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11/10【NOAH】新ベルトでメイン締め、清宮が“昇格"の誓い J3入りFC今治に刺激

『STARTING OVER 2019』愛媛・テクスポート今治(2019年11月10日)
○清宮海斗&丸藤正道&Hi69vs中嶋勝彦&潮崎豪&熊野準×

 11・2両国大会で新調ベルトを手にした若きGHCヘビー級王者・清宮が今治大会のメイン締めに成功。この日ちょうどJ3入りを確実としたJFLのサッカーチーム『FC今治』に刺激を受け、ノア“昇格"の誓いを立てた。

 “新調ベルト姿"お披露目の舞台となった前夜の大阪大会では拳王の再起星を許した清宮だったが、この日の今治大会でもメインに登場。中心軸を主張するGHCタッグ王者“AXIZ"中嶋&潮崎組と6人タッグで対決し、今宵は主役を譲らずに、最後は相手方の熊野をタイガースープレックスで仕留めてメインを締めくくってみせた。

 清宮はこの日の大会前、今治市内のありがとうサービス.夢スタジアムを訪問。J3昇格を目の前にしていたFC今治のキックオフイベントに特別ゲストとして参加し、同チームオーナーでサッカー元日本代表監督・岡田武史さんとも握手していた。チームも見事に勝利し、来期からのJ3昇格を確実なものとした。

 マイクを握った清宮は「俺は今日、このベルトを持ってサッカー、FC今治の試合に行ってきました。サッカーとプロレス。競技は違えど、プレーに対する熱さとか、みんなの応援っていうのは一緒だと思ってます。そして今日、なんとそのFC今治のJ3昇格が確実になりました。俺は9年間サッカーをやっていたので、本当に凄いことだと思うんだけど、なんでこれができたか?って言ったら、今治のお客さんの応援する力があるから、だと僕は思ってます」。そう語ったところで、今治の観衆からはこの日一番の拍手が起こった。

 地域の声援を原動力にJ3昇格を果たしたFC今治の活躍は、「みんなと一緒に新たなステージを目指す」ことがモットーの元サッカー少年・清宮にとっても、強烈な刺激に。最後は「だから俺はプロレスリング・ノア、もっともっと盛り上げていきたいです。このベルトに新しい景色をもっともっと刻んで、もっと大きな存在になってここ今治にまた帰ってきたいと思います」とノア“昇格"の誓いとともに今治大会を締めくくってみせた。

 GHC次期挑戦者は現れていないが、ノア内の動きは内外含めてあらゆるベクトルで活発化しつつある。「ノアのリング内、いろんな動きがあると思います。その中でね、このベルト…GHCの新しいベルトに誰が挑戦してくるのか。こんなにいっぱい動きがあるなかで、誰がこのベルトに挑戦してくるのか。俺は素直に凄い楽しみにしてる。それは何でかって言うと、やっぱり俺は両国に向けて覚悟を持ってやってきたからね。このベルトに“最初に"挑戦するのは誰なのか。すごく楽しみにしてます」。うねる方舟リングの中心で、若き王者は前向きに胸を高鳴らせている。

【試合後の清宮】
▼清宮「FC今治、知ってますか? J3昇格。この目で現地の熱を観に行きました。ここ今治の応援の力、凄いものがあるんじゃないですか? そしてプロレスリング・ノア、今最も熱い団体。僕はそう思ってます。ノアのリング内、いろんな動きがあると思います。その中でね、このベルト…GHCの新しいベルトに誰が挑戦してくるのか。こんなにいっぱい動きがあるなかで、誰がこのベルトに挑戦してくるのか。俺は素直に凄い楽しみにしてる。それは何でかって言うと、やっぱり俺は両国に向けて覚悟を持ってやってきたからね。このベルトに“最初に"挑戦するのは誰なのか。すごく楽しみにしてます」

――岡田オーナーとなにか話はした?

▼清宮「岡田オーナーはもともと自分のことを知ってらっしゃったみたいで、先方から清宮選手でお願いしたいと。会った瞬間に握手して、よろしくお願いします、と。ホントに温かく迎えてくださいました」

――ノアも新たなステージへの昇格を目指す状況だが?

▼清宮「うん、良い意味で類は友を呼ぶってことは、絶対にあると思うからね。この縁っていうのは、必ず良い方向にノアの背中を押してくれると思います」

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