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11/12【全日本】光留が世界ジュニア決定T1回戦の相手めんそーれに直接勝利、初参戦マッハはプロレス技連発

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』新潟・小千谷市総合体育館(サブアリーナ)(2019年11月12日)
佐藤光留&岡田佑介&桜井“マッハ"速人vs岩本煌史&丸山敦&ブラックめんそーれ×

 光留が世界ジュニア王座決定トーナメント1回戦の相手めんそーれに直接勝利。全日マット初参戦となった総合格闘家・桜井“マッハ"速人はプロレス技を連発して存在感を示した。

 11・21後楽園大会で幕を開ける世界ジュニア王座決定トーナメント。開幕戦に続いてこの日も前哨戦となる6人タッグが組まれた。結果を出したのは光留。岩本にショルダータックルでなぎ倒されても、すぐさま腕ひしぎ逆十字で捕らえて譲らない。1回戦で対決するめんそーれに蹴りの雨を降らせ、腕ひしぎ逆十字で捕獲。粘るめんそーれが丸山の援護射撃で立て直し、トラースキック、ダイビングフットスタンプで攻め込んできても、パートナーのマッハが相手チームをなで斬りにする好フォロー。すかさず光留がジャンピングハイキック、捕獲式腕ひしぎ逆十字でたたみかけてめんそーれを仕留めた。

 1回戦の相手に直接勝利を収めた光留が間もなく始まるトーナメントへ向けて弾みをつけた。「青木篤志とのベルトのリレー」を見据える光留はめんそーれ眼中なしと言わんばかりで、「ブラックめんそーれ、もうわかっただろ。お前が出るトーナメントじゃないんだよ」と通告。「代わりにマッハさんでいいんだよ。マッハさんが世界ジュニア決定トーナメントに出ればいいんだ」との主張を展開し、徹底的にめんそーれを見下した。

 光留から名前が挙がったマッハは日本総合格闘技の第一人者。これが全日マット初参戦となった。めんそーれのハブポーズと「シャー!」による挑発によって火がついたか、サッカーボールキックで蹴り飛ばしたり、容赦なしのストンピングを振り下ろしたりと、野生のカリスマぶりを発揮。終盤には光留が押さえつけためんそーれにドロップキックを連発したり、串刺しラリアットを叩き込んだりとプロレス技を披露してみせた。試合後、「何か逃げてばっかだったな。あれ何だよ? シャー!ってやって何だったの? 逃げるためのシャー!だったの?」とめんそーれに対する不満を口にしたマッハは一方で、「ラリアットが…こっちの手がちぎれるかと思った」とプロレス技の凄さを噛みしめていた。メイン後、諏訪魔から対戦を迫られる一幕もあり、マッハの全日マット再登場が期待される。

【試合後の光留&岡田&マッハ】
▼光留「みたか。これが現代MMAの礎を築いたレジェンド、桜井“マッハ"速人だ。(めんそーれは)なかなかマッハさんのキャリアにはいない人ですけど大丈夫でしたね。野生児・桜井"マッハ"速人全開でした」

▼マッハ「ラリアットが…こっちの手がちぎれるかと思った」

▼光留「思ったよりガッチリ思い切りいきましたね。マッハ道場で教えてるんですよ、あれ」

▼マッハ「そうだね」

▼岡田「教えてるんですか?」

▼光留「凄かった」

▼岡田「凄まじかったですよ」

▼光留「ブラックめんそーれ、もうわかっただろ。お前が出るトーナメントじゃないんだよ。代わりにマッハさんでいいんだよ。マッハさんが世界ジュニア決定トーナメントに出ればいいんだ」

▼マッハ「めんそーれ、何か逃げてばっかだったな。あれ何だよ? シャー!ってやって何だったの? 逃げるためのシャー!だったの?」

▼岡田「そうですね」

▼光留「忌憚のないご意見。逃げるためのシャー!だ。まだまだやっていきましょう。これからもよろしくお願いします」

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