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11/13【NOAH】清宮が“進化の地"会津若松で宣言 「次はMVPで帰ってきます」

『STARTING OVER 2019』福島・会津若松市文化センター(2019年11月13日)
○清宮海斗&丸藤正道&谷口周平vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝×

 若きGHC王者・清宮が“進化の地"会津若松大会で、MVP宣言を放った。

 清宮にとって会津若松は“進化の地"だった。約1年前のグローバル・リーグ戦公式戦で初めて潮崎豪をシングルマッチで撃破。その後大逆転突破につなげ、リーグ戦はおろか、最年少でGHCヘビー奪取まで成し遂げた。今年6月にはGHC王者として帰還し、「業界2位は過程に過ぎない」と初めて“業界1位"を目指すことを口にした場所でもある。

 そしてこの日は、年間最大の舞台・両国で手にした新調ベルトを手にしてメインに登場。組んだ丸藤&谷口、対決した拳王にも主役を渡さずに、最後はタイガースープレックスホールドで相手方の稲村を仕留めてメインを制してみせた。

 ピカピカのベルトを肩にマイクを握った清宮は「GHCチャンピオンとして会津に帰ってきました! この間の両国大会で拳王を倒して、俺は『業界1位を目指す』と言いました。僕が『1位を目指す』と言った会場は、過去二つあります。ひとつは両国で、もうひとつがここ会津です!」と切り出し、場内も拍手喝采。

 続けて「俺は会津大会のたびに進化してきたと思います。それは会津の皆さんのパワーのおかげです。だからこそ、俺はこれからもこのベルトと一緒に新しい景色をどんどん進化させていって、またここ会津に帰ってくる時は、もっと大きな存在になって帰ってきます!」と誓いを立て、カイトコールとともに今回の会津若松大会を締めくくってみせた。

 さらにバックステージで“次なる進化形"について問われるや「MVPで帰ってきたいと思います」と即答。プロレス大賞MVP獲得を新たな目標に掲げた。ノアのみならずプロレス界で最も輝く男へ。「みんなと一緒に新しい景色を目指す」ことがモットーの若き王者は、常に観衆の熱量が高い会津若松の地で、今回も進化への勇気を獲得した。

【試合後の清宮】
▼清宮「今日のお客さんの応援、聞きました? 会津のお客さんの応援は、人を進化させる力がある。それは今日来ても変わること無く、さらに高まってましたね」

――昨年のこの大会ではシングルで潮崎を破り、今年春には初めてGHC王者として出場して『業界2位は過程』と発言、そして今日は新調ベルト姿をみせた

▼清宮「説明ありがとうございます(笑) ここ会津は僕が駆け上がるポイントとなってきた場所なので、これからのノアも今日をポイントにまた大きく進化していくんじゃないですか?」

――次帰ってくる時は、どんな自分になって戻ってきたい?

▼清宮「MVPで帰ってきたいと思います。MVPってことは、プロレス団体のなかで一番輝く男になって、俺は帰ってきたいと思います。このベルトを獲った時から覚悟は決めてるんで。これからどんなに熱く、苦しい闘いがあったとしても、俺は今日みたいな応援を力にして、あきらめずに“一番"まで駆け上がっていきたいと思います」

プロ格 情報局