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10/7【新日本】初戴冠狙うSANADAが宣言「プロレス界の希望になる」、オカダはラグビーW杯に対抗意識 10・14両国IWGP戦公開調印式

 10・14両国大会のIWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvsSANADA」の公開調印式が7日、東京・後楽園ホール大会の試合前のリング上で行われ、菅林直樹会長立会いのもと両者が調印書にサイン。至宝ベルト初戴冠を狙うSANADAが「これからは俺が新日本プロレス、いや、プロレス界の希望になって引っ張っていきます」と頂点獲りを宣言すれば、オカダは現在開催中の『ラグビーワールドカップ2019』に対抗意識をもやし、「ラグビー・ワールドカップ以上に新日本プロレス盛り上げます」とV4を誓った。

 王者・オカダと挑戦者・SANADAによるIWGP決戦が1週間後に迫ったこの日、両者がリング上に揃っての公開調印式が行われ、ともに調印書にサインした。両者はNEW JAPAN CUP決勝戦、5・4博多大会でのIWGP戦、8・3大阪大会のG1公式戦に続く今年4度目の一騎打ち。前回、オカダを破ったSANADAが挑戦の名乗りを上げ、両者による今年2度目となるIWGP戦が決まった。

 SANADAはこれが5ヵ月ぶり3度目のIWGP挑戦。“三度目の正直"で至宝ベルト初戴冠を狙う。「最近、日本全国や海外でSANADAコールや声援で後押しを感じている」というSANADAは、「そろそろSANADAが中心の新日本を見てみたいと思っていませんか?」と問いかけ、SANADAコールを巻き起こした。ファンの後押しを受けるようなムードの中、SANADAは「今の新日本の希望ってオカダじゃないし、棚橋でもないし、内藤でもないし、ましてや飯伏、EVILでもないし。これからは俺が新日本プロレス、いや、プロレス界の希望になって引っ張っていきます」と頂点獲りを高らかに誓ってみせた。

 第69代王者・オカダは8・31ロンドン大会で鈴木みのるを退けて以来4度目の防衛戦となる。5月・博多のIWGP戦での激闘を通じてSANADAを「ライバル」と認めたレインメーカーは大・SANADAコールに「皆さん、オカダが中心の新日本プロレス、だいぶ不満らしいですね? さっきみんなSANADAコールをしてたのを、僕はみんなの顔を覚えてますから」と皮肉る余裕をみせた。高まるSANADA人気以上に対抗意識を燃やしているのは、現在開催中の『ラグビーワールドカップ2019』。「今はオカダ・カズチカ、凄く嫉妬していることがあります。ラグビー・ワールドカップがメチャメチャ盛り上がっているんですよ」と切り出すと、「ラグビー・ワールドカップ以上に新日本プロレス盛り上げます」と誓い、「そのためには、10月14日両国大会、オカダ・カズチカ勝ちます」 と自らにV4を義務づけた。

 調印式終了後、場内はオカダコールとSANADAコールが交錯。決戦1週間前の支持率争いは互角に終わった。ライバル対決によって争われる10月IWGP決戦まで待ったなし。両者が雌雄を決する時は刻一刻と迫っている。

【SANADAの話】「皆さん、SANADAは好きですか? (歓声が起こると)最近、日本全国や海外でSANADAコールや声援で後押しを感じてて。確かにオカダコールも凄いんですが、皆さんそろそろSANADAが中心の新日本を見てみたいと思っていませんか? (SANADAコールが発生すると)今の新日本の希望ってオカダじゃないし、棚橋でもないし、内藤でもないし、ましてや飯伏、EVILでもないし。これからは俺が新日本プロレス、いや、プロレス界の希望になって引っ張っていきます」

【オカダの話】「こんばんは! 皆さん、オカダが中心の新日本プロレス、だいぶ不満らしいですね? さっきみんなSANADAコールをしてたのを、僕はみんなの顔を覚えてますから。でも、今はオカダ・カズチカ、凄く嫉妬していることがあります。ラグビー・ワールドカップがメチャメチャ盛り上がっているんですよ。プロレスも負けてないよね? (大歓声が起こると)ラグビー・ワールドカップ以上に新日本プロレス盛り上げます。そのためには、10月14日両国大会、オカダ・カズチカ勝ちます」

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