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11/1【全日本】2年ぶりV2へ暴走大巨人が新合体技の開幕戦投入を予告、吉田がゼウスと一触即発 最強タッグ 直前公開会見

 『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』直前公開会見が1日、東京スカイツリータウン(R)ソラマチイーストヤード5F「J:COM Wonder Studio」で行われ、リーグ戦に出場する8チーム11選手が出席。2年ぶり2度目の優勝を狙う諏訪魔&石川修司の暴走大巨人が新合体技を開幕戦で試し斬りする構えをみせれば、ギアニー・ヴァレッタと組んで初出場を果たすDRAGON GATE吉田隆司は「この野獣タッグで! この世界最強タッグリーグ大暴れしてよ、優勝したるからなオイッ!」と宣言。開幕を待ちきれない様子でゼウスと一触即発状態となった。

 令和初となる最強タッグが今月11日に開幕する。全10チームが出場しての総当たりリーグ戦で、最終戦の12・9後楽園大会で優勝チームが決まる。開幕10日前となったこの日、リーグ戦出場8チーム11選手が出席しての公開会見が行われ、たくさんのファンが集まる中、各々が暮れの祭典へ向けた意気込みを語った。

 諏訪魔&石川の暴走大巨人は2年ぶりV2による失地回復を狙う。今年に入ってザ・ボンバー、関本大介&岡林裕二、ジェイク・リー&野村直矢といった強豪チームを破って世界タッグ王座を保持し続けてきたが、9・3後楽園大会でゼウス&崔領二に敗れてタッグの頂点から陥落。「このままいったら俺、絶対勝てないと思う。何か生まれない限りは」と開幕前の上積みの必要性を感じている諏訪魔は危機感ありありで、「最強タッグ始まるまでに何も出なきゃ喧嘩だ」と仲間割れの可能性すら懸念している。

 開幕を前にして体調を崩し、寝込んでいたという諏訪魔は、その新しい何かを考える余裕すらなかったという。その代わり石川が新合体技をおぼろげながら作り上げていた。まだ脳裏で描いている段階だけに、「開幕戦の宮原&青柳、カトちゃんケンちゃんでしたっけ? 青ちゃん健ちゃんに試し斬りして、一気にいきたい」と開幕戦での投入を予告。アルティメットデストロイのように、パートナーの諏訪魔が高いリスクを背負う可能性を否定せず、「夫婦でも3年経つとマンネリ化するというんで、暴走大巨人もマンネリを打破するために、毎試合、生の感情で喧嘩しつつ仲直りして。喧嘩して仲直りして最後、優勝したい」と衝突も辞さない構えで栄冠を勝ち取るつもりだ。

 今大会にはタッグ王者チームが2組出場する。世界タッグ王者・ゼウス&崔領二と、BJW認定タッグ王者・関本大介&ボディガーだ。ゼウスとボディガーはザ・ビッグガンズとして6年連続出場してきたが、今年初めてパートナーを代えての出場となる。「自分のスタイルを貫いて、全試合ベストを尽くして勝利を挙げて、優勝を必ずもぎ取ります」と誓うゼウスは大日本のタッグ王者組への対抗意識をむき出しで、「このボディガーと関本大介、大日本のチャンピオンには必ず勝ちたい」と必勝を宣言した。

 対するボディガーは関本と新タッグを結成し、大日本7・21大阪大会で浜亮太&中之上靖文を破って第48代BJWタッグ王者に君臨。現在、大日本で開催中の『最侠タッグリーグ2019』では4勝3敗でストロングブロック敗退に終わったものの、「関本大介選手と大日本プロレスのタッグリーグ戦の中でかなり息も合ってきて、いいコンビネーションもどんどん出るようになった」とタッグチームとしての進化を実感。優勝への自信を口にしつつ、「ゼウスとはずっと長いことパートナー組んできて、お互い手の内を知り尽くしている中で、崔領二選手も結構よく組む機会もあるんで、かなり熱い試合ができるんじゃないか」と地元・大阪(11月30日)で組まれたタッグ王者対決へ向けて闘志をむき出しにした。

 ドラゲーから初出場となる吉田は4月のチャンピオン・カーニバル以来、7ヵ月ぶりの全日マット参戦となる。春の祭典ではブロック敗退に終わっており、「チャンピオン・カーニバルでの悔しさ、まだ残ってるぞ。その悔しさ、最強タッグで晴らさせてもらおうやないか」と春の無念を冬に爆発させるつもりだ。パートナーのヴァレッタとはこれが初合体だが、不安要素は一切なし。「ギアニー・ヴァレッタはどっからどうみても野獣やのぅオイ。この俺はな! 北陸の野獣って言われてんのやオイッ! 俺はな! この野獣タッグで! この世界最強タッグリーグ大暴れしてよ、優勝したるからなオイッ! お前ら楽しみにしとけよ! シャラップ!」と吠えに吠え、暮れの栄冠強奪を宣言。新幹線の終電時間を気にしつつ、「3分以内にこいつら片づけることできんねんぞ。今やったってもええぞコラ!」と開幕を待ちきれないと言わんばかりに臨戦態勢を取り、ゼウスとにらみ合って一触即発となった。

 開幕まであと10日。2019年の掉尾を飾る最強タッグで出場チームそれぞれの思いが激突し、熾烈な星取り争いが展開される。

☆『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』

[出場チーム]
▼ジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス組(2018世界最強タッグ優勝)
▼ゼウス&崔領二組(現世界タッグ王者組)
▼宮原健斗&青柳優馬組
▼諏訪魔&石川修司組(2017世界最強タッグ優勝)
▼ジェイク・リー&野村直矢組
▼TAJIRI&KAI組
▼関本大介&ボディガー組(現BJW認定タッグ王者組)
▼ヨシタツ&ジョエル・レッドマン組
▼吉田隆司&ギアニー・ヴァレッタ組
▼パロウ&オディンソン組

[試合形式及び、得点方法]
▼2019世界最強タッグ決定リーグ戦は、参加全10チームが11月11日後楽園大会〜12月9日後楽園大会までの総当りリーグ戦、全45戦で得点を争い、最多得点チームが優勝となる
▼同点チームが多数の場合は、12月9日後楽園大会にて優勝決定戦を行う
▼公式リーグ戦は全て、PWFルールによるタッグマッチ30分1本勝負
※優勝決定戦は時間無制限1本勝負で行う
▼勝ち=2点、負け=0点、時間切れ引分け=1点、両軍反則・両軍リングアウト・無効試合=0点

[公式戦日程]
▼11/11(月)後楽園
宮原&青柳vs諏訪魔&石川
ゼウス&崔vsTAJIRI&KAI
関本&ボディガーvs吉田&ヴァレッタ

▼11/12(火)小千谷
諏訪魔&石川vs関本&ボディガー
TAJIRI&KAIvsパロウ&オディンソン

▼11/13(水)那須
関本&ボディガーvsパロウ&オディンソン
ジェイク&野村vsTAJIRI&KAI

▼11/17(日)札幌
ジョー&ディランvs諏訪魔&石川
ゼウス&崔vsジェイク&野村
ヨシタツ&レッドマンvsパロウ&オディンソン

▼11/18(月)帯広
諏訪魔&石川vsパロウ&オディンソン
ジョー&ディランvsジェイク&野村
ゼウス&崔vsヨシタツ&レッドマン

▼11/19(火)むかわ
宮原&青柳vsパロウ&オディンソン

▼11/21(木)後楽園
ジョー&ディランvsパロウ&オディンソン
宮原&青柳vs関本&ボディガー

▼11/23(土)広島
ジョー&ディランvsヨシタツ&レッドマン
ゼウス&崔vs吉田&ヴァレッタ

▼11/24(日)高松
ジョー&ディランvsゼウス&崔
ジェイク&野村vs吉田&ヴァレッタ

▼11/26(火)福岡
ゼウス&崔vs宮原&青柳
ジェイク&野村vsヨシタツ&レッドマン

11/27(水)鹿児島
宮原&青柳vsTAJIRI&KAI
吉田&ヴァレッタvsパロウ&オディンソン

▼11/28(木)周南
諏訪魔&石川vsジェイク&野村
TAJIRI&KAIvs吉田&ヴァレッタ

▼11/30(土)大阪
ゼウス&崔vs関本&ボディガー
宮原&青柳vs吉田&ヴァレッタ

▼12/1(日)大阪
ジョー&ディランvs宮原&青柳
諏訪魔&石川vs吉田&ヴァレッタ
TAJIRI&KAIvsヨシタツ&レッドマン

▼12/2(月)名古屋
ジョー&ディランvs吉田&ヴァレッタ
諏訪魔&石川vsヨシタツ&レッドマン
関本&ボディガーvsTAJIRI&KAI

▼12/3(火)高岡
ジェイク&野村vsパロウ&オディンソン
関本&ボディガーvsヨシタツ&レッドマン

▼12/7(土)北本
ゼウス&崔vs諏訪魔&石川
ジョー&ディランvsTAJIRI&KAI

▼12/8(日)上田
宮原&青柳vsヨシタツ&レッドマン
ジェイク&野村vs関本&ボディガー

▼12/9(月)後楽園
ジョー&ディランvs関本&ボディガー
宮原&青柳vsジェイク&野村
諏訪魔&石川vsTAJIRI&KAI
ゼウス&崔vsパロウ&オディンソン
ヨシタツ&レッドマンvs吉田&ヴァレッタ

【公開会見の模様】
▼諏訪魔「皆さん、こんばんは。暴走大巨人の暴走担当・諏訪魔です。最近、体調が崩れてしまい、ちょっと苦しいところもあるんですけど、何とか最強タックまで゛には間に合いそうなんでよかったなと思ってます。今回の最強タッグ、俺らは必ず優勝してですね。今、全日本プロレスは若手がメキメキ出てきてるけど、その若手の勢いは必ず跳ね返して、俺らが新たな時代を、キャリアのある俺らが作っていくと。キャリアを振りかざすつもりはないんだけど、しっかり戦って優勝を目指したいと思います。皆さん、よろしくお願いします」

▼石川「皆さん、こんにちは。暴走大巨人として3回目ということで、結構長いチームになってきて、やっぱり夫婦でも3年経つとマンネリ化するというんで、暴走大巨人もマンネリを打破するために、毎試合、生の感情で喧嘩しつつ仲直りして。喧嘩して仲直りして最後、優勝したいなと思いますので、皆さん観に来てください」

――気になるチームは?

▼諏訪魔「去年負けたジョーとディランには絶対リベンジをしたいなと思ってます」

▼石川「同じく負けたジョー&ディランもあるんで、KAI&TAJIRIとギアニー&吉田組は何をするかわからないところがあるんで、直線的じゃない分、ちょっと苦手なところもあります」

▼ゼウス「皆さん、こんばんは。今日はお集まりくださり、ありがとうございます。自分は自分のスタイルを貫いて、全試合ベストを尽くして勝利を挙げて、優勝を必ずもぎ取ります。応援よろしくお願いします」

――気になるチームは?

▼ゼウス「隣にいるボディガーと関本大介のチーム。前までボディガーは自分のタッグパートナーでチャンピオンだったんですけど、6回一緒に出てるんですよね、最強タッグに。7回目で初めて違うパートナー・崔選手と出るんですけど、このボディガーと関本大介、大日本のチャンピオンには必ず勝ちたいと思います」

【宮原のVTRメッセージ】「全日本プロレス宮原健斗です。本日は世界最強タッグ決定リーグ戦の公開記者会見、東京スカイツリータウン(R)ソラマチイーストヤードJ:COM Wonder Studio、ご覧の皆様、ご来場ありがとうございます。本日はスポーツミュージカル『ENERGY』に出演のため、そちらの会見場には行けないんですけど、ビデオメッセージで私、宮原健斗の意気込みを語りたいと思います。とにかく今回はNEXTREAM、宮原健斗と青柳優馬、初エントリーです、宮原健斗はタッグ屋として果たして今回優勝をつかめるのか、つかめないのか。それは必ずや青柳優馬が語ってくれることでしょう」

▼青柳「皆さん、こんばんは。NEXTREAM、宮原健斗、健ちゃんとタッグを組んでたんですけど、こうやってちゃんとしたリーグ戦だったりは初めてなんで、青ちゃん健ちゃん、健ちゃん青ちゃん、どっちでもいいんですけど、2019年の最後ということで、明るく楽しくハッピーエンドで最高にいい形で終わらせたいなと思います。もちろんそれは優勝です」

――気になるチームは?

▼青柳「やっぱり気になるというか、どのチームも恐ろしいんで気を引き締めていきたいなと。その中でも特に気になるのは世界タッグチャンピオンチームと大日本のタッグチャンピオンチームが気になりますね。優勝したり勝ったりしたらベルトも挑戦できると思うんで、そこも狙っていきたいと思います」

▼TAJIRI「意気込みっていってもね、意気込んだら負けじゃん。こんなちっちゃいのにね。意気込まないで意気込もう。だからみんな意気込んでるからさ、ウチらはウナギとドジョウみたいな感じでいこうよ」

▼KAI「皆さん、こんばんは。TAJIRI&KAIのKAIです。2年ぶりTAJIRIさんと最強タッグ、とても楽しみにしております。その中でTAJIRIさんが言ったように、私たち圧倒的に体格的に不利です。その不利な状況を逆手にとってインパクトを残して、二人であそこにあるトロフィー持っていって、ジェイクリームソーダでも乾杯しましょう。皆さん、よろしくお願いします」

――気になるチームは?

▼TAJIRI「気になるチーム、誰かいる?」

▼KAI「私、レッドマンという選手と全く戦ったことないんで未知数で、一番気になるかもしれないです。あとThe Endの二人の関係性も気になります」

▼TAJIRI「じゃあ俺たち最大のライバルはレッドマンだな、うん。あと僕らの前に座ってるでっかい二人。この前、顔を緑にしちゃったから。実は一番怖いんじゃないかなと。どんな顔してんだろう今。みえないけど」

▼野村「皆さん、こんにちは。この最強タッグで野村&ジェイク・リー組がタッグで最強であることを証明します。必ず優勝します」

▼ジェイク「皆様、お越しいただきまして誠にありがとうございます。全日本プロレス、ジェイク・リーです! よろしくお願いします。さぁ、ということで始まるんですけど、今回、野村選手とのタッグなので、王道トーナメントの勢いのまま僕はいかせていただこうと思います。もちろん優勝あるのみです」

――気になるチームは?

▼野村「やっぱ、この前、世界タッグで負けてる暴走大巨人。このチームを倒さないと優勝は見えてこないんで。たぶん全日本プロレスで一番自分は強いチームだと思ってるので、必ずぶっ倒したいと思います」

▼ジェイク「ゼウス&崔組です。世界タッグチャンピオンであり、そして崔さんはもともと僕のパートナーなので、Sweeperのチームメンバーなので。それがなぜゼウスさんと組んで世界タッグに挑んだのか? そこらへんまだ僕自身がよくわかってないので、戦いの中で、お互い蹴りを使うので、蹴り合いながら聞こうと思います」

▼ボディガー「皆さん、こんばんは。今年もこうやってここに来れたことを感謝します。光栄に思います。今までは隣のゼウスとずっとパートナー組んで、この世界最強タッグ出てたんですけど、今回は大日本プロレスからこのベルトを引っ提げて関本大介選手と参戦します。関本大介選手と大日本プロレスのタッグリーグ戦の中でかなり息も合ってきて、いいコンビネーションもどんどん出るようになったので、この世界最強タッグリーグ戦も関本選手と組んで優勝すると思いますんで、皆さん、応援よろしくお願いします」

――気になるチームは?

▼ボディガー「やはりゼウス&崔領二組です。ゼウスとはずっと長いことパートナー組んできて、お互い手の内を知り尽くしている中で、崔領二選手も結構よく組む機会もあるんで、お互い手の内を知り尽くした中で、かなり熱い試合ができるんじゃないかなと。しかも舞台が大阪ということで楽しみにしてます」

▼ヨシタツ「We are One World。ヨシタツです。どの業界もグローバル化が進むこのご時世、ここに外国人選手が一人もいないのは俺、異常事態だと思ってます。その中で世界に訴えかけていかないと全日本プロレスの真の浮上はないと僕は思ってます。その中でやっぱり優勝して一番世界に訴えかけられるのはヨシタツとジョエル・レッドマンのOne Worldだと思ってます。世界のレスリングは正直、ファーストネーム、ヨシ、ラストネーム、タツ。あとオリバー・グレイ、レッドマンのWWE時代の名前です。ヨシタツとオリバー・グレイが組んだ、やっぱりそういうふうに世界はみてるんです。俺らOne Worldが優勝することで全日本プロレスの名前を世界に出します。俺たちは優勝もちろん狙ってます。それは最低条件。そのうえで、世界に全日本プロレスを出す。その意気込みでやっていきます。We are One World,We can do it!」

――気になるチームは?

▼ヨシタツ「やっぱりヨシケン組んでたっていうこともあるし、よく青柳選手ともタッグ組んでるんで、やっぱり青ちゃん健ちゃん気になります」

▼吉田「オイ、俺がDRAGON GATE屈指のパワーファイター、吉田隆司様や。オイ、2019年チャンピオン・カーニバルで全日本初戦を終えて、2回目、最強タッグや。チャンピオン・カーニバルでの悔しさ、まだ残ってるぞ。その悔しさ、最強タッグで晴らさせてもらおうやないか。パートナーのギアニー・ヴァレッタはどっからどうみても野獣やのぅオイ。この俺はな! 北陸の野獣って言われてんのや。オイッ! 俺はな! この野獣タッグで! この世界最強タッグリーグ大暴れしてよ、優勝したるからなオイッ! お前ら楽しみにしとけよ! シャラップ!」

――気になるチームは?

▼吉田「(司会の)奥田(亮リングアナ)コラ! お前舐めたことぬかしてんちゃうぞ。俺らに怖いもんなんて何もないんじゃコラ。誰がきても同じなんじゃコラ! 今ここでやったってもええんやぞ! 来いよオラ! びびってんのか!? やったるぞオゥ!」

――暴走大巨人は「開幕前に何か新たなものが生まれないと勝てない」と発言していたが、何か生まれそう?

▼諏訪魔「それが寝込んでたんでね。まだできてません」

▼石川「僕はイメージはあるんで。あと一回ちょっと試すところがあれば試して。開幕戦の宮原&青柳、カトちゃんケンちゃんでしたっけ? 青ちゃん健ちゃんに試し斬りして、一気にいきたいなと思います」

――ということは新合体技?

▼石川「そうですね」

――アルティメットデストロイのように諏訪魔選手が高いリスクを背負う可能性もある?

▼石川「あれはやるたびにクレームが来るんで。でも今回のテーマは喧嘩の仲直りなんで、ギリギリを攻めたいなと思います」

――青柳選手は10・24後楽園以降、宮原と「健ちゃん」、「青ちゃん」と呼び合っている?

▼青柳「はい。そのことなんですけど、実は結構前から会場以外では一緒に巡業とか行くと、食事誘ってもらって二人でご飯食べに行くことがあるんですけど、そういう時から青ちゃん、青ちゃんと呼ばれるようになってたんです。僕も普段の仕事の時は大将って呼んでるんですけど、先輩の壁を超えるために頑張って今無理をして健ちゃんと呼んでますね。尊敬する先輩なんであれなんですけど。ハッピーな締めくくりができるのは我々、青ちゃん健ちゃんだと。そこはたぶん大丈夫だと思います」

――ジェイク&野村組はこの秋、三冠ベルト獲りならなかったが、新時代の到来を告げるためにも年内で大きな結果を残す最後のチャンスになるが?

▼野村「今年最後の最強タッグで俺たち二人が優勝すれば、必然的に来年2020年は俺たち二人が中心に必ずなると思うんで、まずは優勝しないことには始まらないです」

▼ジェイク「今回はシングルじゃなくタッグなので、ずっと岩本選手と僕は組んでアジアタッグチャンピオンでありながら、今回、野村選手と組むんで、お互い個の力は凄くついたと思うので、この最強タッグでしっかり野村直矢の力を引き出しながら、自分の力も引き出し、花よりも花を咲かせる土になれでやっていこうと思います」

――TAJIRI&KAI組はアジアタッグ獲りならなかったものの、自信を深めたようだが?

▼KAI「頑張ります。まぁまぁ今年また再始動、TAJIRI&KAIし始めて、5回ぐらいになるんですけど、組むたびに新しい発見というか、まだまだTAJIRI&KAI進化、変化してるんじゃないかなという気があるんで、この最強タッグでさらなる進化、変化をしていきたいなって思っております」

▼TAJIRI「自信を深めたとか、あんまり俺たちとぼけて言わないけど、実は一番自信あるもんね」

――ヴァレッタ選手との野獣タッグは今回のリーグ戦が初合体となるが不安要素はない?

▼吉田「何やとコラ! オイ! 俺たちに不安があるわけないやろ! 舐めてんのか!? 俺たちはな、暴れまくるだけなんじゃコラ! オイそれよりな、新幹線の終電が迫ってんねや。こんなしょうもない会見、はよ終わらせろ! 3分以内にこいつら片づけることできんねんぞ。今やったってもええぞコラ!」


【ザ・ボンバーのコメント】「去年の世界最強タッグは優勝決定戦で暴走大巨人を破り、俺たちジョー・ドーリングとディラン・ジェイムスの“The Bomber"が優勝をいただいた。俺たちは今、日本で最大かつ最強のガイジンだ! 今回のタッグリーグに参戦する選手たちを俺たちはリスペクトしている。The Bomberにできる限り最高の戦いを与えてくれることを願っているよ。そして、応援してくれる全日本プロレスファンにも感謝している。世界最強タッグの全ての戦いを楽しんでくれ! リングで会おうぜ! The Bomberイチバンストロング!!」

【The Endのコメント】「全日本に告ぐ! 去年、俺たちはあと1勝足りなかった。ほんの1勝が足りなくてチャンピオンになれなかった。しかし、お前らは俺たちが去年より強く、そしてバイオレンスに進化していることをまだ知らないだろう。全日本プロレスよ、俺たちの準備は整ったぜ。なぜなら…The Endはお前らの近くにいる」

【ギアニー・ヴァレッタのコメント】「前回のタッグリーグとはタッグパートナーも自分の置かれる環境も大きく変化した。しかしやるべきことは変わらない。できるだけ多くの痛みと苦しみを彼らに与えることをここに宣言しよう。Mr.ヨシダとは今までタッグを組んだことがないが、彼と私の考えが一緒ならば、このタッグは今大会の最高のタッグになり、長期にわたって続くパートナーシップになるだろう。それと私が前回のシリーズで負傷した箇所を狙い、勝利を奪おうとしているならば大きな間違いだ。ケガは100%癒え、これまで以上に集中し戦いに渇望している。2019年は私のキャリアの中でもより素晴らしいものになるだろう」

【関本大介のコメント】「2019世界最強タッグリーグは筋肉が制する。身も心もパンぷアップしてボディガーと暴れ回る。パワーが全てだということを証明する」

【崔領二のコメント】「最強タッグ2019.今年はゼウスと参戦します。全日本プロレス最強のタッグベルトを持つ俺とゼウスが誰よりもリスペクトされるべきであり、優勝候補筆頭なことは間違いない。実は二人の息も今ではピッタリ。即席タッグとはもう呼ばせない。ブレーンバスターからのスプラッシュという連係技もモノにした。パワーと機動力。俺たちにはこれがある! もちろんハイレベルなリーグ戦ではあるけど、旬であることと実力が兼ね備わっているのは俺たちだけなはず! 必ず優勝いただきます」

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