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11/3【DDT】ササダンゴがWWEのパワポレスラーに宣戦布告も…父登場の飯野に戴冠許す

『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』東京・両国国技館(2019年11月3日)
第2代KO-D10人タッグ王座決定戦 ○飯野雄貴&男色ディーノ&朱崇花&瑞希&トランザム★ヒロシvs大石真翔&黒潮“イケメン"二郎&大和ヒロシ&まなせゆうな&スーパー・ササダンゴ・マシン×

 “煽りパワーポイント"の第一人者・ササダンゴが、WWEで「自分のオリジナル」とパワポ煽りを展開するドリュー・グラックに宣戦布告。「もっと有名になる」ことを目的に10人タッグ王座獲りに挑んだものの、“スローモーションファイト"に突入したところで実父のゲキを受けた飯野に敗れた…。

 ビジネス用語を駆使して、これから始まる試合に向けてプレゼンを展開する“煽りパワーポイント"はササダンゴが元祖。テレビ番組でも話題になるなど第一人者の地位は周知の事実で、最近では世界最大のWWEでもドリュー・グラックが“煽りパワポ"を展開するようになっていた。

 ところがWWE内でグラックは「これは私のオリジナル」と主張。この日の両国大会で休眠状態だった10人タッグ王座獲りに臨んだササダンゴは、グラックの実名こそ出さなかったものの、試合前の煽りパワポ・タイムで問題視。「だから、もっと有名になりたい」と10人タッグ王座が欲しい“理由"を見事にプレゼンして満場一致の“同意"をとりつけた。

 試合ではラグビー経験者の飯野が“ハカ"を披露するなどして勢いをみせ、ディーノ組が大石に集中砲火。飯野がエルボードロップを投下して仕留めにかかったところで、今度は「エトピリカ」の旋律が場内に流れ、こちらもササダンゴ(マッスル坂井)が編み出した“スローモーション・ファイト"に突入した。

 まずは、もうすぐ娘が生まれる大石の独白が場内に流され、奮起した大石が飯野相手に猛反撃。一転してピンチに陥った飯野だったが、今度はビジョンに飯野の実父が登場し、「プロレスラーになることは反対だが、プロレスラーとして負けることはもっと反対。雄貴の由来はYOU KILL HIM。目の前の敵を倒すんだ」というメッセージが流された。

 これに飯野が一念発起。スローモーションのまま両軍はスクラムでぶつかり合うが、最後は父のゲキで気合いの入った飯野が、ラグビー仕込みのスピアーでササダンゴをふっ飛ばして3カウント。ディーノ&朱崇花&飯野&瑞希&トランザム組が10人タッグ王座を獲得し、ササダンゴの野望は露と消えた…。

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