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10/7【WWE】アスカ&カイリが悲願の女子タッグ王座戴冠、ユニバーサル王者ロリンズ暴走でワイアット狩りならず PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』

 PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』が現地時間6日、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで開催された。

 ロウ女子王者ベッキー・リンチがサーシャ・バンクスとヘル・イン・ア・セル戦で対決した。前回の王座戦が反則裁定となっている両者にとって決着戦。ゴング前からサーシャがエルボーで先制してベッキーを金網に叩きつければ、ベッキーもドアロック用のチェーンで殴りつけて反撃。ベックスプロイダーでサーシャを金網に叩きつける荒技を敢行すると、パイプ椅子ごとミサイル・ドロップキックで吹き飛ばした。負けじとサーシャも竹刀で何度も殴打し、バックスタバーからのダブル・ニーでベッキーをテーブル葬にしたが、最後はベッキーが雪崩式ベックスプロイダーからディスアーマーで激闘を制して王座防衛に成功した。

 アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが悲願のWWE女子タッグ王座戴冠を果たした。この日二人はアレクサ・ブリス&ニッキー・クロスが保持する女子タッグ王座に挑戦。カイリが握手を求めておいてアレクサとニッキーに先制攻撃を仕掛けると、一時はアスカがアレクサ&ニッキーの連係に捕まったもののヒップアタックやアンクルロックで反撃。さらにカイリがアレクサにスライディングDを放った。が、ニッキーがレフェリーの注意を引いて3カウントを奪えず。怒りのカイリは「なめんなよコラ!」と叫ぶとインセイン・エルボーを繰り出したものの、ニッキーにヒザで迎撃されてしまう。終盤に突入し、ニッキーがアスカに強烈なカウンターのクローズラインを放ち、アレクサがエプロンからのトペ・コンヒーロでカイリを吹き飛ばしたが、アスカは電光石火の毒霧を噴射。動きが止まったニッキーにハイキックを放って3カウントを奪った。逆転勝利を収めたカブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王座を戴冠。試合後、アスカが「我々チャンピオンになったがな。誰でもかかってこいや!」と勝ち誇ると、カイリは「どれだけ待ったか。誰も容赦しませんよ! あぁ楽しい」と喜びを爆発させた。

 ユニバーサル王者セス・ロリンズがブレイ・ワイアットとヘル・イン・ア・セル戦で対決した。これまで何度もワイアットに闇討ちされてきたロリンズは報復とばかりに竹刀で攻撃するもののワイアットは微動だにせず。チョークスラムで反撃に出る。ならばとロリンズはトペ・スイシーダ2発やテーブル葬のフロッグスプラッシュを放ったが、ワイアットに捕まってシスター・アビゲイルを食らってしまう。それでもカーブ・ストンプ3連打からペディグリーを敢行。カウント1で返されてもカーブ・ストンプをなおも3連発し、パイプ椅子やラダーで顔面を殴打したが、不死身のワイアットはそれでも起き上がってくる。動揺を隠せないロリンズはレフェリーに制止されるのも構わず、スレッジハンマーでワイアットを一撃。反則負けの裁定が下された。ルールにより王座移動はなし。試合後、救急隊員がワイアットを担架で運ぼうとしたが、突如起き上がったワイアットはロリンズを襲撃。場外でシスター・アビゲイルを決め、マンディブルクローでKOした。

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