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10/22【全日本】2日後三冠決戦へジェイクが宮原と最後の火花「ライバルだと思ってるなら死ぬ気でこい」

『2019旗揚げ記念シリーズ〜GROWIN' UP vol.22〜』東京・新木場1stRING(2019年10月22日)
○ゼウス&ジェイク・リー&野村直矢vs宮原健斗&青柳優馬&ジョエル・レッドマン×

 ジェイクが最後の三冠前哨戦で王者・宮原と真っ向から火花。「歴史的な一日になる」と断言した最高男に「ライバルだと思ってるなら死ぬ気でこい」と強気に通告し、至宝ベルト初戴冠に自信をみなぎらせた。

 10・24後楽園の三冠戦はいよいよ2日後。この日の試合前、直前公開会見が行われて決戦ムードが高まり、メインで最後の前哨戦が組まれた。本番が迫ってきたとあって、両者は互いに強く意識。宮原がフロントハイキックで先制すれば、ジェイクもすぐさまショルダータックルでなぎ倒して応戦。場外戦に持ち込んでミドルキック連打を浴びせ、ともにコーナーに下がっても王者から視線を外さず。スキを突いたフロントハイキックで場外に蹴落とす。宮原が同じ攻撃でお返ししようとしてもキャッチしてニーリフトを連打。序盤から中盤にかけて最高男の先をいった印象を残した。

 宮原もフロントハイキックや低空ドロップキック、顔面ドロップキックの連続攻撃に出たが、ジェイクはその先に踏み込ませない。串刺し攻撃をニーリフトで阻止し、串刺しバックエルボー、サイドスープレックスの連続攻撃を浴びせた。終盤には場外で右ローキックと左ミドルキックを交互に連打するなど王者を圧倒。ゼウスがレッドマンを破って最後の前哨戦を制した形となった試合後、「オイ宮原健斗。あさってだ。あさって、あんたの手元からそのベルトは俺の腰に巻かれる。だからちょっときれいに磨いてほしいんだよね」とふてぶてしい口調で言い放った。

 本番が2日後と迫ったが、どうやらジェイクの自信は揺るぎないものとなったようだ。「あさっては歴史的な一日だ」と改めて天下分け目の決戦を強調してきた王者・宮原に対し、「あんたがいつまでも俺の上にいると思うなよ」と下剋上を宣言。「ライバルだと思ってるなら死ぬ気でこい。俺はいつだってそのつもりでいってるぜ」と強気に通告してみせた。

 10・24後楽園でジェイクが歴史を動かすか、それとも宮原が頂点を守り抜くか。秋の頂上決戦は待ったなしとなった。

【ジェイクの話】「宮原健斗はいいイメージが作れたかな? いいイメージが。まぁ、いいイメージを作ったところで今日みたいにチャンスを逃すことになる。最高のチャンピオンから最高の言葉をいただいてると思ってはいるのかな皆さん? 俺はそうは思ってない。あんたがいつまでも俺の上にいると思うなよ。ライバルだと思ってるなら死ぬ気でこい。俺はいつだってそのつもりでいってるぜ。そのつもりでいって生きて、そしてお客さんを満足させる。それが俺の勝ち方」

【宮原の話】「ついに来たな時が。ついに来たぞ。リング上でも言った通り歴史的な一日だ。全日本プロレスの歴史をみてもこんなにライバルがいた存在があったか? あさって、とにかく歴史が動く日だ」

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