新鋭・稲村だった。論外に「イナミヤ君、この藤田和之とシングルマッチでやってみろよ」とたきつけられた稲村は、藤田と乱闘を展開。「藤田和之、シングルマッチでお前に絶対勝つ」と大胆にも宣言し、ノア初参戦となる“猪木イズム最後の継承者"とのシングルマッチが大阪大会で組まれた。

 ゴングと同時にレスリング勝負を仕掛けた稲村だったが、藤田は余裕の表情。胸板への張り手一撃で稲村にヒザをつかせる。それでも稲村はショルダータックル3連発からブレーンバスターに繋げて、大阪の観客を沸かせた。

 しかし、藤田はこれで苛立ちが高まったのか、すぐに立ち上がり、ビンタやニーリフトを乱射。逆片エビ固めで絞め続ける。耐え抜いた稲村もショルダータックルからエルボー合戦に持ち込んだものの、藤田は非情な右ストレートをアゴに一閃。もんどり打って倒れた稲村を変型キャメルクラッチで絞め上げ、レフェリーストップ勝ちを奪い取った。

 大ブーイングを受けてもどこ吹く風の藤田はリングをあとに。バックステージでは「これで沈むだろ、この泥舟。なんで俺が出なくちゃならねえんだ、こんなとこ。あんなのしかいねえんだろ? なぁ? 他に誰がいるんだよ、こんなとこ。どこが方舟だよ。ハコの形した泥舟じゃねえか」と言いたい放題。今後、参戦する意志を問われても「そんなの俺が決めるモンじゃねえよ。俺が欲しかったらいつでも呼べ! いつでも、こんなのの相手してやるよ」と言い放ち、「なんだこれ? 何も感じない。何しにきたんだ俺は。今、(在住地が近い)房総半島は停電で大変なんだよ! わざわざ時間割いて来てんだよ! それなのにクソだよクソ! クソ船!! 泥舟!!」と吐き捨てた。

 圧倒的な強さをノアマットに刻みつけ、疾風のように去っていった藤田。“猪木イズム最後の継承者"が再び方舟マットに立つことはあるのだろうか。

【試合後の藤田】
――試合の感想は?

▼藤田「あ? 終わりだろ? これで沈むだろ、この泥舟。なんで俺が出なくちゃならねえんだ、こんなとこ。あんなのしかいねえんだろ? なぁ? 他に誰がいるんだよ、こんなとこ。どこが方舟だよ。ハコの形した泥舟じゃねえか」

――今後も参戦する気持ちは?

▼藤田「そんなの俺が決めるモンじゃねえよ。俺が欲しかったらいつでも呼べ! いつでも、こんなのの相手してやるよ。クソみてえだ、お前らこの野郎!」

――興味ある選手はいない?

▼藤田「誰もいない! 誰だ!? 名前なんか出てこねえ。なんもねえ。クソみてえだ。なんだこれ? 何も感じない。何しにきたんだ俺は。今、(在住地が近い)房総半島は停電で大変なんだよ! わざわざ時間割いて来てんだよ! それなのにクソだよクソ! クソ船!! 泥舟!!」

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