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925【WWE】中邑がアリを返り討ち、カブキ・ウォリアーズが好連係で快勝

 スマックダウンが現地時間24日、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで開催された。

 インターコンチネンタル王者・中邑真輔がアリとのシングル対決に臨んだ。先週、中邑はサミ・ゼインと二人がかりでアリを襲撃したばかり。報復を狙うアリにドロップキック、トペ・スイシーダ、クロスボディで攻め込まれたものの、アリをポストに叩きつけて反撃。スライディング・ジャーマンスープレックスで追い討ちをかけたが、キンシャサをカウンターのスーパーキックで迎撃されてしまう。すかさずアリがDDTで逆襲し、054(リバース450°スプラッシュ)を狙ったが、ゼインが中邑を引っ張って回避。最後はゼインの挑発に気を取られたアリに中邑がキンシャサを叩き込んで3カウントを奪った。アリを返り討ちにした中邑は試合後のインタビューで「アリごときがあり得ねぇ。俺と戦うなんてありがたく思え」と韻を踏んで罵倒した。

 アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズがマンディ・ローズ&ソーニャ・デビルのファイア&デザイアと対戦した。アスカがカイリとの連係からキック攻撃をソーニャに繰り出すと、カイリは自身が表紙となった雑誌を自慢するマンディに行進ポーズからのスライディングDを叩き込んだ。さらにアスカがヒップアタックやスライディングキックでマンディを追いつめると、フェイス・バスターで叩きつけたところに、カイリがインセイン・エルボーをさく裂させて3カウント。カブキ・ウォリアーズが見事な連係で快勝し、WWE女子タッグ王座挑戦に向けて大きく前進した。

 サーシャ・バンクス&ベイリーがシャーロット・フレアー&カーメラ(with Rトゥルース)と対戦した。PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』でロウ女子王者・ベッキー・リンチに挑戦するサーシャは得意のムーンウォークを披露したカーメラのハリケーン・ラナ、クローズラインで攻め込まれたものの、ベイリーとのチームワークでカーメラを圧倒。ベイリーがシャーロットのチョップ連打、ビックブーツ、フィギュア・エイトで追い込まれたが、最後はサーシャがバンク・ステートメントでカーメラにタップ勝ちを収めた。試合後、24/7王者のカーメラはRトゥルースに抱えられて逃走。取り残されたシャーロットにサーシャ&ベイリーが襲いかかった。そこへロウ女子王者ベッキーが登場。ベックスプロイダーで2人を投げ飛ばすと、サーシャをディスアーマーで蹴散らした。次週のスマックダウンで「ベッキー&シャーロットvsサーシャ&ベイリー」のタッグ戦が決定。バックステージでベッキーがインタビューを受けていると、サーシャが背後から襲撃して乱闘に発展。サーシャは「お前は何者でもない」とベッキーに罵声を浴びせ、スタッフやレフェリーが止めに入るまで殴り続けた。女子タッグ戦が行なわれるスマックダウンは日本時間10月5日(土)にJ SPORTSでライブ配信。王者ベッキーvsサーシャのロウ女子王座戦が行なわれるPPV大会『ヘル・イン・ア・セル』は日本時間10月7日(月)にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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