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11/13【NOAH】IPWジュニア戦目前 小峠が“同門Wタイトル戦"も視野に

『STARTING OVER 2019』福島・会津若松市文化センター(2019年11月13日)
○小川良成&小峠篤司&鈴木鼓太郎&クリス・リッジウェイvsHAYATA&原田大輔&タダスケ&YO-HEY×

 11・16後楽園大会での原田とのIPWジュニア王座初防衛戦を目前とした小峠が、GHCジュニア王座との“ダブルタイトル戦"を視野に入れた。

 今夏“金剛"を脱退してジュニア回帰を果たした小峠は、STINGER入りして原田率いるRATEL'Sと抗争を展開。9・16大阪大会では、その原田を破って英国のIPWジュニア王座を獲得した。

 その後、原田はタダスケとのコンビで小川&鼓太郎組を破ってGHCジュニアタッグ王座戴冠を果たしたが、肩を痛める小川に代わってSTINGERへの“奪回"に名乗りを上げたのが小峠だった。今ツアー開幕戦となった11・9大阪大会で王者初戦となった原田からピンフォール勝ち。鼓太郎と組んでのジュニアタッグ王座挑戦を迫ったが、原田もIPWジュニア王座戦のリマッチを要求し、11・16後楽園大会でのIPWジュニア王座戦が決まった。

 舞台を東京に移しての“元桃の青春タッグ対決"に向けて、この日は最後の前哨戦。RATEL'SとSTINGERでハイレベルな攻防を繰り広げたが、小峠と原田はほぼ手を合わせる場面がないまま試合を終えた。

 試合後には原田がGHCジュニアタッグベルトを掲げて小峠をみやったものの、小峠は視線を合わせず。原田について問われても「いや、別に」とやはり多くを語らず、「“ジュニアタッグ"がんばります」とあくまでジュニアタッグ奪回への“手段"であることを暗に強調した。

 一方でIPWジュニアとGHCジュニアを「統一してもいいと思ってる」と語っている小峠は、「チャンピオンが多いのが気になったんで。強さしっかり見せたいなと思って」と改めて説明。同門のリッジウェイも12・3後楽園大会でGHCジュニア王者・HAYATAに挑戦するだけに、同門対決によるダブルタイトル戦も視野に入れ「まずはチームとして、肩を並べるチームが他にないくらいのシチュエーション作りたいですね」とSTINGERの栄華を思い描いた。

【試合後の小峠&鼓太郎&リッジウェイ】
――各王座戦に向けた前哨戦はSTINGERが連勝中だが?

▼鼓太郎「よく見てみろよ。あいつらがベルト巻いたって、全然似合わねえじゃねーか。あいつらはな、ベルトを巻いて自分たちの価値を上げてるんだよ。俺と小川さんの時は、あのベルトを巻くことによって、ベルトの価値を上げていってた。まったく違うから。ベルトがかわいそうだよ」

――小峠選手は原田とのIPWジュニア王座戦が目の前だが?

▼小峠「いや、別に。“ジュニアタッグ"がんばります」

――特に原田に対して思うことはない?

▼小峠「はい。IPWチャンピオンとして、良い試合します」

――ベルトを統一しても良いかも…とは言っていたが?

▼小峠「はい、それはそうですね。チャンピオンが多いのが気になったんで。強さしっかり見せたいなと思って」


――リッジウェイがGHCジュニアをHAYATAから獲れば、同門対決でのW王座戦も可能となりそうだが?

▼小峠「そうですね。チーム全員が目標持って、役割も出てきてると思うんで。まずはチームとして、肩を並べるチームが他にないくらいのシチュエーション作りたいですね」

――リッジウェイ選手もベルトを獲ったらWタイトル戦の可能性もあるが?

▼リッジウェイ「やってみたいね。フレンドリー・マッチになるだろうから、その時はお手柔らかに頼むよ(笑)」

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